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| 科目一覧へ戻る | 2026/02/04 現在 |
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開講科目名 /Class |
人間形成論特殊講義Ⅱ/Special Lecture on Human Development Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
J007321001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
修士/ |
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年度 /Year |
2026年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
火5(後期)/TUE5(AUT.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
水谷 勇/MIZUTANI ISAMU |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 水谷 勇/MIZUTANI ISAMU | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
教育学、教育実践史、教育思想史、教育社会学に大きな足跡を残した中内敏夫の業績(研究内容、研究方法)に学びつつ、教育学、教育研究の今後を展望する講義を目指しています。研究科ディプロマポリシーに沿って、高い倫理性と強固な責任感をもって継続的に研究に取り組み、多様な人々と協働して学会や専門分野で理論や応用に重要な貢献を行うことができる力量形成を目指します。研究科DP1および、2、3の達成を目指して着実な力量形成を図ります。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
中内敏夫の業績(研究内容・研究方法)を理解し、受講生自身の研究にいかす方途を探ります。とりわけ、その研究方法の独自性・卓越性を理解し、自らのものとすることを通して、受講生の教育学に対する深い見識と研究能力の向上を図り、このことをとおして、研究科DPの達成を図ります。 |
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授業のキーワード /Keywords |
中内敏夫教育学、匿名の教育史、教育の民衆心性、学校改造論、家族の人づくり |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストを用いた講義を中心にしつつも、講師の研究成果に基づき追記事項を随所に入れ込み、学生の主体的学びを誘発しながら、人間形成の理論と研究方法についての理解を深め、研究能力の形成・向上を図ります。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
初回を除き、事前・事後の学習として3時間以上の学習を求めます。配付資料を事前に読んでくることはもちろんとして、問題意識をもっと課題に取り組み、研究力量向上に日常的に取り組んでください。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
各回180分程度の自宅研究が必須です。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回小レポートを課し、次の授業の冒頭で添削してフィードバックします。最終レポートについても、添削して、研究力量が向上するようにアドバイス・フィードバックします。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の小レポート(30%)と最終レポート(70%)で総合的に評価します。最終レポートは修士論文の予備原稿に値するするレベルのものに仕上げてください。 |
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テキスト /Required Texts |
中内敏夫著作集(全8巻)藤原書店 必要部分はすべてコピーして配布します |
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参考図書 /Reference Books |
中内敏夫著作集(全8巻)藤原書店 中内敏夫ほか『人間形成論の視野』大月書店 このほか、講義中に適宜指示する。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業概要の説明、研究倫理についても確認する | |
| 2 | 第2回 | 「教育」的なものの概念 | 人間形成のシュシュの技について考察し、その一つとしての「教育」的なものについて考察し、深めます。 | |
| 3 | 第3回 | 目標と評価を結ぶ | 中内の教育目標・評価論を批判的に学ぶ。 | |
| 4 | 第4回 | 教材と施設の世界 | 中内の教材。教具論を学び、さらに、教育環境たる施設論Ⅱまで拡大敷衍していることの意義を理解する | |
| 5 | 第5回 | 指導過程と学習形態 | 中内の指導家庭・学習形態論を学ぶ | |
| 6 | 第6回 | 匿名の教育史 | 中内の民衆の教育に着眼した教育史研究の成果と研究姿勢・方法論を学ぶ | |
| 7 | 第7回 | これまでの中間総括 | これまでの学びを振り返り、不足を補う。 | |
| 8 | 第8回 | 日本の学校 ーー 制度と生活世界 | 勝田守一著として出版された中内の大学院生時代の研究成果である『日本の学校』を読み、研究成果と研究方法論を学ぶ | |
| 9 | 第9回 | 教育の民衆心性 | 中内が体制や制度の教育史ではなく、民衆の教育実態の解明に注力したことから派生した教育の民衆心性研究の成果から学ぶ。 | |
| 10 | 第10回 | 綴方教師の誕生 | 中内の博士論文である『生活綴方成立史研究』トソノゴの研究成果から綴り方教育が日本の教育と教育実践の特殊性を生み出してきた事実とその成立の背景を中内の研究成果から学ぶ。 | |
| 11 | 第11回 | 学校改革論の深層 | 大正新教育に端を発し、その後も日本的教育としての発展と挫折を繰り返してきた学校改造論について中内の研究成果から学びつつ、水谷の研究成果を付言する。 | |
| 12 | 第12回 | 民衆宗教と教員文化 | 優れた教育が宗教団体や宗教人によって担われてきた事実に着目し、中内の研究成果を学ぶとともに、欧米の教育史Ⅱも目を向けて検討し、より高度で深い認識形成を図る。 | |
| 13 | 第13回 | 家族の人づくり | 中内が民衆の教育に目を向けたことにやって前近代社会では家族の人づくりがメインであったことがこれまで以上にクローズアップされた。その事実を深く知ると友の、これが現代の教育・人間形成にどのような影響を与え続けているのか、その変容を含め、学習し研究課題を提示する。 | |
| 14 | 第14回 | 後半部分のまとめと補足 | 後半部分のまとめと補足を行う | |
| 15 | 第15回 | 全体総括 | 全体総括と最終レポート課題の再確認を行う |