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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
栄養学演習(1年次)/Seminar in Nutrition
授業コード
/Class Code
J000161005
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
修士/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年集中/FULL-YEAR INTENSIVE
曜日・時限
/Day, Period
他/OTHERS
単位数
/Credits
3.0
主担当教員
/Main Instructor
水野 千恵/MIZUNO CHIE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
水野 千恵/MIZUNO CHIE 栄養学部/Nutrition
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・演習)
授業の目的
/Class Purpose
 栄養学演習は、所属研究室で、専門的な文献検索・収集・講読スキルおよびプレゼンテーション・ディベートスキルを身につけるとともに、指導教員から与えられた研究課題とその周辺関連分野に関して知見を広め、高度な専門能力を修得するものであり、栄養学研究科のDPに示す栄養学に基づいた疾病予防および健康増進に必要な専門分野の高度な知識を修得し、課題を解決する能力を身につけることを目指すとともに、優れた人格・思考力・判断力を身につけ、管理栄養士あるいは栄養教諭として社会の発展と福祉に寄与できる高度な能力を身につけることを目指している。また、我が国の高齢社会に深い関心をもち、予防医学の知識を使って患者および地域住民の栄養管理・栄養改善に貢献でき、医療、食品製造、食育などの分野で中核として活躍できる能力を身につけることも目指しており、管理栄養士や食品分野の研究開発従事者として求められる基本的な資質・能力のうち、特に「科学的態度の形成と科学的探究」を育むものである。したがって、本科目は単に研究分野の知識を追い求めるだけのものではなく、栄養学研究の基礎から応用までの必要性を理解し、専門知識を実践に応用・活用させるとともに、実践現場から栄養学研究の促進と成果の発信を行い、栄養学の発展と実践の質の向上に寄与するものである。
 本研究室では、おいしさから健康へをテーマに、調理操作や咀嚼動作に関係する大変形領域の破断特性やテクスチャー特性を理解し、これらを研究する方法を学ぶ。特に食・栄養・健康分野における汎用的な能力や素養を育むとともに、食品の成分と機能に関する知識を集積することで、食品・調理分野の研究・企画・開発・品質管理・生産・営業・物流等の業務に資する高度な専門性を付与するものである。  
到 達 目 標
/Class Objectives
・調理過程における変化に対して、嗜好性・栄養機能性の面から説明できる。
・調理操作や咀嚼動作による破断特性やテクスチャー特性の変化を理解し、これらを研究する方法を把握する。 
・ 専門分野の資料・文献等を検索・収集・選択し、内容を的確に理解できる
・ 専門分野において、課題を発見し論理的思考に基づいて文章で表現できる
・ 専門分野において、課題を発見し論理的思考に基づいてプレゼンテーションできる
・ 専門分野において、課題を発見し論理的思考に基づいてディベートできる
・ 専門分野の研究内容・成果を論理的思考に 基づいて、専門的な文章により表現できる
・ 研究成果を中間報告会・発表会で理路整然と発表でき、質疑に対して回答できる。
授業のキーワード
/Keywords
調理科学、おいしさ、テクスチャー、破断特性、   
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式に加え、学術論文の講読とプレゼンテーションを課す。   
履修するにあたって
/Instruction to Students
本演習の趣旨を理解し、自分自身の研究課題への取り込みを意識しながら積極的に発表・議論に参加してもらいたい。常日頃から自身の研究テーマ周辺の論文を検索・収集し、内容を把握しておくこと。授業計画については、担当教員と受講生とで協議のうえ、研究指導計画書を作成し、決定する。 
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
研究論文の検索や周辺知識の学習(1時間~)  
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポートを提出する。提出されたレポートについて講評する。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義・演習における質疑応答(50%)・レポート(50%)により評価する。 
テキスト
/Required Texts
適宜プリントを使用する。 
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション  演習内容、研究倫理 
2 第2回~第4回 演習事前指導 
実験ノートの記載方法、文献検索・資料収集の方法 
3 第5回~第8回 論文検索 文献検索・資料収集 
4 第9回~第12回 研究計画 研究計画書の作成
5 第13回~第15回 論文精読 論文を精読
6 第16回~第20回 プレゼンテーション 
精読した論文をプレゼンーション
7 第21回~第25回 統計解析   統計解析方法、統計解析ソフトを用いて統計解析 
おいしさの調理科学  おいしさの評価方法 
おいしさの調理科学  調理による食品物性の変化 
8 第26回~第28回 プレゼンテーション 
精読した論文をプレゼンテーション 
9 第27回~第29回 統計解析 統計解析方法、統計解析ソフトを用いて統計解析 
10 第30回~第32回 おいしさの調理科学 
おいしさの評価方法 
11 第33回 おいしさの調理科学 
調理による食品物性の変化 
12 第34回、第35回 研究進捗状況の説明  研究進捗状況の説明 
13 第36回~第40回 論文精読 論文精読とプレゼンテーション 
14 第41回~第44回 研究進捗状況の整理とプレゼンテーション
研究進捗状況の整理とプレゼンテーション、ディスカッション
15 第45回 中間報告会の準備 
中間報告会の発表構成案の作成、要旨の作成、スライドの作成、発表練習 

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