シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/07/24 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
高齢者福祉特論 【総リ/修士】/Elderly Welfare
授業コード
/Class Code
J010531001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火6(後期)/TUE6(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
水上 然/MIZUGAMI TSUZURU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
水上 然/MIZUGAMI TSUZURU 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
テキスト、論文、行政資料などをまとめ理解を深めると共に、ディスカッションを行う。受講者は少人数であり、学生との相談の上、対面もしくは遠隔での演習形式の授業となる。
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、高齢者の福祉の施策の流れと、高齢者の地域支援について学ぶ科目である。専門科目の選択科目であり、専門科目の必修科目である『総合福祉実践特論演習』『総合福祉実践特別研究』への導入科目として位置づけられる。
本科目では、日本における高齢者施策の流れを理解すると共に、高齢者福祉の現状と課題について考察することを目的とする(DP2)。この科目の主担当者は高齢者支援領域で10年間の業務経験を有している。実務経験のある教員であるので、より実践的な観点から高齢者福祉について解説をする。 
到 達 目 標
/Class Objectives
本講義の到達目標は下記の通りである。
①高齢者福祉の発展について、時代背景を含め理解し、説明できる。
②介護保険法の導入の背景を理解し、課題を含め、説明できる。
③介護保険法の改正について理解し、問題点について、整理できる。
④地域包括ケアと地域支援事業の概要を理解し、説明できる。
⑤認知症施策について理解し、説明できる。
⑥高齢者の権利擁護施策について理解し、説明できる。
⑦今後の高齢者社会について考えを述べることができる。
授業のキーワード
/Keywords
高齢者福祉、地域包括ケア、地域支援事業、権利擁護、認知症
授業の進め方
/Method of Instruction
テーマに沿った課題を提出する。教員が指定した行政資料、論文、テキストなどを読みまとめる。それらをもとに演習を行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
大学院の講義であるため、教員とのディスカッションを重視する。制度施策に関する問題意識を持って授業にのぞんで欲しい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義の他、課題作成に1時間、復習に1時間程度。
厚生労働省のホームページで公開される介護保険に関するドキュメントについての情報収集を行うこと。日本社会福祉学会が発行する学会誌「社会福祉学」に掲載される高齢者関連の論文等を読んで、最新の研究動向をチェック行うなど。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義の最初に課題を提出する。課題については、講義内で教員が個別に学生にフィードバックを行い、適宜学生からの質疑を受け付ける。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
課題レポート50% ディスカッションの内容50%
テキスト
/Required Texts
適宜指示する。
参考図書
/Reference Books
「よくわかる地域包括ケア」
隅田 好美/藤井 博志/黒田 研二【編著】
ミネルヴァ書房(2018)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 高齢者福祉の発展 老人福祉法の成立から基礎構造改革までを学ぶ
2 第2回 介護保険導入の背景 介護保険導入の背景と意義を学ぶ
3 第3回 介護保険導入後の展開 介護保険導入後の高齢者福祉の変化を学ぶ
4 第4回 地域包括ケアと地域支援事業 地域支援事業について学ぶ
5 第5回 認知症施策の流れ 国の認知症施策と「認知症にやさしいまちづくり」について学ぶ
6 第6回 高齢者の権利擁護施策 高齢者の権利擁護施策全般について学ぶ
7 第7回 高齢者虐待の防止について 高齢者虐待防止について学ぶ
8 第8回 高齢者福祉の今後の展開について 高齢者社会を支える仕組みについて考える

科目一覧へ戻る