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| 科目一覧へ戻る | 2026/01/30 現在 |
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開講科目名 /Class |
ファイナンス論特殊講義/Advanced Lecture on Finance Theory |
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授業コード /Class Code |
J004031001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
修士/ |
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年度 /Year |
2026年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
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曜日・時限 /Day, Period |
火1(前期),火1(後期)/TUE1(SPR.),TUE1(AUT.) |
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単位数 /Credits |
4.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
林 隆一/HAYASI RYUUITI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 林 隆一/HAYASI RYUUITI | 経済学部/Economics |
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授業の方法 /Class Format |
講義(対面授業と遠隔授業) |
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授業の目的 /Class Purpose |
・本講義は、ファイナンス(資金調達)の視点から企業活動を理解する応用科目と位置づけられる。 ・DP(学位授与方針)の「経済学の学問領域の高度な研究方法をもって、自ら設定した課題を総合的に考察することができ」、コーポレートファイナンスの考え方を通し、「修得した高度な専門知識を社会に向けて的確かつ簡明に伝える」能力取得を目的とする。 ・なお、この科目の担当者は、機関投資家・証券会社などで企業アナリストとして企業評価分析や資金運用等に19年間携わり、現在は上場企業の社外取締役を兼務し、証券アナリスト試験(CMA)のテキスト・試験問題も作成する「実務経験のある教員」であり、ガバナンスや市場取引などで実践的な観点から上記の内容等を解説するものである。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)企業の『ファイナンス(資金調達)』の基本的な体系を把握することができる(知識)。 (2)企業評価の手法を、実際の企業に適用し、企業価値ができる(技能)。 (3)講義を通して、企業ファイナンスの理論がどのように、ビジネスの現場で具体的に活用されているかイメージできる(態度・習慣)。 |
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授業のキーワード /Keywords |
現在価値、将来価値、資本コスト、WACC、CAPM、DCF法、PER、PBR、MM命題、ROE、企業価値(企業評価)、直接金融、間接金融、株主、債権者、コーポレートガバナンス(企業統治)、コンプラアンス、M&A、リスク、リターン |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
・テキストの内容を受講生が発表し、教員がコメントや疑問に答える。 最終的に受講者は、自分で選んだ企業の企業価値計算を行い、レポートにまとめる。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
企業価値計算に必要な財務諸表の知識や企業活動の分析が必要である(具体的には、学部授業「ビジネスミクロ分析」程度の基礎知識が必要である)。基礎知識のない場合はテキスト(『世界を創る日本企業のみかた』)を講義の前半で学び、後半に『世界を創るお金のみかた』を学ぶこととする。 そのため、社会情勢の変化や受講生の理解動向を踏まえ、受講生と相談の上、授業計画は随時見直す可能性がある。また、受講生と相談の上、一部を遠隔講義とする可能性がある。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
テキスト『世界を創るお金のみかた』の(講義内での)発表準備、および、最終的に実際の企業に当てはめて企業分析レポートを作成する必要がある。 学修の目安となる時間は、平均的には予習復習で毎回3時間程度が必要となると考えられる。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
企業分析レポートを課す。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義内発表50%、企業分析レポート50% |
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テキスト /Required Texts |
林隆一『世界を創るお金のみかた』晃洋書房、2025年 |
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参考図書 /Reference Books |
林 隆一『工作機械・ロボット産業のエコシステム―日本企業が支える世界の「モノづくり」基盤―』晃洋書房、2021年 978-4-7710-3453-2 林隆一『世界を創る日本企業のみかた-ビジネスミクロ分析のすすめ-』大学教育出版、2023年 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | ガイダンス | 講義の全体像・評価方法等を説明する。その中でファイナンスの基本概念を学ぶ。 | 1章参照 |
| 2 | 第2回 | お金の正体・役割 | 「お金」の役割を考える。 | 1章参照 |
| 3 | 第3回 | 株式会社 | ワクチンや東インド会社を学ぶ。 | 2章参照 |
| 4 | 第4回 | 間接金融と直接金融 |
間接金融と直接金融などの基礎概念を学ぶ。 | 2章参照 |
| 5 | 第5回 | 金融の役割 | 日銀の異次元緩和などを学ぶ。 | 3章参照 |
| 6 | 第6回 | 国債・社債と格付け | 国債・社債や格付けなどを学ぶ。 | 3章参照 |
| 7 | 第7回 | 投資(資産運用) | GPIFの資産内容などから資金運用を学ぶ。 | 4章参照 |
| 8 | 第8回 | 投資(リスクとリターンの考え方) | 投資家の立場からリスク、リターンの基本を学ぶ。 | 4章参照 |
| 9 | 第9回 | 財務諸表の基本 | ステークホルダーによる「山分け」の視点で損益計算書・貸借対照表を理解する。 | 5章参照 |
| 10 | 第10回 | ROEとCF | ROEやCF、内部留保を学ぶ。 | 5章参照 |
| 11 | 第11回 | 上場制度と株式市場 | 上場制度と株式市場を学ぶ。 | 6章参照 |
| 12 | 第12回 | コーポレートガバナンス(企業統治) | コーポレートガバナンス、プリンシパル・エージェント問題を考える。 | 6章参照 |
| 13 | 第13回 | PERとPBR | PERとPBR等を学ぶ。 | 7章参照 |
| 14 | 第14回 | バブル | バブル経済を学び、将来に備える。 | 7章参照 |
| 15 | 第15回 | 現在価値・将来価値 | 現在割引価値および複利計算を学ぶ。 | 8章参照 |
| 16 | 第16回 | DDM | DDM(割引配当モデル)を学ぶ。 | 8章参照 |
| 17 | 第17回 | DCF法① | DCF法で、大谷翔平選手の給与やパンダの価値を計算してみる。 | 9章参照 |
| 18 | 第18回 | DCF法➁ | DCF法で、インフラの価値を計算してみる。 | 9章参照 |
| 19 | 第19回 | リスクとリターン | 投資家の立場からリスク、リターンの基本を学ぶ。 | 10章参照 |
| 20 | 第20回 | モダンポートフォリオ理論 | 分散投資の効果の基本を学ぶ。 | 10章参照 |
| 21 | 第21回 | WACC(加重平均資本コスト) | WACCなどを学ぶ。 | 11章参照 |
| 22 | 第22回 | CAPM(資本資産評価モデル) | CAPMやβ(ベータ)の考え方を学ぶ。 | 11章参照 |
| 23 | 第23回 | 企業価値評価の計算 | 企業価値評価の実際の計算を行う。 |
12章参照 |
| 24 | 第24回 | M&A | M&Aを学ぶ。 | 12章参照 |
| 25 | 第25回 | 企業価値計算と投資政策 | 企業の意思決定の事例を学ぶ。 | 13章参照 |
| 26 | 第26回 | リアルオプションとEVA | リアルオプションとEVAを学ぶ。 | 13章参照 |
| 27 | 第27回 | MM理論 | MM理論を学ぶ。 | 14章参照 |
| 28 | 第28回 | 株主還元 | 株主還元の理論と実際を学ぶ。 | 14章参照 |
| 29 | 第29回 | 受講生のレポート発表 | 受講生のレポート発表。 | |
| 30 | 第30回 | 受講生のレポートディスカッション | 受講生のレポートのディスカッション |