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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
書道Ⅰ(書写を含む。) (資格)/Japanese Calligraphy Ⅰ
授業コード
/Class Code
G000672001
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木3(前期)/THU3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
岡本 弘行/OKAMOTO HIROYUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡本 弘行/OKAMOTO HIROYUKI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
講義・演習
授業の目的
/Class Purpose
中学校(国語科書写)を指導するための専門的知識や技能を習得することを目標とする。また、日常使用する漢字や仮名の歴史や成り立ち、書体の変遷など書についての理論や表現についても研究する。なお、この授業の担当者は高等学校での国語・書道の教員として40年の実務経験のある教員であり、授業の実際に即した指導についてわかりやすく解説したい。。
到 達 目 標
/Class Objectives
硬筆指導や中学校書写における行書の指導に必要な書についての理解と表現方法を獲得することを目標とする。中高教科の国語科書写や高校書道に関する知識や指導に当たって必要な技能を身につけ授業が行えるようにできる。
授業のキーワード
/Keywords
中学校国語科書写 漢字の変遷と仮名の成立 毛筆を中心とした表現方法と指導方法
授業の進め方
/Method of Instruction
硬筆・毛筆の表現法や技能を習得するため、演習を重視する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
技能の習熟には事前・事後の時間をとることが必要である。次回の授業のために準備や学習が求められる。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業の前後の時間外学習として15時間程度の学習時間を必要とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業ごとに課題作品やレポートを提出する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
レポート・課題作品提出(60%)授業中の発表・準備・関心(40%)
テキスト
/Required Texts
中学校教科書 (新しい書写一・二・三年 2東書 書写701)
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス・アンケート 授業ガイダンス(演習の方法や準備・評価について)・アンケート
2 第2回 文房四宝について 筆・墨・硯・紙その他、書の用具についての知識を習得する。
3 第3回 漢字・仮名の成立と変遷 平仮名・カタカナの字源について理解する。漢字の書体の変遷について資料を基に学習する。
4 第4回 漢字の筆順について 漢字の筆順についての原則を理解し、指導方法を考える。
5 第5回 毛筆による基本点画について 楷書の基本点画理解と技能を獲得する。
6 第6回 小学校・中学校書写について 小学校・中学校教材の指導法の理解と表現について学習する。
7 第7回 楷書の技法について 小・中学書写の目標から発展し、書写教科書を用いての指導法の習得を目指す。
8 第8回 行書の技法について 行書指導のポイントをまとめ、書写教科書を用いての指導法の習得を目指す。
9 第9回 行書と仮名を交えて書く 行書と仮名の調和、行書仮名とは、仮名とは、文字の大きさと配列など、教科書を用いての指導法の習得を目指す。
10 第10回 効果的に文字を書くには 商品のラベルや看板、ポスター・パンフレットなどを探し、その文字の魅力について考え、身の回りの文字の目的と工夫、手書き文字の特徴、書き手の意図と表現を指導するための指導法の習得を目指す。
11 第11回 生活に広がる文字作品の制作 今まで学んだ技法や気づいた文字の魅力をもとに作品を創作する。いろいろな書体に挑戦する。思いを文字で表すための指導法の習得を目指す。
12 第12回 模擬授行を行い注意点を見つける。1 楷書教材を用いて模擬授業を行い。相互評価する。
13 第13回 模擬授行を行い注意点を見つける。2 行書教材を用いて模擬授業を行い。相互評価する。
14 第14回 書き初めの指導1 一年の書き初めの指導 楷書と行書
15 第15回 書き初めの指導2 二年の書き初めの指導 行書と仮名の調和

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