科目一覧へ戻る | 2024/07/24 現在 |
開講科目名 /Class |
研究倫理学特論 【総リ/修士】/Research Ethics |
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授業コード /Class Code |
J006562001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
水6(後期)/WED6(AUT.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
村尾 浩/MURAO HIROSHI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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佐野 光彦/SANO MITSUHIKO | 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation |
西尾 久英/NISHIO HISAHIDE | 作業療法学科/Occupational Therapy |
松原 貴子/MATSUBARA TAKAKO | 理学療法学科/Physical Therapy |
村尾 浩/MURAO HIROSHI | 理学療法学科/Physical Therapy |
授業の方法 /Class Format |
講義、演習、オンデマンド形式 |
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授業の目的 /Class Purpose |
人を対象とする医学系研究は、医学・健康科学及び医療技術の進展を通じて、国民の健康の保持増進並びに患者の傷病からの回復及び生活の質の向上に大きく貢献し、人類の健康及び福祉発展の基盤である。また、学問の自由の下に、研究者が適正かつ円滑に研究を行うことのできる環境整備が必要である。その一方で、人を対象とする医学系研究は、研究対象者の身体及び精神に加えて、社会に対して大きな影響を与える場合があり、多様な倫理的、法的又は社会的問題を招くリスクが存在する。研究対象者の福利は、科学的及び社会的な成果よりも優先されなければならず、また、人間の尊厳及び人権が守られなければならない。 本科目は、研究対象者の福利を優先させつつ、人を対象とする研究を発展させる際に必要な研究倫理の視点を身につけることを目的とする。 本科目は、本研究科のディプロマポリシーの一つである「高い倫理性と責任感をもって研究に取り組む意欲と態度を身につける。」ことを目指している。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.研究倫理の視点を説明できる。 2.研究者の責務を説明できる。 3.研究計画書の必要性を説明できる。 4.研究計画書を作成できる。 5.倫理審査委員会の役割を説明できる。 6.インフォームド・コンセントを説明できる。 7.個人情報の適切な取り扱いを説明できる。 8.重篤な有害事象の対応について説明できる。 9.研究の信頼性確保について説明できる。 10. 研究不正行為について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
研究倫理、研究計画書、インフォームド・コンセント、個人情報、研究不正行為 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
4名の教員によるオムニバス形式であり、教員との交流等で進める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
研究倫理の基礎を身につけること 。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
倫理審査に必要となる研究課題についての研究計画書の作成課題が課せられる場合がある。 課題の達成には履修期間および履修期間以外の学習が必要である(60分程度/回)。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
適宜、教員がコメントする。 課題として、倫理審査用の研究計画書の作成および総合リハビリテーション学部人を対象とする研究等倫理審査委員会への提出(神戸学院大学総合リハビリテーション学部学部長室が受付窓口です)、ならびに日本学術振興会が提供する研究倫理eラーニングまたは本学主催の研修会への受講等を課す。 研究計画書提出締め切りを、2025.01.22(水)正午に設定しますが、お早目の準備となるべく早くの提出をお願いいたします。 後期終了後 学習記録を提出してください。 学習記録は one drive にアップします。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
倫理審査用の研究計画書等の申請文書や研修会の受講証明等の課題の達成状況、ならびに学習記録により総合的に評価する。 |
テキスト /Required Texts |
特になし。 |
参考図書 /Reference Books |
人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(令和5年3月27日一部改正版) 科学の健全な発展のために-誠実な科学者の心得-日本学術振興会「科学の健全な発展のために」編集委員会編丸善出版平成30年第8版 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 医学系研究の倫理指針と倫理審査 | 人を対象とする医学系研究倫理指針(目的・用語等),研究者・研究機関長の責務,倫理審査委員会の意義・役割・責務を理解する。【村尾】 | |
2 | 第2回 | 研究の信頼性,不正行為 | 研究の信頼性確保と研究不正行為を理解する。 【村尾】 | |
3 | 第3回 | 個人情報保護 | 個人情報および匿名加工情報の取り扱い・安全管理,保有する個人情報の開示を理解する。【村尾】 | |
4 | 第4回 | 研究計画書 | 研究計画書の作成意義・記載事項,インフォームド・コンセント,有害事象への対応を理解する。【村尾】 | |
5 | 第5回 | 研究倫理研修会 | 研究倫理e-learningコースまたは本学研修会の受講。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
6 | 第6回 | 倫理審査:研究計画書 | 各論:倫理審査申請のための研究計画書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
7 | 第7回 | 倫理審査:研究計画書 | 各論:倫理審査申請のための研究計画書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
8 | 第8回 | 倫理審査:研究計画書 | 各論:倫理審査申請のための研究計画書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
9 | 第9回 | 倫理審査:研究計画書 | 各論:倫理審査申請のための研究計画書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
10 | 第10回 | 倫理審査:情報公開 | 各論:倫理審査申請のための研究情報公開(公開データベースへの登録)方法。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
11 | 第11回 | 倫理審査:説明同意書 | 各論:倫理審査申請のための説明同意書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
12 | 第12回 | 倫理審査:説明同意書 | 各論:倫理審査申請のための説明同意書作成。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
13 | 第13回 | 倫理審査:インフォームド・コンセント | 各論:インフォーム・ドコンセントの手続きと受け方の実践。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
14 | 第14回 | 倫理審査:研究計画書修正 | 各論:倫理審査再申請のための研究計画書修正。【村尾、松原、西尾、佐野】 | |
15 | 第15回 | 倫理審査:研究計画書修正 | 各論:倫理審査再申請のための研究計画書修正。【村尾、松原、西尾、佐野】 |