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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/16 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人文地理学(資格)/Human Geography
授業コード
/Class Code
G000261003
ナンバリングコード
/Numbering Code
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
水2/WED2
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
久保 哲成/KUBO TETSUNARI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
久保 哲成/KUBO TETSUNARI 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
⑴ 前期:講義・演習、後期:演習
⑵ 通年 上記内容を対面授業でおこなう。
⑶ ただし今後の状況によっては遠隔授業(オンテマント授業)になる可能性もある。 久保個人のメールアドレス: kt0115@human.kobegakuin.ac.jp
⑷ 履修者は以下のテキストを必ず購入し、準備すること。毎時間持参すること。『新詳 地理探究』(帝国書院)  『新地理資料 COMPLETE 2023』(帝国書院) 『新詳高等地図』(帝国書院)
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、全学のDPに示す、に掲げる「共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養」するという方針のもと、人文地理学的な内容を理解し、地理学的な視点を習得することを目的とします。
⑴高等学校で地理を学習していなかった学生も履修していると思います。そこで、高等学校の地理(系統地理分野)の内容を学習していくことを中心におきたいと思います。
⑵この講座での学習内容が、教員採用試験への対策・受験に直接、役立つものであることを意識しています。
⑶新学習指導要領においての、生徒と教師の教育活動の在り方は、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」のコンセプトのもとで進められなければなりません。この講座を履修してくれる学生の皆さんも、「主体的な学び、対話的な学び、深い学び」を体感する授業内容にしたいと思っています。
⑷また、授業の進度と履修された学生の様子を勘案しながら、学生の皆さんに、学習指導案を作成していただき、模擬授業を実施してもらいたいと考えています。
⑸受け身の、知識を消化する授業ではなく、学生が能動的に活動していく、参加型授業にしていきたいと思っていますので、学生たちの積極的な行動、協力を期待しています。
⑹授業担当者は、兵庫県立高等学校教員として37年間の実務経験がある。この実務経験で得た知見に立ち、学生に的確な指導・助言をしていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
地理学的視点や考え方が理解できることを目標とする。①地図資料の読み方や特徴、 村落の形態やその立地に関連する地形、地域における歴史的痕跡を理解できる。②様々な地域や地 図について、自分でその地理的特徴を理 解することができる。③都市の変容や構造、人口の変動に よる社会へのインパクト、環境や政治経済現象と地域文化の状況を理解できる。④都市や地域文化 の諸相について、自分でその地理的特徴を理解することができる。
授業のキーワード
/Keywords
系統地理分野 構造的理解 「主体的・対話的・深い学び」 観点別評価 ルーブリック評価 学習指導案(模擬授業) ICT アクティブ・ラーニング(生徒・学生参加型授業) フォトランゲージ 学びの快楽
授業の進め方
/Method of Instruction
⑴ 講義(学生参加型授業)と演習(受講生による模擬授業の実践)を組み合わせながら授業を進めていく。
⑵ 授業担当教員が知識・技能を一方向的に伝達するのではなく、教員と学生が双方向的な対話を重ねることで進めて行く、社会構成主義的な授業づくりに努めたい。
⑶ よって、学生の皆さんに、発言や発表等の機会もできるだけ多くあたえられる授業内容・方法をとりたい。
⑷ また、教員採用試験も視野にいれながら、模擬授業を学生の皆さんに実施してもらいたいと考えている。そのための授業指導案の書き方も授業内で学んでもらう。
履修するにあたって
/Instruction to Students
高校時代にの地理を履修していなくても対応可能な講義とする。ただし教職科目ということで、中学校社会科・高等学校地理歴史科の教員免許取得と教員採用試験の出題内容・傾向に即した内容になる。従って、使用するテキストは、系統地理分野の学習内容が記載されている高等学校の『地理探究』の教科書・資料集、高等学校で使用する地図帳を使用する。系統地理的分野の学習内容から地理的な見方・考え方を身につけてほしい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業後、1時間程度の授業の振り返り・復習を行い、その授業で身につけた地理的な見方・考え方を自分のものにしてほしい。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
⑴ 各授業:毎時間の授業終了前に、授業学習ブリントを提出、指導を受ける。
⑵ 各学期提出物:前・後期の学習内容から学生が選んだテーマに関する授業指導案の提出、指導を受けた後を受けた後、模擬授業を実施する。
⑶ 各授業における自己評価・学習活動表の提出。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
⑴ 知識・技能の評価:基礎知識整理・定着テスト(前期、後期の2回実施)(全体評価の40%)。
⑵ 思考力・判断力・表現力:模擬授業の実践に対す評価(ルーブリック評価表をベースに)、模擬授業の実践に対する自己評価(全体評価の30%)
⑶ 関心・意欲・態度:出席回数、各授業時間後の学習プリント提出(系統地理に関する学習プリント))。各授業における自己評価・学習活動表(全体評価の30%)
 *評価基準・評価割合に関しては受講生との話し合いのもと変化する場合もある。
テキスト
/Required Texts
⑴ 『新詳 地理探究』(帝国書院)  
⑵ 『新地理資料 COMPLETE 2023』(帝国書院) 
⑶ 『新詳高等地図』(帝国書院⑴
参考図書
/Reference Books
⑴ 授業において、随時、紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 1 オリエンテーション 年間の授業内容、授業の進め方。年間の授業を通して身につけてもらいたい地理的見方・考え方と共に、教員の資質について。
2 2 地形 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
3 3 気候 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
4 4 日本の自然環境 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
5 5 地形図の読み取り 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
6 6 防災教育 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
7 7 環境問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
8 8 農林水産業 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
9 9 食料問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
10 10 エネルギー・鉱産資源 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
11 11 資源・エネルギー問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
12 12 工業 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
13 13 第3次産業、観光 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
14 14 前期学習範囲のの基礎知識の整理と定着 テスト形式にて系統地理(前期学習範囲)の基礎知識の整理と定着を図る。
15 15 前期の振り返り 前期の学習の省察を学習評価表より行う。
16 16 交通・通信 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
17 17 貿易と経済圏 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
18 18 人口 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
19 19 人口問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
20 20 村落と都市 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
21 21 都市・居住問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
22 22 衣食住 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
23 23 民族・宗教と民族問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
24 24 現代世界の国家 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
25 25 民族・領土問題 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
26 26 地図の発達 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
27 27 地図の種類とその利用 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
28 28 身近な地域の調査・地理情報の地図化・地図の活用 高校地理教科書に準じた知識・技能の習得を目的とした学習プリントでのグループワーク。生徒参加型の探究型授業の実践。
29 29 後期学習範囲のの基礎知識の整理と定着 テスト形式にて系統地理(前期学習範囲)の基礎知識の整理と定着を図る。
30 30 後期および年間の振り返り 後期及び年間の学習の省察を学習評価表より行う。

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