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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会・環境と健康特殊講義/Special Topics in Public Health and Human Life
授業コード
/Class Code
J000331001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期集中/SPRING INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他(前期)/OTHERS(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
津川 尚子/TSUGAWA NAOKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
津川 尚子/TSUGAWA NAOKO 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・演習)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、栄養学研究科のDPに示す「栄養学に基づいた疾病予防および健康増進に必要な専門分野の高度な知識を修得して、課題を解決する能力を有する。」、「我が国の高齢社会に深い関心をもち、予防医学の知識を使って患者および地域住民の栄養管理・栄養改善に貢献でき、医療、食品製造、食育などの分野で中核として活躍できる能力を有する。」ことを目標に開講する。公衆衛生学と疫学および統計についての基本的な知識を修得し、専門職として社会貢献できる能力を養うことを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
公衆衛生すなわち一般市民の健康の保持増進に関する考え方とその変遷について説明できる
・衛生統計について説明できる。
・人口静態統計、人口動態統計について説明できる。
・疫学とは何かについて説明できる。
・疾病の発生頻度の指標について説明できる。
・疾病とリスクファクターの関連性,効果の指標について説明できる。
・疫学研究のデザインについて説明できる。
・相関関係と因果関係の違いを説明できる。
・バイアスの種類,対処方法について説明できる。
・交絡とその対処法について説明できる。
・年齢調整の方法について説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
公衆衛生、疫学、保健統計
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心に進め、一部演習を行う。
履修するにあたって
/Instruction to Students
保健統計、疫学調査に関して、学部で学習した内容を復習しておくこと。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
本講義の最後には課題を科し、プレゼンテーションを実施するため、初期の段階から課題のテーマを選択し、調査しておくこと(週2時間程度)。また、毎回、各授業の復習を行うことを推奨する(90分程度)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
最終プレゼンテーションのレジュメをレポートとして提出していただきます。プレゼンテーション終了後にフィードバックとして総括を行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
演習課題(50%)、プレゼンテーション(30%)、最終レポート(20%)として評価
テキスト
/Required Texts
適宜指示する。
参考図書
/Reference Books
適宜指示する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 講義内容と講義の進め方の説明
2 第2回 公衆衛生学と疫学の定義 公衆衛生学と疫学について概説する。
3 第3回 人類の歩みと疫学、公衆衛生 人類と疫学の歴史、公衆衛生学の誕生を概説する。
4 第4回 健康の定義 疾病を考える上で重要な健康の定義を概説する。
5 第5回 衛生統計 衛生統計(人口、死亡、病気)の捉え方を概説する。
6 第6回 人口静態統計(1) 統計の分母について概説を行う。
7 第7回 人口動態統計(2) 統計の分子について概説を行う。 
8 第8回 生命表と平均余命 生命表と平均余命について概説する。
9 第9回 疫学の歴史,考え方 因果関係、疾病の発生頻度の測定、関連性・効果の指標について概説する。
10 第10回 誤差,バイアス,交絡とその対処 誤差,バイアス,交絡とその対処の仕方について概説を行い、演習を行う。
11 第11回 年齢調整の考え方・計算 年齢調整の考え方・計算について概説し、演習を行う。
12 第12回 疫学の分類と研究デザイン 疫学の分類と研究デザインの方法を概説し、研究のデザインについて演習を行う。
13 第13回 検査の疫学 検査の疫学について演習を行う。
14 第14回 課題演習 第13回までの学習を踏まえ、社会・環境と健康に関するテーマを選択し、既存のデータを用いて、調査の実践を行う。
15 第15回 プレゼンテーション 取り組んだ課題の成果のプレゼンテーションを行う。

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