科目一覧へ戻る | 2024/07/19 現在 |
開講科目名 /Class |
レクリエーション論(サ)/Theory of Recreation |
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授業コード /Class Code |
C001341001 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
SPTc002 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
学際教育科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
赤坂 美月/AKASAKA MITSUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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赤坂 美月/AKASAKA MITSUKI | 経済学部/Economics |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、スポーツサイエンス・ユニットの専門科目の一つである。レクリエーション・インストラクター資格に必要となる科目でもある。レクリエーション・スポーツに関心をもち、自ら親しみ、全学ディプロマポリシーに示すように、獲得した知識を活用し、さまざまな人と協働して社会に役立てることを目指す。 本格的な少子・高齢社会を迎えているなかで、人々の生活意識が物の豊かさを優先することから、心の豊かさ、精神的ゆとりをも求める方向へと大きく変わってきている。仕事やさまざまな義務、拘束からすこし離れて、自由に楽しいひとときを過ごす。あるいは人とのふれあいの時をもつ。つまり、生活の余暇時間をどのように過ごすかが、豊かな生活・人生の実現にとって大きな課題となるといっても過言ではない。 余暇の時間をどのように過ごすかを考え、レクリエーションに取り組むことで、日々の生活に活力をもたせ、豊かさを実感したいものである。その取り組みの一つに多くの人が関心をもつレクリエーションとしてのスポーツがある。また、レクリエーション・スポーツのイベントで人々を支援する(ささえる)ことも、コミュニティづくり、地域活性化とともに、支援者の自己開発や自己実現にもつながってくる。 そこで、これまでのレクリエーション運動の歴史とともに、レクリエーションの意義とレクリエーション支援について学ぶ。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
レクリエーションの意義とレクリエーション支援について説明できる。 |
授業のキーワード /Keywords |
生きがい、つながり、心の元気、レクリエーション、レクリエーション支援 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画にそって講義を行う。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義内容について、事前事後の学習を行うこと。(30分程度) 理解が不十分な点があれば、質問すること。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
提出されたミニレポートなどについて、コメントを返す。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回のミニレポート30%、試験70%で評価する。 3分の2以上の出席がない場合は評価の対象となりません。 |
テキスト /Required Texts |
適宜資料を配布する。 |
参考図書 /Reference Books |
公益財団法人 日本レクリエーション協会編『楽しさをとおした心の元気づくり -レクリエーション支援の理論と方法-』 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス レクリエーション・インストラクターについて |
レクリエーション論の授業の方法、授業の目的、到達目標、授業の進め方、授業計画、成績評価方法・基準などについて理解する。 レクリエーション・インストラクター資格について理解する。 |
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2 | 第2回 | レクリエーションの意義1 | レクリエーションの語源、レクリエーションという言葉の主旨、生涯を通してのレクリエーションについて理解する。 | |
3 | 第3回 | レクリエーションの意義2 | 海外におけるレクリエーション運動の歴史について理解する。 | |
4 | 第4回 | レクリエーションの意義3 |
日本におけるレクリエーション運動の歴史について理解する。 |
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5 | 第5回 | レクリエーションの意義4 | 引き続き日本におけるレクリエーション運動の歴史について理解する。 |
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6 | 第6回 | 楽しさと心の元気づくり1 | 楽しさをとおした心の元気づくりと対象者の心の元気について理解する。 | |
7 | 第7回 | 楽しさと心の元気づくり2 | ライフステージ(乳幼児期、児童期、青年期、壮年・中年期、老年期)ごとの課題とレクリエーションについて理解する。 | |
8 | 第8回 | 楽しさと心の元気づくり3 | 地域のとらえ方と課題への取り組みについて理解する。 | |
9 | 第9回 | 楽しさと心の元気づくり4 | レクリエーションを通した「つながり」の再生、創造について理解する。 総合型地域スポーツクラブ、グリーンツーリズム、エコツーリズム、ブルーツーリズム、スポーツツーリズムについて理解する。 |
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10 | 第10回 | レクリエーション事業1 | レクリエーション事業の考え方について理解する。 レクリエーション事業の実際について理解する。 |
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11 | 第11回 | レクリエーション事業2 | プログラムの組み立て方 市民を対象とした事業計画案の作成 個々人のアセスメントに基づいたプログラムについて、計画、実施、評価するプロセスと計画づくりの実際について理解する。 地域の課題に向けて実施される市民対象の事業について、企画から準備、実施、評価までの一連のプロセスについて理解する。 事業計画を作成する。 |
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12 | 第12回 | レクリエーション事業3 | 引き続き事業計画を作成する。 | |
13 | 第13回 | レクリエーション事業4 | 事業計画の発表、質疑応答を行う。 | |
14 | 第14回 | レクリエーション支援 | コミュニケーションと信頼関係づくりについて理解する。 良好な集団づくりについて理解する。 自主的、主体的に楽しむ力を育むことについて理解する。 |
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15 | 第15回 | レクリエーション支援の方法 | 信頼関係づくりの方法(ホスピタリティ)について理解する。 良好な集団づくり(アイスブレーキング)について理解する。 自主的、主体的に楽しむ力を育むレクリエーション活動の展開法について理解する。 レクリエーション活動の安全管理について理解する。 |