科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
民法特殊講義Ⅱ/Advanced Lecture on Civil Law Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
J011091001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水4(前期)/WED4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
増成 牧/MASUNARI MAKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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増成 牧/MASUNARI MAKI | 法学部/Law |
授業の方法 /Class Format |
受講者の数は多くないと予想されるので、参加者全員が自由に発言して議論を深めるような「演習形式」を予定。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、法学研究科DPに示す、実社会や法実務において応用することができる高度な専門的知識を修得し、それを実践的な問題解決に生かすことができるようになることを目指し、次のような学修を行うものである。 すなわち、民法に関する比較的近時の本格的な論文を参加者全員で熟読・批判・検討することを通して、民法を歴史、理論的側面から考察するとともに、解釈論的問題について深めたい。最終的には、高度な専門的知識の修得とそれを実践的に活かす能力とを高めていきたい。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
授業で検討する論文を通して、 民法のどこにどのような問題があるのかを説明することができる。 判例と学説が、その問題に対してどのように対してきたかについて説明することができる。 自分自身としては、その問題について、どのように考えるべきかを明らかにすることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
民法に関する本格的論文を受講生全員で読み解き、検討していくスタイルをとりたい。 授業で検討する論文については、参加者の希望を聞いて確定したいが、 候補としては、次のものがある。 北居功「売主瑕疵担保責任と危険負担の関係(1)~(4)」法学研究69巻5号39頁以下連載 野澤正充「瑕疵担保責任の比較法的考察(1)~(9)」立教法学73号33頁以下連載(野澤正充『契約法の新たな展開』(日本評論社、2022)2~389頁) 松尾弘「物権変動における「対抗の法理」と「無権利の法理」の間(1)~(4・完)」慶応法学6号371頁以下連載 北山修吾「契約の解釈と契約法理論(1)~(4)未完」成蹊法学84号29頁以下連載 あるいはプランBとして、債権法改正をより深く学べる次のテキストの使用も考えられる。 磯村保『事例でおさえる民法』(有斐閣、2021)3000円+税 ⇐この書籍を使用する場合は各自で購入していただくことになる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
予習として、それぞれの回の授業でとりあげる論文の範囲を熟読する。3時間 復習として、授業の内容を振り返り、要約し整理する。30分 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
必要に応じて授業中に指示します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の授業での質問に対する応答、発言をもとに評価する。(100%) |
テキスト /Required Texts |
特に指定しない。 |
参考図書 /Reference Books |
授業の際に必要に応じて紹介する。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | テーマの確定 | 本特特殊講義で検討する論文を確定したい。 担当者からもいくつか紹介するが、受講者からの希望も考慮する。 |
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2 | 第2回 | 論文の検討1 |
とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 |
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3 | 第3回 | 論文の検討2 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
4 | 第4回 | 論文の検討3 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
5 | 第5回 | 論文の検討4 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
6 | 第6回 | 論文の検討5 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 |
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7 | 第7回 | 論文の検討6 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
8 | 第8回 | 論文の検討7 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
9 | 第9回 | 論文の検討8 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 |
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10 | 第10回 | 論文の検討9 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
11 | 第11回 | 論文の検討10 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 |
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12 | 第12回 | 論文の検討11 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
13 | 第13回 | 論文の検討12 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
14 | 第14回 | 論文の検討13 | とり上げることにした論文を参加者全員で正確に理解しつつ検討する。 | |
15 | 第15回 | まとめ | 論文の検討を通して得られたこと、なお解決・解明が必要なことを整理し、今後の課題を明らかにする。 |