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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
国語科教育法Ⅰ (資格)/Methods of Teaching Japanese Ⅰ
授業コード
/Class Code
G001451001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
月3(前期),月3(後期)/MON3(SPR.),MON3(AUT.)
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
小嵜 麻由/OZAKI MAYU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小嵜 麻由/OZAKI MAYU 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義、演習、実習、実技)
授業に関する情報提供や課題の指示、提出などは教職用学内システムmanabaを使用する。
授業の目的
/Class Purpose
本講座は教員免許取得に必要な資格授業科目であり、中学校学習指導要領および高等学校学習指導要領に示された国語科教育の目標を理解し、その内容を実践できる能力を身につける。また、国語の授業に関する基礎的な知識や技能を身につける。学習材の研究・指導と評価の方法などについて事例から学ぶとともに、模擬授業やグループワークを積極的に行い、授業力の向上を目指す。これは、本学ディプロマ・ポリシーの「専門分野に高い関心を持ち、専門領域の課題を考察し、解決するための知識や技能を身につけている」学生の育成につながるものである。なお、この授業の担当者は、教育現場で20年以上の実務経験のある教員である。
到 達 目 標
/Class Objectives
1)学習指導要領に示された目標や内容及び全体構造を説明できる。
2)各領域の学習内容について指導上の留意点を説明できる。
3)各領域の学習評価の考え方を説明できる。
4)各領域と背景となる学問領域との関係を理解し、教材研究に活用することができる。
5)既存の形にとらわれず発展的な学習を試み、学習指導への位置づけを考察することができる。
授業のキーワード
/Keywords
・国語科の指導と実践  ・国語力の向上  ・学習指導要領  ・学習指導案  ・模擬授業  ・授業研究
授業の進め方
/Method of Instruction
1)学校現場の生徒の認識・思考・学力などの実態を視野に入れた授業設計を試みる。
2)教材及び情報機器の効果的な活用法を視野に入れる。
3)学習指導案の構成を理解し、具体的な授業を想定した授業設計と学習指導案の作成を目指す。この時1つの単元を数人で担当し、アイデアを出しながら指導案の作成を行う予定である。
4)学生同士で互いに模擬授業を受けることで、問題点や参考点を発見し、自身の模擬授業の反省や改善につなげていく。
5)実践研究の動向を広く探り、自身の授業設計の向上を図る。
履修するにあたって
/Instruction to Students
1)将来国語科教育に携わるという気持ちを強く持つ学生を期待する。
2)遅刻・欠席・早退をしない。特に自分が模擬授業をする回を欠席した場合は単位の履修を認めない。
3)中学校・高等学校の教科書を熟読して教材研究に努め、指導案を磨く。指導案を提出しない場合は単位の履修を認めない。
4)中学校・高等学校の副教材(辞書・国語便覧・文法書・古文単語集など)を用意しておく。
5)今年のセンター試験の国語、教員採用試験問題を解いてみる。
6)教職サポート室を積極的に利用し、見識を深める。
7)授業に関する情報提供や課題の指示、提出は教職用学内システムmanabaを使用する。また教育支援システム「ロイロノート」を活用する場合がある。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
1)国語の学力向上
2)読書・新聞の購読
3)模擬授業のための準備(目安として1回の模擬授業に対して5時間)
4)その他、授業内で示す課題の作成(目安として1つの課題に対して2時間)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
1)模擬授業の学習指導案、板書計画、ワークシート
2)模擬授業の相互評価表
3)模擬授業ふり返りレポート
4)課題として指示するレポート
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
模擬授業20%、学習指導案20%、レポート20%、授業中の発言・発表30%、相互評価表10%(定期考査は実施しない)特に模擬授業の実施、指導案提出は必須。できなかった者には単位は与えない。
テキスト
/Required Texts
適宜プリント配布
参考図書
/Reference Books
「中学校学習指導要領解説・国語編」東洋館出版社
「高等学校学習指導要領解説・国語編」東洋館出版社
その他、適宜紹介する
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス
1年間の講義の内容について説明する。相互に自己紹介する。
「なぜ国語科教員を目指すのか」というテーマで作文を書く。
2 第2回 国語科教育の目標・内容 学習指導要領をもとに国語科の目標や内容について解説する。
3 第3回 国語科の授業を創る 国語科の授業を成立させるための授業計画・学習材研究・学習者研究・発問や板書・授業展開・評価について解説する。
中学校、高等学校の国語科教材について紹介する。
4 第4回 「話すこと・聞くこと」 「話すこと・聞くこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
5 第5回 「書くこと」① 「書くこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
6 第6回 「書くこと」② 「書くこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
7 第7回 「読むこと」(韻文)① 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
8 第8回 「読むこと」(韻文)② 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
9 第9回 「読むこと」(古典)① 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
10 第10回 「読むこと」(古典)② 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
11 第11回 「読むこと」(散文)① 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
12 第12回 「読むこと」(散文)② 「読むこと」の指導内容と指導法・評価
実践授業の紹介をワークショップ形式で行う。
13 第13回 ICT活用授業 国語の授業におけるICTについて、体験を通してその活用を考える。
14 第14回 学習材研究 中学校・高等学校の教科書の学習材を各自一つ選び、それについて各自研究して発表する。その内容はレポートにまとめて提出する。
15 第15回 前期のまとめと、夏季休業中の課題について 前期のまとめを行うとともに夏季休業中の課題について説明する。課題の詳細は授業中に説明する。
16 第16回 読書指導 中学・高校における読書指導について実践から学ぶ。学校司書教諭との連携や教科に生かす図書館教育について学ぶ。
17 第17回 レポートの発表・模擬授業準備 夏季休業中の課題を発表する。
模擬授業の準備として、板書の仕方、発問、指導方法などの留意事項について理解する。
18 第18回 模擬授業 学生による模擬授業。2~3人ずつ(以下、全体の受講人数により、増減あり)。他の学生は生徒役となり授業を受ける。質疑応答と指導教員からのアドバイス。また授業者も含め全員が相互評価表を作成し、提出。
19 第19回 模擬授業 学生による模擬授業
20 第20回 模擬授業 学生による模擬授業
21 第21回 模擬授業 学生による模擬授業
22 第22回 模擬授業 学生による模擬授業
23 第23回 模擬授業 学生による模擬授業
24 第24回 模擬授業 学生による模擬授業
25 第25回 模擬授業 学生による模擬授業
26 第26回 模擬授業 学生による模擬授業
27 第27回 模擬授業 学生による模擬授業
28 第28回 模擬授業 学生による模擬授業
29 第29回 模擬授業のまとめ 模擬授業について全体的なふり返りを行う。課題や学んだこと、考えたことを話し合う。
30 第30回 講座のまとめ 1年間の総括を行う。教職を目指すうえで何をすべきかを考える。1年間の授業で学んだ内容から考察したことを作文にまとめる。模擬授業について全体的なふり返りを行う。課題や学んだこと、考えたことを話し合う。

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