科目一覧へ戻る | 2024/07/19 現在 |
開講科目名 /Class |
スポーツ実技実習B(サ)(陸上競技)/Technical Practice of Sports B |
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授業コード /Class Code |
C001631001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
SPTb002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
学際教育科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
上谷 聡子/UETANI SATOKO |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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上谷 聡子/UETANI SATOKO | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(実技・講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本科目は、スポーツサイエンス・ユニットの実習科目の1つである。全学ディプロマポリシーに示す、 獲得した知識や技能を社会に役立てることを目的として、実技や講義を行う。 健康・体力の保持や増進、運動不足解消のために、最も簡単で広く普及している手段として、ウォーキングやジョギングを挙げることができる。これらのスポーツは、シューズとウエアさえ用意すれば、手軽に始めることができるスポーツでもある。このように手軽に行える種目であるだけに、自己流で行っている人も多いと考えられる。しかし、ウォーキングやジョギングに対する正しい知識がないままにこれらを行うことは、最大の効果を得られないばかりか、膝や腰などに障害を生じてしまう可能性すらでてくる。 スポーツ実技実習B(陸上競技)では、まずウォーキングやジョギングに関する正しい知識や技術を習得する。さらに、それらの運動実践と集団への指導方法を学ぶ。最終的には、多くの人が安全で効果的に楽しく継続できるように導くことができる技術の習得を、本実習の目的とする。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1.ウォーミングアップとクールダウンの目的と効果、重要性について説明できる。 2.主運動に応じたウォーミングアップ、クールダウンの方法や時間・構成について理解する。 3.ウォーキングやジョギングを実施することにより得られる効果とトレーニング処方について説明することができる。 4.正しいウォーキングやジョギングの技術を身に付ける。 5.集団に対するウォーキングやジョギングの指導技術を獲得する。 |
授業のキーワード /Keywords |
ウォーミングアップ、クールダウン、ウォーキング、ジョギング、心拍数、RPE、ウォーキング・ジョギングの指導 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
講義と実技とで進める。テーマによっては、小グループに分かれてのグループワークを行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
運動できる服装に更衣のうえ、講義に参加すること。また、授業運営に支障が出るため、公共交通機関の遅延等以外の遅刻は認めない。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事後学習として、ノートや配布資料を用いて30分程度の復習を行うこと。また、日常生活でも週2回、1回につき30分以上はウォーキングやジョギングの実践を行い、実技で学んだ技術を定着させることが望ましい。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
作成した指導案や課題として提出されたレポートは、コメントを付して返却する。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業への意欲・態度 30% 小レポート(講義時に課すレポートを評価)20% 課題レポート 30% 発表(指導案と指導実践)20% |
テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス |
今後の実習内容や服装、シューズ・ウエア、評価基準などについて説明する。 ウォーキングやジョギングの特徴・効果について概説する。 |
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2 | 第2回 | ウォーミングアップ | ウォーミングアップの目的や効果、重要性について理解する。 ウォーミングアップの方法や時間、構成について理解し、実際に行う。 |
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3 | 第3回 | クールダウン | クールダウンの目的と効果を理解する。 クールダウンの方法や時間、構成について理解し、実際に行う。 |
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4 | 第4回 | (講義) ウォーキングとジョギングの基礎知識① |
ウォーキングやジョギングにより期待される健康効果について理解する。 ウォーキングやジョギングのトレーニング処方について理解する。 心拍数やRPEを用いた運動強度の設定方法について理解する。 |
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5 | 第5回 | (講義) ウォーキングとジョギングの基礎知識② |
ウォーキングやジョギングを実施する際の適切なウエアやシューズについて知る。 ウォーキングやジョギングを実施する前や運動中、運動後の健康管理や注意事項について理解する。 ウォーキングやジョギングによって起こりうる障害について、その原因や対処方法について知る。 |
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6 | 第6回 | ウォーキングの実践① | ウォーキングの基本的フォームを習得する。 自分のウォーキングフォームを撮影し、観察する。 他の受講生のウォーキングフォームを観察し、正しいフォームへ導けるよう、受講生同士でアドバイスを行う。 |
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7 | 第7回 | ウォーキングの実践② | 一般的なウォーキング速度の調節の仕方を実践する。 異なるウォーキング速度と心拍数との関係を理解する。 |
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8 | 第8回 | ジョギングの実践① | ジョギングの基本的フォームを習得する。 自分のジョギングフォームを撮影し、観察する。 他の受講生のジョギングフォームを観察し、正しいフォームへ導けるよう、受講生同士でアドバイスを行う。 |
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9 | 第9回 | ジョギングの実践② | 一般的なジョギング速度の調整の仕方を実践する。 異なるジョギング速度と心拍数との関係を理解する。 |
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10 | 第10回 | ウォーキングの実践③ | キャンパス内でウォーキングを行うために、適切なコースを作成する。 実際にそのコースでウォーキングを実施する。 |
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11 | 第11回 | ジョギングの実践③ | キャンパス内でジョギングを行うために、適切なコースを作成する。 実際にそのコースでジョギングを実施する。 |
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12 | 第12回 | 指導案作成 | ウォーキングかジョギングのどちらかを選択し、集団における指導案を作成する。 指導案は、ウォーミングアップ・目的と効果の説明・フォーム・実践(運動強度の設定も含める)・クーリングダウンで構成する。 |
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13 | 第13回 | ウォーキング指導 | 作成した指導案を基に、指示された構成箇所の指導を実際に行う。 | |
14 | 第14回 | ジョギング指導 | 作成した指導案を基に、指示された構成箇所の指導を実際に行う。 | |
15 | 第15回 | ジョギングに必要なトレーニング | ジョギングに必要な応用編のトレーニング(ラダー、ミニハードル、筋力トレーニング等)などを行う。 |