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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ICT実習Ⅱ 【(G)[経営]】/Information and Communication Technology Practice Ⅱ
授業コード
/Class Code
A005111513
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENi008
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
土4(後期)/SAT4(AUT.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
上村 千里/UEMURA CHISATO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
上村 千里/UEMURA CHISATO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義・実習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、全学DPが示す問題を発見・解決する能力の基盤となる知識や技術を身につけることを目的とする。
ICTやIoTの進展により、ビックデータから必要なデータを取り出し、分析しビジネスや社会での課題を解決する力が求められている。
この科目では、Microsoft  Excelを使用して、社会に通用するExcelスキルを身につけ、問題解決する力をつけることを目的とする。
様々なデータを元に作表や計算、グラフ化、データベース利用などができるように基礎を習得する。その上で様々なビジネスシーンで役立つ汎用性の高いExcel関数を学び、社会で必要とされるコンピュータスキルと分析力の基礎を習得することを目指す。
また、この科目の担当者は実務経験のある教員である。企業においてSE(システムエンジニア)や情報処理関連分野の研修講師として10年以上の経験がある。常に最新の情報や技術を踏まえ、時に専門分野についてもわかりやすく伝えていきたい。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.Society5.0の社会を理解し、これからの社会に役立つ知識をつける。
2.Excelを使用して、計算式を設定した表作成や目的に合ったグラフ作成ができる。
3.効率的に作業を行うための使用頻度が高いExcel関数を使うことができる。
4.データを元にExcelで分析できるデータサイエンスの基礎力をつける。
授業のキーワード
/Keywords
Society5.0・AI・ビックデータ・IoT・Microsoft Excel・データサイエンス
授業の進め方
/Method of Instruction
●すべての講義は実習室のパソコンを使用する実習を中心とした内容である。
●毎回設定されているテーマに基づく機能習得を目指し、時間の許す限り復習も行う。
●Active Learning形式で実施し、学生主体の授業を目指す。
履修するにあたって
/Instruction to Students
●毎回、テキストが必要である。テキストが無いと授業の一部が演習できない。
●実習室のパソコンを使用する際、“ユーザー名(アカウント)”と“パスワード”が必要である。貸出用は無いので忘れないように注意すること。
●遅刻すると自分のパソコンの実習環境が整わなかったり、操作がわからなくなったりするため、遅刻しないように注意すること。
●実習は原則として前回授業の受講を前提として行われる。欠席すると大幅な遅れにつながる場合があるため、欠席しないように注意すること。やむを得ない理由で欠席した場合は、次の授業までに自習しておくこと。
●コンピューターは精密機器であるため、取り扱いについては十分注意すること。
●教室内では飲食禁止。また、指定された座席に着席すること。
●質問は電子メールでも受け付ける。
●その他すべて教員の指示に従うこと。不明な点があれば遠慮なく担当教員に尋ねること。
●この講義は、Microsoft Windows 11とMicrosoft Office 2021の環境で行う。

●推奨パソコンスペック
OS:Windows 10(Home Edition以上)
※Sモードは制約が多いため推奨しない。
Officeアプリ(Word、Excel等)は本学学生であれば入学後、無償でインストール可能。
※Microsoftとの包括契約
CPU:Intel Core i5(第10世代以降)またはAMD Ryzen 5(第3世代以降)以上
Wi-Fi:必須(Wi-Fi5 (11ac)以上対応)
メモリ:8GB以上
ディスク:256GB以上(SSD推奨)
Webカメラ:カメラ付き必須推奨
モニタ:13インチ以上
バッテリー:6時間程度は稼働可能なもの
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
●毎回の教材やNESS(e-leraningシステム)・オンデマンド教材を利用し、2時間程度の授業の事前学習や復習を実施すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
技能習得確認のためのExcel基礎テスト(第5回)・Excel応用テスト(第10回)・Excel活用テスト(第15回)を授業中に実施する。
その他、毎回授業で作成したファイルを、学内ネットワークシステムを利用して提出する。課題やテストのフィードバックは実習中の説明および模範解答を配布することで対応する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
学習活動評価30%・各種テスト評価50%・NESS(e-leraning)20%の割合で評価する。
定期試験は実施しない。

学習活動評価は以下とする。
●毎回の授業で作成した成果ファイルの提出(グループワークでの成果ファイルを含む)
●成果ファイルの完成度

各種テストは以下とする。
●Excel基礎テスト・Excel応用テスト・Excel活用テスト

NESS(e-leraning)は以下とする。
●タイピング
●Excel・情報倫理修了テスト

●毎回出席確認を行う。
●授業回数の3分の2以上の出席が必要。そうでない場合は、単位を認定しない。
●他人データの流用や作成データのコピー等不正行為が行われた場合、単位を認定しない。
テキスト
/Required Texts
●イチからしっかり学ぶ! Office基礎と情報モラル Microsoft365・Office2021対応  noa出版
●はじめの第一歩 基礎からはじめる データサイエンス noa出版
前期に購入していない学生は必ず購入すること。
その他適宜、補足教材を配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業や評価に関する案内
Society5.0・AI・ビックデータ
授業内容や評価に関する案内を行う。
社会の移り変わり・Society5.0・IoT・センサー・AI・ビッグデータ・データから価値を生み出す
2 第2回 Excel基礎1 操作を中心にExcelの基礎力をつける為の実習を行う。
表の書式設定・表示形式・行列幅の調整
3 第3回 Excel基礎2 操作を中心にExcelの基礎力をつける為の実習を行う。
ビジネスで使用される計算式・相対参照・絶対参照・オートSUM・IF関数
4 第4回 Excel基礎3 操作を中心にExcelの基礎力をつける為の実習を行う。
グラフ機能
5 第5回 Excel基礎テスト ここまでのExcel基礎技能習得確認のためExcel基礎テストを実施する。
6 第6回 Excel応用1 社会で対応できるExcel応用力をつける為の実習を行う。
端数処理関数・順位・VLOOKUP・IFネスト・AND・OR
7 第7回 Excel応用2 社会で対応できるExcel応用力をつける為の実習を行う。
データベース・ピボットテーブル・COUNTIF・AVERAGEIF・SUMIF
8 第8回 Excel応用3 社会で対応できるExcel応用力をつける為の実習を行う。
統計的な内容の基礎知識を習得する。ばらつき・ヒストグラム・FREQUENCY関数・標準偏差
9 第9回 Excel応用4 社会で対応できるExcel応用力をつける為の実習を行う。
統計的な内容の基礎知識を習得する。相関関係・散布図・回帰直線
10 第10回 Excel応用テスト ここまでのExcel応用技能習得確認のためのExcel応用テストを実施する。
11 第11回 Excel活用1 データ分析1 データを用い実践的な分析を行う。雑貨店の顧客分析から販売戦略を立てる。
代表値・ばらつき・標準偏差・ヒストグラムによる分析
12 第12回 Excel活用2 データ分析2 データを用い実践的な分析を行う。雑貨店の顧客分析から販売戦略を立てる。
前回の分析結果のアウトプットをグループワークで行い、プレゼンテーションを作成する。
13 第13回 Excel活用3 データ分析3 データを用い実践的な分析を行う。コンビニエンスストアの売上から仕入計画を立てる。
相関関係・散布図・回帰直線・相関係数
14 第14回 Excel活用4 データ分析4 データを用い実践的な分析を行う。コンビニエンスストアの売上から仕入計画を立てる。
前回の分析結果のアウトプットをグループワークで行い、プレゼンテーションを作成する。
15 第15回 Excel活用テスト
ここまでのExcel活用技能習得確認のためのExcel活用テストを実施する。
16 毎回 成果ファイル提出 毎回Active Learningを実施し、成果ファイルで完成度を確認する。

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