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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
福祉科教育法 (資格)/Methods of Teaching Welfare
授業コード
/Class Code
G002601001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
木3,木4/THU3,THU4
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
井上 道子/INOUE MICHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
井上 道子/INOUE MICHIKO 総合リハビリテーション学部/Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
講義が中心であるが、演習を多く取り入れた授業になる。
授業の目的
/Class Purpose
学生指導要領に示された当該教科の目標や内容を理解してうえで、福祉科教員として必要な資質を確認すること、学習意欲を高める授業を創って行くために必要なスキルを獲得することを目的とする。長年高校現場で教員を経験してきた実務経験のある教員である。
到 達 目 標
/Class Objectives
学生指導要領における当該教科の目標及び主な内容並びに全体構造、さらには学習評価の考え方について理解している。
・日本における社会福祉の現状と課題を知り、教材研究に活用することができる。
・福祉に関わる課題追求型の授業を創ることができる。
授業のキーワード
/Keywords
学習指導案、課題解決型学習、模擬授業
授業の進め方
/Method of Instruction
授業は講義が中心になる回と、受講生の発表、受講生同士のディスカッションが中心となる回がある。模擬授業では受講生一人ひとりが教壇に立ち、受講生が相互に批評する形式となる。
履修するにあたって
/Instruction to Students
社会福祉に関わる科目を復習しておくこと。人々が抱える生活課題について把握し、その解決に向けた方策を考える姿勢をもっていること。福祉実践やまちづくり活動の現場を検討していることが望ましい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
新聞を読む。
授業の内容を必ず復習する。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポートの提出を求めることがある。
模擬授業に際しては、学習指導案、評価票の提出を求める。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
定期試験は実施しない。
授業への参加度(40%)、レポート(20%)、模擬授業(40%)
テキスト
/Required Texts
高等学校学習指導要領(平成30年告知)解説 福祉編 文部科学省編 海文堂出版
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション 授業の目的、進め方、履修上の留意点を確認する。
2 第2回 福祉教育の歴史的展開 教育と福祉が結合した福祉教育が、時代の要請で現実化してきた歴史的展開を、その時代の社会的背景を理解しつつ学ぶ。
3 第3回 福祉教育の理念 福祉教育の理念を学ぶ、福祉教育と高校における教科「福祉」の関わりを考察する。
4 第4回 教科「福祉」について① 教科「福祉」創設の経緯について学ぶ。
5 第5回 教科「福祉」について② 教科「福祉」の意義を考察する。
6 第6回 教科「福祉」について③ 教科「福祉」の構成について学ぶ。
7 第7回 教科「福祉」について④ 教科「福祉」の内容について学ぶ。
8 第8回 学習指導要領の概要 学習指導要領にみる教科「福祉」の全体構造を学び、各科目の内容を概観する。平成11年に教科「福祉」が学習指導要領に位置付けられてから10年を経て改訂がなされたが、この改訂の内容から新しい「福祉」のポイントを読み解く。
9 第9回 福祉教育とボランティア 福祉教育と教科「福祉」も、現実社会から生活課題を見出し、その解決が目指すところにその特徴がある。ここでは、教科「福祉」におけるボランティアの位置付けについて理解する。
10 第10回 教材研究 具体的な授業場面を想定して授業設計を行うために、地域社会における福祉問題について、今まで、知っていること、経験したこと、感じたこと、読んだことについて話し合う。
11 第11回 課題追求型学習の意義 子どもの認識・思考、学力等の実態を視野に入れた授業設計の受容性を理解したうえで、前回あげられた地域社会における福祉問題を解決するために、我々がなすべき具体的方策を考える意義を確認する。
12 第12回 模擬授業演習① 「社会福祉基礎」および「介護福祉基礎」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
13 第13回 模擬授業演習② 「社会福祉基礎」および「介護福祉基礎」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
14 第14回 模擬授業演習③ 「社会福祉基礎」および「介護福祉基礎」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
15 第15回 介護過程の意義 学生指導要領の改訂により、介護に関わる科目が新設された。教科「福祉」における介護課程の意義と位置付けについて学ぶ。
16 第16回 模擬授業演習④ 「社会福祉基礎」および「介護福祉基礎」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
17 第17回 模擬授業演習⑤ 「コミュニケーション技術」および「こころとからだの理解」について、学生指導要領を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
18 第18回 模擬授業演習⑥ 「コミュニケーション技術」および「こころとからだの理解」について、学生指導要領を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
19 第19回 模擬授業演習⑦ 「生活支援技術」「介護過程」「介護総合演習」について、学習指導要領を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
20 第20回 模擬授業演習⑧ 「生活支援技術」「介護過程」「介護総合演習」について、学習指導要領を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
21 第21回 模擬授業演習⑨ 「生活支援技術」「介護過程」「介護総合演習」について、学習指導要領を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
22 第22回 模擬授業演習⑩ 「福祉情報活用」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
23 第23回 模擬授業演習⑪ 「福祉情報活用」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
24 第24回 模擬授業演習⑫ 「福祉情報活用」について、学習指導計画を作成の上、模擬授業を行う。模擬授業担当者以外の受講生も評価表を記入し、全員で相互評価を行い、授業設計の向上に取り組む。
25 第25回 模擬授業演習⑬ 教育実習における生徒理解を試みることにより、自身が行った模擬授業の内容を総括する。
26 第26回 文献検討報告 受講生が読んだ福祉教育、あるいは教科「福祉」に関わる論文等の内容報告を行う。
27 第27回 シンポジウム等報告 受講生が参加した福祉教育、あるいは教科「福祉」に関わる研修会、学会大会、シンポジウムの報告を行う。
28 第28回 社会福祉を取り巻く今日的状況 社会福祉士及び介護福祉士に関わる動向や、社会福祉を取り巻く今日的状況について理解し、そこから見えてくる課題を考える。
29 第29回 教科「福祉」の課題と展望 社会福祉を取り巻く今日的状況のなかでの教科「福祉」の意義について整理する。
30 第30回 総括 一年間の本講義の成果について総括する。

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