シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/03/18 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
脳・精神・神経機能解析学特論A 【総リ/修士】/Analysis of Neuropsychiatry A
授業コード
/Class Code
J010291001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木6(前期)/THU6(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
阪井 一雄/SAKAI KAZUO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
尾嵜 遠見/OSAKI TOHMI 作業療法学科/Occupational Therapy
阪井 一雄/SAKAI KAZUO 作業療法学科/Occupational Therapy
中前 智通/NAKAMAE TOSHIMICHI 作業療法学科/Occupational Therapy
森川 孝子/MORIKAWA TAKAKO 作業療法学科/Occupational Therapy
授業の方法
/Class Format
阪井担当分、中前担当分共に、on demand の遠隔講義とします。
4月及び5月の木曜日に時間割上講義を張り付けているが、その日に登校しても対面の講義は無いので、注意するように。
尾嵜担当分については、今年度からになるので、登録後
osaki@reha.kobegakuin.ac.jp
まで確認のこと。
森川担当分についても、
morikawa@reha.kobegakuin.ac.jp
まで確認のこと。




授業の目的
/Class Purpose
この講義では、ディプロマポリシー①人と社会を見据える広く深い学識を備え、教育・研究・職を担うための知識や技能を身につけている。(知識・技能)、③の基礎的能力として、先行研究や文献を広く学び、その上で考察を進めるという研究方法を身につけている。(思考・判断・表現)ことを実現するために、脳の障害に起因する、精神障害、運動機能障害、認知機能障害等について、学士過程において習得すべき知識は、完全に理解することを前提とする。これらの知識を前提にして、精神症状、運動症状、認知機能障害の脳局在、薬理学的治療、非薬理学的治療について現在進行中の議論を批判的に理解し、今後の研究において、現在前提となっていること、現在明らかになっていないことを峻別する。
到 達 目 標
/Class Objectives
脳機能障害について、その原因や要因、神経病理・精神病理過程、種々の症状の出現の原因や要因、その生物学的あるいは非生物学的治療法について、現在までに明らかになっている知見と、現在の議論の焦点を理解し、自らの研究が答えようとしている疑問を明確化詳細化し、それに基づいて研究計画を立てることを目標とする。、
授業のキーワード
/Keywords
精神医学 認知症 リハビリテーション
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
講義時間以外に、レポート提出など1時間程度の自習時間を想定している。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義内容について予習復習各60分程度
各講師の担当分に対し、講義で学習したことを、A41枚に40字×40行(wordの設定(半角)で40字)のページ設定で、各教員に電子メールで提出すること。(阪井分1枚、中前分1枚)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
講義内容についてのレポート提出を課題とする。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポートの内容で評価する。
その他、教員への質問の内容などに評価すべき点があれば加点する。
テキスト
/Required Texts
指定図書は特にない。
必要であれば資料はその都度配布する。
参考図書
/Reference Books
特に指定しない。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 認知症の概念とその分類 第1回~2回まで、担当 阪井 一雄
認知症の定義、認知症と軽度認知障害Mild Cognitive Impairment 等の周辺概念との関連について学びます。
2 第2回 認知症の概念、症状、診断、評価と治療 アルツハイマー病等の認知症の定義、臨床診断の方法、検査結果、症状、治療について学びます。
3 第3回 統合失調症に対するリハビリテーション 第3回から4回: 担当 中前 智通         統合失調症の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について解説や動画を通して学びます。
4 第4回 うつ病に対するリハビリテーション うつ病の概念,症状,行動特性及びそのリハビリテーションの概要について,解説や動画を通して学びます。
5 第5回 認知行動理論の基礎と展開 第5回 第6回: 担当 森川 孝子
ひとの感情に影響を与える、ものごとのとらえ方としての認知について考察する。
6 第6回 精神・心理学的評価尺度と研究での実際について 研究で用いられる精神・心理学的評価尺度について概説し、臨床や研究での用い方について学びます。
7 第7回 認知症予防に関する最新知見 第7回~第8回 担当 尾嵜遠見
国内外で実施された認知症予防に関するRCTやreviewについて学習し、自らの研究課題との関連を考察する。
8 第8回 地域介入研究の進め方 特に高齢期の公衆衛生に関し、地域介入研究を行う上での評価(認知機能、身体機能、社会的状況など)や研究マネジメントについて学習し、自らの研究課題との関連を考察する。

科目一覧へ戻る