科目一覧へ戻る | 2024/07/18 現在 |
開講科目名 /Class |
企業経済論特殊講義/Advanced Lecture on Modern Enterprise and Economics |
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授業コード /Class Code |
J004011001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
曜日・時限 /Day, Period |
金1(前期),金1(後期)/FRI1(SPR.),FRI1(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
井上 善博/INOUE YOSHIHIRO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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井上 善博/INOUE YOSHIHIRO | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
DPに掲げるように,修得した高度な専門知識を社会で応用することに関心があり、社会の発展に貢献できるようになることを本講義の目的とする。 <主題>本講義では,企業やマネジメントを研究対象にして,経営学の歴史的発展と現代的な諸課題について講義します。 <目的>特に,社会における企業の存在意義や経営成果を発揮するためのマネジメント(経営管理の手法)について理解することを講義の目的とします。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
経営学の諸理論を理解すること,そして,現代社会の中で企業の活動が,我々消費者にどのような影響を与えているかを理解することを本講義の目標とします。また,現代的な課題として,企業による不祥事や経営リスクの管理について理解を深めていくことも目標とします。特に、以下の点を到達目標とします。 ①企業経営の課題について理解できる。 ②経営者、労働者、消費者という視点から、企業を分析できる。 ③企業と社会の関係性について理解できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
経営学説・競争戦略・企業の社会的責任・組織文化・リスクマネジメント・ベンチャービジネス・ソーシャルビジネス・マーケティング |
授業の進め方 /Method of Instruction |
原則として,報告者にレジメを作成してもらい,それにもとに,授業時間内に議論を深める。特に関心のあるテーマについて、議論を深める。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
現代企業における諸問題やイノベーションの方向性について関心を持ちましょう。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
経営学の諸問題に関するテーマについてまとめておくこと。2時間/講義1回につき |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
報告資料の作成50%とプレゼンテーション50%で評価します。 |
テキスト /Required Texts |
佐久間信夫『よくわかる企業論(第2版)』(ミネルヴァ書房) |
参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | 企業とマネジメント | 企業の存在意義と企業を存続せさていくためのマネジメント手法について | |
2 | 第2回 | 経営戦略 | 経営戦略に必要な分析手法−ポジショニングアプローチと資源ベースアプローチ | |
3 | 第3回 | 競争のための差別化戦略 | 他社との差別化における付加価値の重要性−トヨタプリウスの事例について | |
4 | 第4回 | ドメインの認識 | 企業の事業領域を再認識して、競争相手を見極める | |
5 | 第5回 | 多角化戦略とポートフォリオ | 多様な事業領域に最適に資源配分する手法について | |
6 | 第6回 | 企業と市場、そして戦略提携 | 市場取引、内部取引、戦略提携の選択 | |
7 | 第7回 | 国際化戦略 | 企業が国際化する理由 | |
8 | 第8回 | 企業の国際化に関する諸理論 | バーノンのプロダクトサイクル理論と内部化理論 | |
9 | 第9回 | 研究開発の国際化 | 消費市場の国際化に応じた研究開発国際化の必要性 | |
10 | 第10回 | 資本構造とマネジメント | 直接金融、間接金融、内部金融の意味と資本コスト | |
11 | 第11回 | 雇用構造とマネジメント | 日本企業の雇用構造の特徴−年功序列・企業別労働組合・終身雇用 | |
12 | 第12回 | 組織と個人 | 企業組織の強さと、企業組織が労働者に働きかけること | |
13 | 第13回 | 組織構造① | 基本的な組織構造−職能別組織の合理性 | |
14 | 第14回 | 組織構造② | 権限の委譲と事業部制組織・カンパニー制 | |
15 | 第15回 | 動機づけ理論 | 労働者は何を欲するのか−マズローの欲求5段階説 | |
16 | 第16回 | 人間関係論 | 感情の論理によって支配される非公式組織への関心 | |
17 | 第17回 | バーナード組織論 | 2人以上の人々が共通の目的に向かって協働する組織について | |
18 | 第18回 | 計画とコントロール | 経営を制御する、計画とコントロールの役割 | |
19 | 第19回 | 経営理念 | 経営理念と組織の統制 | |
20 | 第20回 | 組織文化 | 組織内で共有される価値観や行動規範 | |
21 | 第21回 | リーダーシップ論 | 変革型リーダーの条件 | |
22 | 第22回 | 人材育成 | 優秀な人材はいかにして育てられるのか | |
23 | 第23回 | 企業の成長要因 | 失敗の教訓を活かす企業の成長 | |
24 | 第24回 | 経営者の資質 | 企業を成長に導く経営者の思考と哲学 | |
25 | 第25回 | コーポレートガバナンス論 | 経営者の行動と経営成果をチェックする規律 | |
26 | 第26回 | コーポレートガバナンスの国際比較 | 日本・ドイツ・アメリカにおける統治機構の国際比較 | |
27 | 第27回 | 企業の社会的責任 | 社会と企業の持続的発展を目指す経済的枠組み−SDGs | |
28 | 第28回 | リスクマネジメント | 常にリスク意識を持ち、経営危機に陥った時の対策を整えておくことの重要性 | |
29 | 第29回 | ソーシャルマネジメント | 利潤と社会的価値の創造を同時に追求する工夫 | |
30 | 第30回 | ソーシャルキャピタルと企業経営 | 弱い紐帯の力強さについて |