基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	トレーニング実習Ⅱ（サ）①／Practice of Training Ⅱ
授業コード ／Class Code	C001231001
ナンバリングコード ／Numbering Code	SPTb012
開講キャンパス ／Campus	有瀬
開講所属 ／Course	学際教育科目／
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	水3(前期)／WED3(SPR.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	津田　真一郎／TSUDA SHINICHIROU
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
津田　真一郎／TSUDA SHINICHIROU	共通教育センター

授業の方法 ／Class Format	対面授業（講義、実習）
授業の目的 ／Class Purpose	この科目はスポーツサイエンス・ユニットの実習科目の一つである。また、NSCA（米国ストレングス＆コンディショニング協会）の国際トレーナー資格であるCSCS（認定ストレングス＆コンディショニングスペシャリスト）、CPT（認定パーソナルトレーナー）及び健康・体力づくり財団の資格である健康運動実践指導者の認定校試験受験資格の必須科目としても位置づけられる。 　全学ディプロマポリシーに示す、生涯にわたって学び続け、獲得した知識や技能を社会に役立てることができる能力を涵養することを目指す。 　最近では、競技力向上を目指すアスリートのみならず、高齢者や子ども等を含む一般人の生活機能改善と健康増進を目的とした筋力トレーニングに対するニーズが高まってきている。また、アスリートや一般人のトレーニングを指導する場において、トレーニングを総合的にコーディネートし指導する専門家が活躍の場を広げている。わが国においても、公的機関や民間団体がこのような活動をする専門家の資格認定を行っている。本実習では、科学的根拠に基づいた理論をベースに、安全で効果的なストレングストレーニングを実施する方法を実践し、習得することを目的とする。
到　達　目　標 ／Class Objectives	適切なトレーニング法、テクニック、実践的ガイドライン、およびトレーニングによる身体の適応反応について科学的根拠に基づいた最新の知識を学び、目的に応じたコンディショニングプログラムを立案し、実践、指導できる。
授業のキーワード ／Keywords
授業の進め方 ／Method of Instruction	講義と実習を組み合わせて進めます。
履修するにあたって ／Instruction to Students	原則、トレーニング実習Ⅰを履修済みの各種資格認定試験（NSCA認定パーソナルトレーナー、CSCS、健康運動実践指導者等）の受験希望者を対象とする。室内用のトレーニングシューズを用意すること。動作チェックのため実習中はTシャツ（長袖可）とハーフパンツを着用すること。ネックレス等アクセサリーは怪我防止のため着用不可とします。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	各授業テーマに合わせてテキスト、参考書、及びNSCAのHPの映像等を用いて事前・事後学習を行うこと（各約３０分）
提出課題など ／Quiz,Report,etc	小テスト、課題レポートについては、授業中に講評及びフィードバックを行う。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	授業への取り組み姿勢４０％、小テスト３０％、課題レポート３０％で評価する。3分の２以上の出席がない場合は評価の対象としない。
テキスト ／Required Texts	必要に応じて資料を配布する．
参考図書 ／Reference Books	NSCA決定版　ストレングストレーニング＆コンディショニング 第4版， ブックハウスHD， 2018． NSCA JAPAN ホームページ　 NSCAジャパン編，『ストレングス＆コンディショニングⅠ・エクササイズ編』，大修館書店，2003.

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	ガイダンス	授業の進め方について説明し、シラバスの内容を確認する。
2	第2回	ストレッチングとウォームアップの理論とテクニック	・柔軟性を高める運動前のウォームアップの長所と要因を説明する。 ・最も効果的な柔軟性トレーニングタイプの定義と、各筋群に対する最適なストレッチングの処方について説明する。
3	第3回	ストレッチングとウォームアップの理論とテクニック	・筋活動の抑制にかかわるメカニズムを説明する。 ・PNF（固有受容神経筋促通法）の利点を生かした3種類のストレッチングを説明し、実施する。
4	第4回	レジスタンストレーニングの理論とテクニック（補助を含む）	・正しいレジスタンストレーニングのエクササイズとその一般的テクニックを説明する。 ・呼吸法のガイドラインとウェイトベルト装着の必要性を説明する。 ・フリーウェイトエクササイズの補助の仕方とテクニックを説明する。
5	第5回	ウエイトトレーニングの原則と効果１：マシントレーニング	・マシーンを用いたトレーニングの効果とその特徴を説明する。 ・マシーンを用いたトレーニングのテクニックを学ぶ。
6	第6回	ウエイトトレーニングの原則と効果１：マシントレーニング	・マシーンを用いたトレーニングの効果とその特徴を説明する。 ・マシーンを用いたトレーニングのテクニックを学ぶ。
7	第7回	ウエイトトレーニングの原則と効果２：フリーウエイトトレーニング	・フリーウエイトを用いたトレーニングの効果とその特徴を説明する。 ・フリーウエイトを用いたエクササイズの正しいテクニックを習得する。
8	第8回	ウエイトトレーニングの原則と効果２：フリーウエイトトレーニング	・フリーウエイトを用いたトレーニングの効果とその特徴を説明する。 ・フリーウエイトを用いたエクササイズの正しいテクニックを習得する。
9	第9回	パワートレーニングの理論と実際１：パワークリーン	・パワートレーニングの効果と特徴を説明する。 ・ハングクリーンおよびパワークリーンのテクニックを習得する。
10	第10回	パワートレーニングの理論と実際１：パワークリーン	・パワートレーニングの効果と特徴を説明する。 ・ハングクリーンおよびパワークリーンのテクニックを習得する。
11	第11回	パワートレーニング理論と実際２：スナッチ	・パワートレーニングの効果と特徴を説明する。 ・パワースナッチのテクニックを習得する。
12	第12回	サーキットトレーニング	・サーキットトレーニングの方法とその効果について説明する。 ・サーキットトレーニングプログラムを作成し、実習体験を行う。
13	第13回	サーキットトレーニング	・サーキットトレーニングの方法とその効果について説明する。 ・サーキットトレーニングプログラムを作成し、実習体験を行う。
14	第14回	プライオメトリックトレーニング	・プライオメトリックトレーニングのバイオメカニクスと生理学について説明する。 ・上半身、下半身のプライオメトリックトレーニングのエクササイズのテクニックを習得する。
15	第15回	総括	・対象者の目的に応じたコンディショニング・プログラムを立案する。