科目一覧へ戻る | 2025/05/07 現在 |
開講科目名 /Class |
社会リハビリテーション学 【総リ/修士】/Social Rehabilitation |
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授業コード /Class Code |
J006811001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月6(前期)/MON6(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
糟谷 佐紀/KASUYA SAKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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糟谷 佐紀/KASUYA SAKI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
川本 健太郎/KAWAMOTO KENTARO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
香山 芳範/KAYAMA YOSHINORI | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
佐野 光彦/SANO MITSUHIKO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
授業の方法 /Class Format |
対面授業 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この講義は、大学院DP3の社会リハビリテーション学領域に関する高度な専門知識と福祉課題解決につながる支援技能の獲得を目指している。生活の全体状況を視野に入れ、社会生活を営むことに困難が生じている人たちと環境との間の調整、さらには環境そのものの整備・改善を図るという社会リハビリテーションの基本的な概念の理解を深めたうえで、その取り組みと関係職種間の連携のあり方について考察し、社会生活力を高めるための支援方法を学修する。また、専門科目の必修科目であり専門科目の必修科目である『総合福祉実践特論演習』『総合福祉実践特別研究』への導入科目として位置づけられている。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
・社会リハビリテーションの概念について、論理的に説明することができる。 ・社会リハビリテーションを障がい者支援の視点からコメントできる。 ・人が生活困難に陥る原因、現在行われている対策と課題を説明することができる。 ・社会リハビリテーションを社会福祉・ソーシャルワークの視点からコメントできる。 ・人権や平和主義の視点で社会リハビリテーションを説明することができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
社会リハビリテーション、環境整備、社会起業、コミュニティワーク、成年後見支援、発展途上国、人権 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
4名の教員が、オムニバス形式により、パワーポイント・文献紹介・ディスカッションなど、多様な方法で講義する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
問題意識を持って積極的な姿勢で臨むことが望まれる。 講義では必要に応じてノートを取り、配布資料を含めて、復習すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
各担当教員からの指導および助言により、各講義の内容を深める学習時間を、毎回1時間程度確保する。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
各教員より授業中に課題についての指示がある。提出課題については各教員より講評を行う。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
各教員の評価(講義における討論内容[60%]、課題の内容[40%])の合計で評価する。 |
テキスト /Required Texts |
講義時に資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | (糟谷)オリエンテーション | 講義全体の流れを理解する。 |
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2 | 第2回 | (糟谷)社会リハビリテーションとは | 社会リハビリテーションの概念整理を行う。 | |
3 | 第3回 | (糟谷)環境整備と社会リハビリテーション | 社会リハビリテーションにおける環境整備の必要性、重要性について学ぶ | |
4 | 第4回 | (川本)地域福祉と社会起業 | 地域福祉論の系譜と社会起業論の位置付けについて学ぶ | |
5 | 第5回 | (川本)コミュニティワークと社会起業 | コミュニティワークの発展的方法論としての社会起業について学ぶ | |
6 | 第6回 | (川本)参加と社会起業 | 労働参加の機会としての社会起業について事例を通して学ぶ | |
7 | 第7回 | (川本)協働による社会起業 | 企業の社会事業化やNPOと企業の協働を通した社会起業実践について学ぶ | |
8 | 第8回 | (香山)社会リハビリテーションにおける権利擁護の意義と課題 | 社会リハビリテーションと権利擁護の関連性について学ぶ | |
9 | 第9回 | (香山)社会生活力を高めるための権利擁護と意思決定支援:理論から実務へ | 権利擁護(アドボカシー)の基本と社会リハビリテーションについて学ぶ | |
10 | 第10回 | (香山)市民が支える権利擁護と社会リハビリテーション:成年後見制度の可能性と課題 | 市民後見人が果たす役割と、社会リハビリテーションとの相乗効果について学ぶ | |
11 | 第11回 | (香山)地域共生社会の実現と社会リハビリテーションの展望 | 「権利擁護」や「意思決定支援」、「成年後見制度」などの制度・手法を、社会リハビリテーション全体の視点で捉え直す | |
12 | 第12回 | (佐野)発展途上国と社会リハビリテーション(1) | 発展途上国の障がい者の現状(社会的排除)を学ぶ | |
13 | 第13回 | (佐野)発展途上国と社会リハビリテーション(2) | アジアの発展途上国と社会保障を学ぶ | |
14 | 第14回 | (佐野)発展途上国と社会リハビリテーション(3) | アジアの発展途上国と社会的包摂へのアイディアを考える | |
15 | 第15回 | (佐野)社会リハビリテーションのまとめ | 講義全体を学生と振り返り、社会リハビリテーションの今後について考える |