科目一覧へ戻る | 2025/05/07 現在 |
開講科目名 /Class |
身体機能・運動解析学特論B 【総リ/修士】/Analysis of Motor Function B |
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授業コード /Class Code |
J010331001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火6(前期)/TUE6(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
小阪 嘉之/KOSAKA YOSHIYUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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加藤 雅子/KATO MASAKO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
小阪 嘉之/KOSAKA YOSHIYUKI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
南 哲/MINAMI SATOSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
オンデマンド授業を予定しているが対面式授業の可能性もあり、選択した学生に追って連絡します |
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授業の目的 /Class Purpose |
カリキュラムポリシー1,2,3および全学ディプロマポリシー1に基づき、身体機能・運動解析に関する知識を習得することを目的とします。授業では「小児の発達」について概説して議論していきたいと考えています。乳幼児期というのは特に目覚ましい発達を遂げる時期であり、何らかの要因でその正常な発達が障害されると、その後の人生に大きなハンディキャップを抱えることにつながることがあります。それらをりかいするためには、まず小児の正常な発達を十分に理解したうえで、それを障害する因子(疾患や病態)や治療についても理解を深めることを目指します。なお講義を担当する教官はいずれも種々の職種(医師・作業療法士・理学療法士)で、発達支援の現場に接する立場で、それぞれが自身の専門領域を中心に、基礎から臨床応用までを講義していく予定である。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)正常の小児の発達過程を説明できる (2)発達を障害する可能性のある疾患・病態について理解する (3)支援が必要な小児について、その状況を正しく評価して、支援計画を立てることができる |
授業のキーワード /Keywords |
(1)精神・運動発達 (2)脳性まひ (3)小児がん (4)血友病 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
教官は One driveに資料と課題を提示する。受講生は、それらの資料を参考に学習を進め、課題に対してレポートを提出する。受講生は質問や感想・意見をメールにて教官に連絡することができる。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
特別な履修要件はありません |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
シラバスは必ず一読しておくこと。次回の授業までに前回に学習したことを復習しておくこと(30分~1時間程度以上)が望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各教官が1つずつ課題を出す。合計3つの課題となり、それらに対してレポート提出を求める。受講生はそれらをメールにて提出する。なお課題に対するフィードバックはメールを通じて行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
3つの課題レポートの総合成績で評価する。評価は100点満点で採点し、60点以上であれば合格とする。 |
テキスト /Required Texts |
特に定めない |
参考図書 /Reference Books |
授業中に挙げることがある |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 小児の成長・発達 | 小児の正常な身体的発達や思春期についても理解して概説できる。 | |
2 | 第2回 | 疾患論(1)血友病 | 血友病の病態と出血時および血友病関節症に対するリハビリテーションの重要性について理解する | |
3 | 第3回 | 疾患論(2)小児がん | 小児がんの急性期および晩期合併症とそれに対するがんリハビリテーションの必要性について理解する | |
4 | 第4回 | 小児の成長・発達 (2) | 運動マイルストーンからみた定型発達を説明し、議論できるようにする。 | |
5 | 第5回 | 小児の成長・発達 (3) | 原始反射、姿勢反射、立ち直り反射について説明し、議論できるようにする。 | |
6 | 第6回 | 疾患論 (3) | 作業療法の立場から脳性麻痺を理解し、議論できるようにする。 | |
7 | 第7回 | 疾患論 (4) | 理学療法の立場から脳性麻痺を理解し、議論できるようにする。 | |
8 | 第8回 | 疾患論 (5) | 筋ジストロフィー症の治療について説明し、議論できるようにする。 |