科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
人間形成論専門講義Ⅱ/Advanced Lecture on Human Development Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
J011861001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 豊久/INOUE TOYOHISA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 豊久/INOUE TOYOHISA | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業および遠隔授業併用) |
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授業の目的 /Class Purpose |
DP1「専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる」、ことを目的とし、乳幼児から高齢者にいたる人間形成についてのテーマを中心に、参加型の学習についての問題意識を培う。今期は、生涯学習論の中でも、先端的な学習理論に焦点を当て、世界の学習理論の先端的な研究について、講義を行います。その成果として、人間形成に関わる専門知識とスキルを習得し、高度な課題解決能力と、研究者としての高い倫理性や協働的な力を身につけ、科学的・社会的態度の形成を目指します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)人間形成の各段階の発達課題への問いを持つことができる、(2)研究のスキルを習得できる、(3)各テーマについての専門的知識を習得できる。特にこの講義から、先端的な学習理論についての認識を深めることにより、広い国際的な研究の視点を持つことができるようになる。 |
授業のキーワード /Keywords |
人間形成論研究、教育の現代的課題 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教育学に関するテーマを決めて説明・論議するととともに、レポート提出と検討・添削等により、受講生のテーマに即して、重要な文献を紹介しつつ、関連文献情報の収集スキルや研究法のスキルを指導し、研究者としての基本的な知識とスキルを学んでいく |
履修するにあたって /Instruction to Students |
自律的な研究を求める |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
課題について各回180分以上の各回のテーマに関連した自宅研究を行う |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
(1)毎回,主題についてのミニッツレポートを作成。(2)定期的にまとめと補足を加えた情報整理の中間レポートを提出。(3)期末に総括評価のための課題達成レポートを提出。提出物は成績評価に反映させるほか、適宜、匿名にて論評を行う。毎回小レポートを課し、前回のミニッツレポートの説明・検討でフィードバックする。実施するレポート等はフィードバックして学習を多面的に深く考察する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回のレポート15回(50%),中間課題レポート1回(25%),最終課題レポート(25%)の総合判断。 評価基準は論文記述の適切性、先行研究分析内容、論理性・客観性、独自性である。 |
テキスト /Required Texts |
特になし |
参考図書 /Reference Books |
随時提示 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義の目標、内容と方法、評価の説明 | |
2 | 第2回 | 教育研究について | 国内外の教育的課題を概観する | |
3 | 第3回 | 21世紀の学習環境 | 学習環境の研究枠組みを考える | |
4 | 第4回 | 学習概念の発展 | 20世紀の学習理論と基本的な概念を整理し、学習の最新的な理解を行う | |
5 | 第5回 | 学習の認知的な視点 | 学習の認知的アプローチを論じる | |
6 | 第6回 | 学習への動機付け | 学習への動機付け、特に、人間の感情が果たす役割を考える | |
7 | 第7回 | 脳や心の学習 | 遺伝や経験、脳や心の学習が言葉や数学的思考に及ぼす影響を考える | |
8 | 第8回 | 形成的なアセスメント | 総括的評価に対する形成的アセスメントの重要性と意義を考える。 | |
9 | 第9回 | 共同学習1 | 教育方法として近年重視される共同学習の理論と方法を考える | |
10 | 第10回 | 共同学習2 | 共同学習の多様な方法を学びながら、共同学習の効果や成果を考える | |
11 | 第11回 | テクノロジーを活用した学習 | 人がテクノロジーを利用してどのように学ぶのか、その支援と成果、問題点を考える | |
12 | 第12回 | 調べ学習 | 調べ学習の歴史的な視点や学習の重要性を考える | |
13 | 第13回 | サービスラーニング | 学校環境としての地域との交流学習や、生徒の地域参加がもたらす教育的意義や効果を考える | |
14 | 第14回 | 家庭と学校のパートナーシップ | 家族が学習者に及ぼす影響、学校の成果の家族への影響を考える | |
15 | 第15回 | まとめ | 上記の検討を通じて、学習の実践的な研究はイノベーティブな学習環境の創出をめざしている。世界各国でのその状況について、総括的に考える |