科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
栄養学演習(1年次)/Seminar in Nutrition |
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授業コード /Class Code |
J000161010 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
修士/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE |
曜日・時限 /Day, Period |
他/OTHERS |
単位数 /Credits |
3.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
大平 英夫/OHIRA HIDEO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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大平 英夫/OHIRA HIDEO | 栄養学部/Nutrition |
授業の方法 /Class Format |
対面での授業・演習 |
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授業の目的 /Class Purpose |
臨床栄養学の知識、技術を用いて社会に貢献する基礎習得を目的とする。特に糖・脂質代謝性疾患、がん予防にかかわる食事内容、栄養素の探索を目的とした基礎研究、ヒト研究を進めていくために必要な臨床栄養学、分子生物学、および統計学を学ぶ。 本科目は、栄養学部のディプロマ・ポリシーに掲げる、栄養学に関する広範かつ専門的な知識の修得、科学的根拠に基づいた、ヒトの健康について評価、考察力の養成を目指す。 なお、この科目は実務経験のある教員が担当し、臨床現場に沿った内容とするものである。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
この演習により、糖・脂質代謝性疾患、がんの発症機序、現時点で現場レベルで実施されている、これら各疾患の予防に関する食事療法、栄養指導内容を説明できる。加えて、探索研究に必要な分子生物学、病態生理学の基礎知識ならびに、これらの実験手法の原理、統計方法の基礎知識を習得し、理解、考察できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
臨床栄養学、生活習慣病、健康科学 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
基本、英文資料、学術論文を中心に講義・演習を進める。実際の研究データより、関連する文献を探索し、研究成果を正しく把握する能力を身につける。また、英文論文の読解力にも注力する。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
担当教員による研究課題を見据え、修士論文の完成を目的に受講すること。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
日頃から英文学術論文を読み慣れるように努める。 講義後に内容の復習、課題提出の準備を含めて、およそ2時間とする。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
要約した論文内容(プレゼンテーション時)の提出。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
課題レポート内容(50%)、課題発表(50%) |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1-2回 | 糖代謝障害疾患の原因と発症機序(1) | 糖代謝障害疾患の原因、発症機序について概説する。 | |
2 | 第3-5回 | 糖代謝障害疾患の原因と発症機序(2)論文抄読 | 講義1に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
3 | 第6-7回 | 脂質代謝障害疾患の原因と機序(1) |
脂質代謝障害疾患の原因、発症機序について概説する。 | |
4 | 第8-10回 | 脂質代謝障害疾患の原因と機序(2)論文抄読 | 講義3に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
5 | 第11-12回 | 大腸がんの原因と発症機序(1) |
大腸がんの原因、発症機序について概説する。 | |
6 | 第13-15回 | 大腸がんの原因と発症機序(2)論文抄読 | 講義5に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
7 | 第16-17回 | 糖代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素(1) | 糖代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素について概説する。 | |
8 | 第18-20回 | 糖代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素(2)論文抄読 | 講義7に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
9 | 第21-22回 | 脂質代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素(1) | 脂質代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素について概説する。 | |
10 | 第23-25回 | 脂質代謝障害疾患の予防と食事内容、栄養素(2)論文抄読 | 講義9に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
11 | 第26-27回 | 大腸がんの予防と食事内容、栄養素(1) | 大腸がんの予防と食事内容、栄養素について概説する。 | |
12 | 第28-30回 | 大腸がんの予防と食事内容、栄養素(2)論文抄読 | 講義11に関するReview(英文学術論文)、発症に関わるメタ解析論文を読む。 | |
13 | 第31-40回 | 文献検索(自身) | これまでの講義・演習を受け、自身で現在の研究テーマ、研究結果とかかわる最新の文献検索、出力を行う。本学術論文(複数可)をプレゼンテーションし、研究内容について考察、討論する。 | |
14 | 第41-42回 | プレゼンテーション準備 | 講義13を基にプレゼンテーションの準備を行う。 | |
15 | 第43-45回 | プレゼンテーションによる発表 | 講義13を基に、その内容をプレゼンテーションし、自身の現在の研究と併せて、考察、討論を行う。 |