科目一覧へ戻る | 2024/07/29 現在 |
開講科目名 /Class |
人間環境論特殊講義Ⅰ/Special Lecture on Human Environment I |
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授業コード /Class Code |
J007071001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
火4(前期)/TUE4(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
金 益見/KIM IKKYON |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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金 益見/KIM IKKYON | 人文学科/Humanities |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義、ディスカッション、フィールドワーク、発表) |
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授業の目的 /Class Purpose |
前半は社会学の歴史と代表的な理論を紹介し、人間社会を考えていく上での社会学の基本的な考え方を学びます。 後半は、自分の関心につながる社会学理論を勉強した上で各自興味があるフィールドを見つけて、実際にフィールドワークを行なった結果を発表します。 講義を通して、人間文化学研究科ディプロマポリシーに掲げられた、「専門領域において獲得した知識と技能を学問上の研究課題や実社会の諸問題に対して的確に応用し、現代社会の多様な要求にこたえることができる」および「自ら発見した問題に対して、広い視野に立ち、さまざまな角度から検討を加え、その研究成果を学界および社会に還元することができる」能力を養います。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・社会学的視点を養う ・フィールドワーク力を養う ・学んだ理論を現代社会に当てはめ、構造や問題点を明らかにする力を養う |
授業のキーワード /Keywords |
方法論的個人主義、方法論的構造主義、社会病理、階層 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業は、前半は講義と後半は発表が中心です。 後半はフィールドワークに出かけて、その結果を発表していただきます。 発表する際は、発表用パワーポイント、発表の流れと関連資料等を整理したレジュメを作成してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
発表をすることも、発表を聞くことも同じくらい大切です。 自分の発表回も、そうでない回も、休まないでください。またやむを得ず休むときは必ず連絡をください。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
復習に必要な時間は1週あたり1時間ですが、発表前は3〜4時間を要することもあると思います。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回授業内容に関する課題を出し、出席カードに書いていただきます。 記入された内容の一部は、受講者の理解を深めるために、次の授業のはじめに共有します。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業(+フィールドワーク)への積極的な参加態度60%、発表40%で評価します。 評価基準は、授業への参加態度と積極性、発表内容です。 |
テキスト /Required Texts |
なし |
参考図書 /Reference Books |
回によって参考図書が異なりますので、授業中に参考文献表をまとめて(レジュメかPPで)表示します。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | これからの授業のやり方と研究倫理についてお話しします。 | |
2 | 第2回 | 社会学に何ができるのか | 「社会学に何ができるのか」ということを具体例を挙げながら説明し、その役割を考えます。 | |
3 | 第3回 | 社会構造をどう理解するか(前半) | 社会学の礎を築いた社会学者達が社会構造をどう理解しようとしたのかをレクチャーします。 | |
4 | 第4回 | 社会構造をどう理解するか(後半) | 方法論的個人主義と、方法論的集団主義を比較します。 | |
5 | 第5回 | 〈社会〉を知るには集団を見よ | M・ウェーバーの代表的な研究を紹介します。 | |
6 | 第6回 | 〈社会〉を知るには個人を見よ | E・デュルケームの代表的な研究を紹介します。 | |
7 | 第7回 | 社会病理から〈社会〉を考える | 社会病理から、現代社会の問題を考えます。 | |
8 | 第8回 | 階層から〈社会〉を考える | 階級、階層から社会集団を捉える見方を学びます。 | |
9 | 第9回 | 発表準備 | 次回からの発表にむけての準備 | |
10 | 第10回 | 発表1 | 自分の問題関心につながる研究を行った社会学者を取り上げ、その内容を発表します。 | |
11 | 第11回 | 発表2 | 自分の問題関心につながる研究を行った社会学者を取り上げ、その内容を発表します。 | |
12 | 第12回 | 発表3 | 自分の問題関心につながる研究を行った社会学者を取り上げ、その内容を発表します。 | |
13 | 第13回 | 発表(フィールドワーク報告)1 | フィールドワークを行なった結果、そ子で得たことを発表します。 | |
14 | 第14回 | 発表(フィールドワーク報告)2 | フィールドワークを行なった結果、そ子で得たことを発表します。 | |
15 | 第15回 | 振り返りとまとめ | 今まで行った発表とフィールドワークを振り返りながら、これまでの授業内容をまとめます。 |