科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
脳・精神・神経機能解析学特論A 【総リ/修士】/Analysis of Neuropsychiatry A |
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授業コード /Class Code |
J010291001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
木6(前期)/THU6(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
阪井 一雄/SAKAI KAZUO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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阪井 一雄/SAKAI KAZUO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
中前 智通/NAKAMAE TOSHIMICHI | 作業療法学科/Occupational Therapy |
森川 孝子/MORIKAWA TAKAKO | 作業療法学科/Occupational Therapy |
授業の方法 /Class Format |
阪井担当分、中前担当分共に、on demand の遠隔講義とします。 4月及び5月の木曜日に時間割上講義を張り付けているが、その日に登校しても対面の講義は無いので、注意するように。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この講義では、ディプロマポリシー①人と社会を見据える広く深い学識を備え、教育・研究・職を担うための知識や技能を身につけている。(知識・技能)、③の基礎的能力として、先行研究や文献を広く学び、その上で考察を進めるという研究方法を身につけている。(思考・判断・表現)ことを実現するために、脳の障害に起因する、精神障害、運動機能障害、認知機能障害等について、学士過程において習得すべき知識は、完全に理解することを前提とする。これらの知識を前提にして、精神症状、運動症状、認知機能障害の脳局在、薬理学的治療、非薬理学的治療について現在進行中の議論を批判的に理解し、今後の研究において、現在前提となっていること、現在明らかになっていないことを峻別する。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
脳機能障害について、その原因や要因、神経病理・精神病理過程、種々の症状の出現の原因や要因、その生物学的あるいは非生物学的治療法について、現在までに明らかになっている知見と、現在の議論の焦点を理解し、自らの研究が答えようとしている疑問を明確化詳細化し、それに基づいて研究計画を立てることを目標とする。、 |
授業のキーワード /Keywords |
精神医学 認知症 リハビリテーション |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
講義時間以外に、レポート提出など1時間程度の自習時間を想定している。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義内容について予習復習各60分程度 各講師の担当分に対し、講義で学習したことを、A41枚に40字×40行(wordの設定(半角)で40字)のページ設定で、各教員に電子メールで提出すること。(阪井分1枚、中前分1枚) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
講義内容についてのレポート提出を課題とする。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
レポートの内容で評価する。 その他、教員への質問の内容などに評価すべき点があれば加点する。 |
テキスト /Required Texts |
指定図書は特にない。 必要であれば資料はその都度配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
特に指定しない。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 認知症の概念とその分類 | 第1回~4回まで、担当 阪井 一雄 認知症の定義、認知症と経度認知障害Mild Cognitive Impairment 等の周辺概念との関連について学びます。 |
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2 | 第2回 | アルツハイマー病の概念、症状、診断、評価と治療 | アルツハイマー病の定義、臨床診断の方法、検査結果、症状、治療について学びます。 | |
3 | 第3回 | アルツハイマー病以外の変性性認知症の原因、診断、治療 | レビー小体型認知症、前頭側頭変性症、等のアルツハイマー病以外の変性性認知症の定義、症状、診断、治療等について学びます。 | |
4 | 第4回 | 統合失調症に対するリハビリテーション | 第4回から6回: 担当 中前 智通 統合失調症の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について解説や動画を通して学びます。 | |
5 | 第5回 | うつ病に対するリハビリテーション | うつ病の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について,解説や動画を通して学びます。 | |
6 | 第6回 | 神経症圏の疾患に対するリハビリテーション | 神経症圏の疾患(不安障害,摂食障害,強迫障害など)の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について,解説や動画を通して学びます。 | |
7 | 第7回 | 認知行動理論 の基礎 | 第7回 第8回: 担当 森川 孝子 ひとの感情に影響を与える、ものごとのとらえ方としての認知について考察する。 |
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8 | 第8回 | 認知行動理論 の展開 | 認知行動療法により、心身を健康に保つための介入方法について考察する。 |