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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
栄養学演習(1年次)/Seminar in Nutrition
授業コード
/Class Code
J000161009
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
3.0
主担当教員
/Main Instructor
津川 尚子/TSUGAWA NAOKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
津川 尚子/TSUGAWA NAOKO 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・演習)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は、栄養学研究科のDPに示す「栄養学に基づいた疾病予防および健康増進に必要な専門分野の高度な知識を修得して、課題を解決する能力を有する。」、「我が国の高齢社会に深い関心をもち、予防医学の知識を使って患者および地域住民の栄養管理・栄養改善に貢献でき、医療、食品製造、食育などの分野で中核として活躍できる能力を有する。」ことを目標に開講します。
栄養学の研究に関して、演習を通じて、論文の読み方・研究計画の立て方・統計処理の方法などを学び、栄養学研究遂行に必要な能力を身につけることが主な目的となります。本講義の担当者は、栄養疫学研究や食事摂取基準策定協力としての経験、血液・食品分析法の開発、生命科学に関する基礎研究の経験を持ち、これらを生かして疾病予防と健康増進を目標とした演習を行います。
到 達 目 標
/Class Objectives
栄養疫学研究の基本的知識や研究手法について説明できる。
食事摂取基準の策定方法について概説できる。
基本的な統計解析手法について説明できる。
栄養疫学に関する原著論文やメタ解析を読み解くことができる。
授業のキーワード
/Keywords
公衆衛生、栄養疫学、疾病予防、健康増進
授業の進め方
/Method of Instruction
講義、プレゼンテーション、ディスカッションを中心に進めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
主に疫学研究に関する専門知識を習得するために、疫学、栄養、生活習慣病など日常的に高頻度にみられるコモンディジーズに関する基本知識や備えておくことが望まれます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
配布資料について、予習・復習をしてください〈約1時間)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
適宜指示し、授業内でフィードバックを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
演習での発表態度・内容60%、提出物40%により評価します。
テキスト
/Required Texts
講義中に適宜指示します。
参考図書
/Reference Books
講義中に適宜指示します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回~第3回 栄養学研究の意義 ヒト対象の栄養学研究がなぜ必要なのかを学ぶ。
2 第4回~第6回 論文検索 インターネットを用いた論文検索の方法を学び、テーマに従った検索を行う。
3 第7回~第10回 疫学研究の基礎 疫学研究の手法と種類を理解する。
4 第11回~第20回 統計解析手法(理論と演習) 尺度、変数、平均の比較、単変量解析、多変量解析、回帰分析(単回帰、重回帰、ロジスティック回帰)、ROC解析、生存時間分析、研究計画、サンプルサイズの設計について学ぶ。
5 第21回~第23回 統計解析手法とデータの解釈 バイアス、交絡因子、メタ解析について学ぶ。
6 第24回~第33回 主要疾患の疫学と予防 日本人に高頻度にみられる、がん、循環器疾患、代謝疾患、骨粗鬆症、腎疾患の疫学データと主要な原因について学ぶ。
7 第34回~第38回 論文精読 栄養疫学、メタ解析に関する論文を読む。
8 第39回~第42回 プレゼンテーション準備 研究論文内容をまとめ、ディスカッションできるよう準備をする。
9 第43回~第44回 プレゼンテーション 各自のテーマに基づいた研究報告をまとめて紹介し、内容について討論する。
10 第45回 総括 これまでの講義について理解を深め、疾病予防、健康増進および公衆衛生学的な課題について討議する。

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