科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
西洋文化論教職特別講義/Special Lecture for Teacher Training on Western Languages and Cultures |
---|---|
授業コード /Class Code |
J012051001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
|
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(後期)/TUE4(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
長谷川 弘基/HASEGAWA HIROKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
---|---|
長谷川 弘基/HASEGAWA HIROKI | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
---|---|
授業の目的 /Class Purpose |
この授業は英語の専修免許取得を目指す学生のために開講され、DP1「専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる」とDP3「将来にわたって文化と学問への関心をもちつづけ、多様な実践現場の人々と協働して、高い倫理観と専門性にもとづいた貢献を果たすことができる」に基づいて展開される。この授業ではJohn Deweyの教育論を主な考察対象とし、講義を通してその本質を理解し、その現代的意義について検討する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1 John Deweyの教育哲学の本質を理解する。 2 経験主義的教育の今日的意義について考察する。 3 語学教育への反映可能性を検討する。 |
授業のキーワード /Keywords |
John Dewey、教育、経験主義、プラグマティズム、語学教育 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
John Deweyの古典的著作であるExperience and Educationの精読を通し、Deweyの教育哲学の特徴について解説を加える。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
授業中は英語のテクストを利用するが、Deweyの著作は全て翻訳されているので、必要であれば翻訳を利用してもよい。また、多くの解説書も利用できる。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業前に精読の対象箇所を読むために毎週2時間ほどの予習、そして授業後に1時間ほどの復習が必要となる。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業時間の前半はテクストの精読に当てられているので、演習のようにしばしば回答を求められる。その回答も評価対象となる。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業中の質疑応答が50%。その都度口頭で評価する。 学期末にレポートを課す。Deweyの教育学に関する理解度と、テクストの理解度を評価対象とする。レポートは後日コメントを付して返却する。 |
テキスト /Required Texts |
John Dewey: Experience and Education (事前に各自で用意すること。ネットでも入手可能) |
参考図書 /Reference Books |
多岐に渡るので、その都度授業中に指示する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | イントロダクション | プラグマティズムとDeweyの教育学を概観する。 | |
2 | 2 | Traditional vs. Progressive Education #1 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
3 | 3 | Traditional vs. Progressive Education #2 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
4 | 4 | The Need of a Theory of Experience | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
5 | 5 | Criteria of Experience | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
6 | 6 | Social Control | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
7 | 7 | The Nature of Freedom | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
8 | 8 | これまでのまとめ | これまでに触れた教育学的問題点を整理する。 | |
9 | 9 | The Meaning of Purpose |
該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
10 | 10 | Progressive Organization of Subject-Matter #1 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
11 | 11 | Progressive Organization of Subject-Matter #2 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
12 | 12 | Experiences—The Means and Goal of Education #1 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
13 | 13 | Experiences—The Means and Goal of Education #2 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
14 | 14 | Experiences—The Means and Goal of Education #3 | 該当箇所の本文を精読し、その内容を吟味した上で、その今日的意義を問う。 | |
15 | 15 | 全体のまとめ | Deweyの教育学の今日的意義を確認する。 |