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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/18 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
脳・精神・神経機能解析学特論A 【総リ/修士】/Analysis of Neuropsychiatry A
授業コード
/Class Code
J010291001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木6(前期)/THU6(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
阪井 一雄/SAKAI KAZUO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
阪井 一雄/SAKAI KAZUO 作業療法学科/Occupational Therapy
中前 智通/NAKAMAE TOSHIMICHI 作業療法学科/Occupational Therapy
森川 孝子/MORIKAWA TAKAKO 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
阪井担当分、中前担当分共に、on demand の遠隔講義とします。
4月及び5月の木曜日に時間割上講義を張り付けているが、その日に登校しても対面の講義は無いので、注意するように。


授業の目的
/Class Purpose
この講義では、ディプロマポリシー①人と社会を見据える広く深い学識を備え、教育・研究・職を担うための知識や技能を身につけている。(知識・技能)、③の基礎的能力として、先行研究や文献を広く学び、その上で考察を進めるという研究方法を身につけている。(思考・判断・表現)ことを実現するために、脳の障害に起因する、精神障害、運動機能障害、認知機能障害等について、学士過程において習得すべき知識は、完全に理解することを前提とする。これらの知識を前提にして、精神症状、運動症状、認知機能障害の脳局在、薬理学的治療、非薬理学的治療について現在進行中の議論を批判的に理解し、今後の研究において、現在前提となっていること、現在明らかになっていないことを峻別する。
到 達 目 標
/Class Objectives
脳機能障害について、その原因や要因、神経病理・精神病理過程、種々の症状の出現の原因や要因、その生物学的あるいは非生物学的治療法について、現在までに明らかになっている知見と、現在の議論の焦点を理解し、自らの研究が答えようとしている疑問を明確化詳細化し、それに基づいて研究計画を立てることを目標とする。、
授業のキーワード
/Keywords
精神医学 認知症 リハビリテーション
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義時間以外に、レポート提出など1時間程度の自習時間を想定している。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義内容について予習復習各60分程度
各講師の担当分に対し、講義で学習したことを、A41枚に40字×40行(wordの設定(半角)で40字)のページ設定で、各教員に電子メールで提出すること。(阪井分1枚、中前分1枚)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義内容についてのレポート提出を課題とする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポートの内容で評価する。
その他、教員への質問の内容などに評価すべき点があれば加点する。
テキスト
/Required Texts
指定図書は特にない。
必要であれば資料はその都度配布する。
参考図書
/Reference Books
特に指定しない。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 認知症の概念とその分類 第1回~4回まで、担当 阪井 一雄
認知症の定義、認知症と経度認知障害Mild Cognitive Impairment 等の周辺概念との関連について学びます。
2 第2回 アルツハイマー病の概念、症状、診断、評価と治療 アルツハイマー病の定義、臨床診断の方法、検査結果、症状、治療について学びます。
3 第3回 アルツハイマー病以外の変性性認知症の原因、診断、治療 レビー小体型認知症、前頭側頭変性症、等のアルツハイマー病以外の変性性認知症の定義、症状、診断、治療等について学びます。
4 第4回 統合失調症に対するリハビリテーション 第4回から6回: 担当 中前 智通         統合失調症の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について解説や動画を通して学びます。
5 第5回 うつ病に対するリハビリテーション うつ病の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について,解説や動画を通して学びます。
6 第6回 神経症圏の疾患に対するリハビリテーション 神経症圏の疾患(不安障害,摂食障害,強迫障害など)の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について,解説や動画を通して学びます。
7 第7回 認知行動理論  の基礎 第7回 第8回: 担当 森川 孝子
ひとの感情に影響を与える、ものごとのとらえ方としての認知について考察する。
8 第8回 認知行動理論 の展開 認知行動療法により、心身を健康に保つための介入方法について考察する。

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