科目一覧へ戻る | 2024/07/18 現在 |
開講科目名 /Class |
理論経済学特殊講義Ⅰ/Advanced Lecture on Economic Theory Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
J003051001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
木3(後期),木4(後期)/THU3(AUT.),THU4(AUT.) |
単位数 /Credits |
4.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
竹治 康公/TAKEJI YASUMASA |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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竹治 康公/TAKEJI YASUMASA | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
講義 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、経済学研究科のDPが示すように、経済学の高度な専門知識を修得し、研究者として独創的な研究を行い、社会の発展に貢献できる能力を持つこと目指している。具体的には、経済の動きを理解する上での基礎理論に関する研究を行うこととする。 なお、この授業の担当者は、銀行勤務の経験があり、現在は上場企業の社外取締役を兼務する「実務経験のある教員」であり、より実践的な観点から行うものである。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.各分野で修士論文を書くためのミクロ経済学の知識の習得 2.スラッファによるリカードの定式化の数理的側?の研究の 基礎?の習得 |
授業のキーワード /Keywords |
消費者行動、企業行動、市場経済の効率性、市場の失敗 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
テキストや関連論文の輪読 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
論文の講読、1コマ当たり5時間 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
講義での討論の内容50%,レポート(7回提出)50% |
テキスト /Required Texts |
受講者のテーマにしたがって決定する。 |
参考図書 /Reference Books |
講義中に指示する. |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1-3回 | 数学の準備 微積分 1 | 微積分法の最適化問題への応用について理解する。 | |
2 | 第4-6回 | 数学の準備 微積分 2 | 引き続き、微積分法の最適化問題への応用について理解する。 | |
3 | 第7,8回 | 数学の準備 線形代数 1 | 線形代数の比較静学問題や価値論への応用について理解する。 | |
4 | 第9,10回 | 数学の準備 線形代数 2 | 引き続き、線形代数の比較静学問題や価値論への応用について理解する。 | |
5 | 第11,12回 | 消費者行動と企業行動 1 | 消費者行動については効用の性質、予算制約付き効用最大化、主体均衡の性 質、顕示選好などについて理解する。企業行動については生産関数の性質、 費用関数の導出、短期と長期の関係、結合生産などについて理解する。 |
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6 | 第13,14回 | 消費者行動と企業行動 2 | 引き続き、消費者行動については効用の性質、予算制約付き効用最大化、主 体均衡の性質、顕示選好などについて理解する。企業行動については生産関 数の性質、費?関数の導出、短期と長期の関係、結合生産などについて理解 する。 |
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7 | 第15,16回 | 一般均衡と厚生経済学 1 | 一般均衡の性質、一般均衡とパレート効率性の関連について理解する。 また市場の失敗について理解する。 |
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8 | 第17,18回 | 一般均衡と厚生経済学 2 | 引き続き、一般均衡の性質、一般均衡とパレート効率性の関連について理解する。また市場 の失敗について理解する。 | |
9 | 第19,20回 | マルクスとスラッファの価 値理論 1 |
マルクスやスラッファのような再生産体系を基礎とする価値論・価格論について理解する。 | |
10 | 第21,22回 | マルクスとスラッファの価 値理論 2 |
引き続き、マルクスやスラッファのような再生産体系を基礎とする価値論・ 価格論について理解する。 |
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11 | 第23,24回 | 市場経済と計画経済 1 | 市場経済と計画経済を?較し、それぞれのメリット・デメリットいついて理 解する。 |
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12 | 第25,26回 | 市場経済と計画経済 2 | 引き続き、市場経済と計画経済を?較し、それぞれのメリット・デメリット いついて理解する。 |
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13 | 第27,28回 | 古典派経済学と新古典派経 済学 1 |
古典派の再生産可能体系を基礎とした価値論と新古典派の主観的価値論の思 想と現実への応用について理解する。 |
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14 | 第29,30回 | 古典派経済学と新古典派経 済学 2 |
引き続き、古典派の再?産可能体系を基礎とした価値論と新古典派の主観的 価値論の思想と現実への応?について理解する。 |