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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
情報処理ワークショップⅠ/Workshop in Information Processing Ⅰ
授業コード
/Class Code
J008211001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木4(前期)/THU4(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
橋本 貴/HASHIMOTO TAKASHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
橋本 貴/HASHIMOTO TAKASHI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
講義&演習(対面)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、人間文化学研究科修士課程DP (知識・技能)の1に関わります。

本科目では、論文執筆のために必要な情報リテラシー、具体的な情報検索の方法、データの処理に関する基礎的な知識・技能を身につけることを目的として講義と演習を行います。
また、この科目の担当者は、文書情報管理士、公認デジタルアーキビストの資格を持ち、企業において資料保存、文書情報管理、デジタルアーカイブ構築などの実務に携わっている実務経験のある教員です。実務経験から得た情報処理における知見や専門的技術についても積極的に講義内容に取り入れて、受講者がより実践的な知識と技術を修得できるようわかりやすく伝えていく予定です。
到 達 目 標
/Class Objectives
①信頼できる情報を検索し、整理したうえで、適切に使用できる。
②Microsoft Office 365(Word、Excel)を中心に研究に必要なソフトの基本操作を身につけ、課題作成ができる。
③自ら集めた情報をもとに、参考文献リストを作成できる。
授業のキーワード
/Keywords
情報検索、データベース、参考文献、情報リテラシー、Microsoft Office 365、テキストエディター、生成AI
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を通じて情報検索に必要なデータベースの基礎知識と操作方法、情報リテラシーやソフトウェアの基本操作について学びます。そのあと実際にオンラインデータベースを使った文献やデータの情報検索と、得られたデータの利用・整理の実習をおこないます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
本科目では、レポートや論文の執筆に必要な情報検索の基礎知識と得られたデータを利用するための基本的な操作スキルの習得を目指します。ICT実習I/IIを履修している受講生を想定していますが、受講者の知識・習熟度にあわせて進捗や課題などを調整する予定です。事前に必要となる特別な知識や技術は必要ありませんが、授業には主体的に参加してもらいます。
またインターネットとPCを利用した講義なので学内情報システムのアカウントが毎時間必ず必要となります。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義後には、配布された資料や引用された文献を見返すとともに学習した操作内容を各自でスムーズに行えるように練習すること(1週あたり1時間程度)。また、授業の進捗に合わせて適宜課す課題の準備をおこなうこと(1週あたり1時間程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、講義内容の理解度、学習した操作内容の習得度を確認するための課題を提出してもらう。また授業の進捗に応じて適宜実習課題を課す。
提出された課題に対するフィードバックとして各課題ごとに完成見本、模範解答例などを提示し、特に注意すべき点などを次回以降の授業内で解説を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
1. 毎回の授業での提出物30%(完成度、理解度)
2. 適宜課す実習課題40%(完成度、理解度)
3. 授業への主体的な取り組み30%(講義内容の理解度、学習した操作内容の習得度、課題への準備、復習)
テキスト
/Required Texts
神戸学院大学情報支援センター編. 情報活用の基礎 : -これだけは知っておきたいコンピューターの使い方-, 2024年度版. 2024年, PDF版.

その他各種オンラインのリソースを使用する。
参考図書
/Reference Books
吉井隆明, 森美由紀. 原田智子編. 検索スキルをみがく 検索技術者検定3級 公式テキスト. 第2版, 樹村房, 2018, 147p. 監修 一般社団法人情報科学技術協会.
その他適宜オンラインのリソースを紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 イントロダクション 授業の概要や評価方法、今後のスケジュールなどについて確認する。
2 第2回 研究分野・対象およびPC操作スキルの確認 受講者の研究分野・対象およびPCの操作スキルの習熟度を確認し以降の授業での講義・実習の方向をさだめる。
3 第3回 情報検索の基本① 情報検索とはどういうことかを学ぶ。
4 第4回 情報検索の基本② データベースの基本的な仕組みについて学ぶ。
5 第6回 情報検索の基本③ データベースの基本的な操作について学ぶ。
6 第5回 情報検索の基本④ インターネット、Webの基本的な仕組みについて学ぶ。
7 第7回 情報検索の基本⑤ サーチエンジンの基本的な仕組みとその操作の基本を学ぶ。
8 第8回 情報の取り扱い① 参考文献リストの作成方法、引用方法について実習を通して学ぶ。
9 第9回 情報の取り扱い② 図書の検索について実習を通して学ぶ。
10 第10回 情報の取り扱い③ 雑誌記事(論文)の検索について実習を通して学ぶ。
11 第11回 情報の取り扱い④ 統計資料の検索について実習を通して学ぶ。
12 第12回 情報の取り扱い⑤ 新聞記事の検索について実習を通して学ぶ。
13 第13回 情報の取り扱い⑥ 検索結果の評価の手法について実習を通して学ぶ。
14 第14回 情報の取り扱い⑦ 検索結果の利用の一般的なルールと仕組みについて学ぶ。
15 第15回 学習到達度確認 授業全体をふりかえり、重要な点をまとめる。

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