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| 科目一覧へ戻る | 2026/02/12 現在 |
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開講科目名 /Class |
倫理学概論(資格)/Outline of Ethics |
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授業コード /Class Code |
G000312002 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
資格用科目/ |
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年度 /Year |
2026年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
通年/FULL-YEAR |
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曜日・時限 /Day, Period |
月4(前期),月4(後期)/MON4(SPR.),MON4(AUT.) |
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単位数 /Credits |
4.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
生島 弘子/IKUSHIMA HIROKO |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 生島 弘子/IKUSHIMA HIROKO | 人文学部/Humanities and Sciences |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
自分や他人の行為について、その価値を私たちは日々さまざまに評価します。ある行為が倫理的によいこと(またはよくないこと)とされる時、人はなぜそのように感じるのでしょうか。私が善いと思った行為を他人が悪いと判断することは確かにありますが、倫理は決して、自分一人の、個人の趣味嗜好によってのみ判断されるものではありません。ある時代・社会では倫理的に認められることでも、時代・社会が変われば同じようには認められないということは数多くあり、この意味で、私たちの倫理的判断は社会と深く結びついています。また、ある行為の倫理的価値が問題になるのは、その行為が人間同士に関わるものである時です。この意味でも、倫理は社会との、他人との関係と不可分のものです。 前期は、倫理学の主要な理論を通し、人々が善い・悪いをどのように感じ、考え、学問的に論じようとしてきたかを主題とします。倫理学で問われるのは、倫理的によいとされる判断の根拠や、倫理的感情の形成、ある倫理的規則が前提とする人間像、同じ行為についても他人が異なる倫理的判断をするなら、それはどういう経緯によってそうなっているのか、などです。これをとらえることができるなら、それは私たち自身を知ること、他人を知ることにつながります。ここに、倫理学を学ぶことの意義があります。 後期は、倫理と宗教の関係を主題とします。私たちの世界には様々な宗教があり、その歴史もまた多様です。キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー 教、仏教、古代の宗教、また現代の宗教、などなど、多くの宗教が人類の歴史に普遍的に存在し、私たち自身が意識するにせよしないにせよ、私たちの生活・社会・文化の重要な構成要素となっており、倫理とも密接な関係を持っています。そのような宗教を学問的に、あるいは客観的に捉えるとは、どのようなことでしょうか。宗教的現象はどのように分析することが出来るか、そしてこの分析の重要性ははたしてどこにあるのか。宗教と私たちの生活との関係を考察し、宗教的現象の多様性に気づき、宗教の持つ意味を考える客観的視点を獲得することが後期の目的です。 本講義は人文学部DP2、9に対応しています。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
前期の目標 ・倫理学の諸概念・諸理論について、その基礎的な知識を習得し、説明することができる。 ・現代の倫理的問題に関し、それを論じる様々な立場について、基礎的な知識を習得し、説明することができる。 ・倫理学的観点から人間と社会について自分なりに考察し、関心と問題意識を示すことができる。 後期の目標 ・様々な宗教について、その基礎的な知識を習得し、説明することができる。 ・宗教学という学問について、その基礎的な知識を習得し、説明することができる。 ・諸宗教についての基本的な理解と宗教学的観点から、様々な宗教について自分なりに考察することができる。 |
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授業のキーワード /Keywords |
アリストテレス カント ミル フット ギリガン 宗教学 宗教史 宗教現象学 宗教社会学 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
通常の講義形式で行います。コメント欄付きの出席票を配布するので、各回の講義についての感想や意見、疑問に思ったことなどを書いて提出してください。コメントは授業内で紹介します。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業中に配布するレジュメ・資料を見返し、内容の整理をしてください。(60分程度) |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
各回の出席票へのコメント記入。コメントにはテーマを指定する場合があります。前期・後期にレポートを課します。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
コメントなどから判断する内容理解や問題意識、授業への参加(40%)、前期・後期のレポート(60%)。コメントやレポートでは、講義で取り上げた事柄の適切な理解と、それについての自分なりの問題意識が示されているものを評価します。 |
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テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | 前期の導入 | 倫理学とはどのような学問か。その成立と諸分野について。 | |
| 2 | 第2回 | 規範倫理学(1) | 徳倫理学について。 | |
| 3 | 第3回 | 規範倫理学(2) | 義務論について。 | |
| 4 | 第4回 | 規範倫理学(3) | 功利主義について。 | |
| 5 | 第5回 | 現代の倫理学の展開 | 近代の倫理学と現代の倫理学の対比、それぞれの特徴について。 | |
| 6 | 第6回 | メタ倫理学(1) | 言語論的転回とメタ倫理学の成立について。 | |
| 7 | 第7回 | メタ倫理学(2) | 表出主義について。 | |
| 8 | 第8回 | メタ倫理学(3) | 道徳的自然主義について。 | |
| 9 | 第9回 | 現代の正義論 | 現代の倫理学において正義はどのように重要なのか。 | |
| 10 | 第10回 | 応用倫理学(1) | 生命倫理学について。 | |
| 11 | 第11回 | 応用倫理学(2) | フェミニズムの倫理学について。 | |
| 12 | 第12回 | 応用倫理学(3) | 動物と自然に対する倫理について。 | |
| 13 | 第13回 | 科学と倫理 | 自然科学の特徴と科学技術利用の倫理性について。 | |
| 14 | 第14回 | 道徳批判とは何か | ニーチェの道徳批判について。 | |
| 15 | 第15回 | 前期のまとめ | 前期のまとめ |