科目一覧へ戻る | 2025/05/07 現在 |
開講科目名 /Class |
ICT実習Ⅱ 【(M)[人文]】/Information and Communication Technology Practice Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
A005111017 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENi008 |
開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
曜日・時限 /Day, Period |
土1(後期)/SAT1(AUT.) |
単位数 /Credits |
1.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
岡元 直樹/okamoto naoki |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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岡元 直樹/okamoto naoki | 共通教育センター |
授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義・実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、共通教育科目のリテラシー科目群、情報分野に属しています。 全学DPに掲げる、広い教養を身につけること、獲得した知識や技能をもって社会に貢献する力を身につけることを目的とします。 当講義では[第三者による一定の評価に基づく、自信を持って実務を遂行できる Word・Excel スキル]の習得を目指します。 近年、企業にとってコンピューターの存在は必要不可欠のものとなっており、PC 操作については習得済みという前提で業務が組み立てられている場合も多く見受けられます。 また、何らかの業務に従事し始めた当初は、業務知識(業務遂行に必要な知識)の吸収に多くの時間を割く必要があり、PC 操作の学習・習得にまではなかなか手が回らないということもありがちな話です。 当講義によって、学業においても社会生活においても、PC 操作に手を取られることなく、取り組むべき本質に集中できるようになっていただきたいと思います。 なお、この授業は、実務経験のある教員が担当しています。IT企業での業務を11年、学外(公的機関)での教育業務を16年経験しています。 情報社会を生きる上で必要な知識・スキルを、より実践的な観点から解説します。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
1. オデッセイ コミュニケーションズ主催の MOS 試験(Excelスペシャリスト)合格相当の力を持っている 2. Word を利用し、レポートなど、複数ページで構成された文書を効率よく作成できる 3. Excel を利用し、集計及び簡単な分析を行える 4. 多数のアカウントを安全に管理できる 5. Excel を使って最も基本的な意思決定支援を行える |
授業のキーワード /Keywords |
アカウント管理、差し込み印刷、パスワードマネージャー、データ分析、クロス集計、MOS |
授業の進め方 /Method of Instruction |
各講義回では実習を中心に講義を行い、一部の回を除き、作成した成果物を提出してもらいます。 副教材として eラーニング教材「ななれ」を採用していますので、こちらを自学自習してください。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
(1) 遅刻について 当講義は実習が中心となるため、遅刻者対応は授業を一時的に中断させるということを認識しておいてください。 (2) 欠席について 欠席した場合は、次の講義までに必ず講義内容を自習してください。 講義開始 20 分以降に入室した学生は欠席とみなします。遅刻 3 回で欠席 1 回とし、欠席回数が全講義回数の 3 分の 1 を超えた場合は評価不能とみなします。 (3) アカウントについて 情報処理実習室の PC を利用する際は、ログイン用のアカウント情報(ユーザーIDとパスワード)が必要です。 手元に届いているアカウントが記載されたハガキを必ず持参してください。 紛失した場合は速やかに申し出てください。 アカウントの貸し借りは厳禁となっています。 (4) 講義に臨む姿勢について 各学生の PC 操作スキルには大きな開きがありますが、他人と比較することなく、自己のスキル向上に努めるようにしてください。 (5) 学習環境について eラーニング教材 「ななれ」 を学習するため、自宅にPC環境を整えることが望ましいです。 PC を所有していない人は購入することを推奨します。 なお、大学情報処理実習室の PC の OS は Windows であり、Windows を基本として説明を行います。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
講義内で実施する小テスト、習熟度チェックは eラーニング教材「ななれ」の課題 から出題されます。 指示された範囲を学習しておいてください。 当講義では MOS 模擬試験を講義内で実施し、評価の対象とします。 ・学習に要する時間目安 - eラーニング教材「ななれ」の学習:1~2 時間/週(個人差あり) - 試験対策:2~3 時間/週(試験直前対策として) |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
eラーニング教材「ななれ」を自学自習してください。 講義期間中に4回進捗状況を確認します。 「ななれ」の不明点については、講義時間内に質疑応答の時間を設けます。 また、Kgu-nanareのサイトから直接サポートに問い合わせることもできます。 しかし、自身の問題解決力養成のため、まずは自力で解決するようにしてください。 講義中の演習課題についてのフィードバックは講義時間内に行います。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
以下の割合で総合的に評価します。 - テーマ別学習:15 点(15点×提出率) - eラーニング教材「ななれ」の課題:35 点(35点×提出率) - 講義内に実施する小テスト:15 点(15点×得点率) - MOS 模擬試験:15 点(15点×得点率) - 習熟度チェック:20 点(20点×得点率) 単位取得には「ななれ」の学習を進めることと各種試験対策が必要です。 普段の取り組みが評点に反映されやすくなるよう、小テスト、習熟度チェックは全て「ななれ」から抜粋して出題します。 各課題提出時、および試験時においてアカウントの貸し借りが判明した場合、両者とも 0 点とみなします。 また、担当講師の許可なく、教室以外の場所で受験した場合や、講義時間外に受験した場合も 0 点とみなします。 |
テキスト /Required Texts |
eラーニング教材「ななれ」最新版 後期からの受講生は振込方法を案内しますので、初回登校日に教材費 2,000 円を持参してください。 未払いの場合は教材の試用となり、後期に必要な単元が学習できないので注意してください。 |
参考図書 /Reference Books |
平井 愛ほか『18歳からのトータルライフガイド: 未来への第一歩』三修社 2025年 2,310円 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンスとZoom の活用 | - 当講義の意義や進め方、注意事項、単位の評価基準などについて理解する。 - Web 会議ツールの一般的な特徴を理解し、その操作に慣れる。 |
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2 | 第2回 | アカウントの管理 | - インターネット利用に関する各種のトラブル事例を確認し、プライバシーやセキュリティを意識した、トラブルに巻き込まれにくいネット活用姿勢について学習する。 | |
3 | 第3回 | Word レポート作成講座 1(スタイルの活用) | - Word のスタイル機能は、複数ページに渡る文書を作成する際に欠かせない機能だが、現実には有効に活用されていないケースが多々見られる。 - ここでは、簡単な演習を通してスタイル活用の基本を学ぶ。 |
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4 | 第4回 | Word レポート作成講座 2(図表やグラフの挿入) | - Word と Excel を協調させながらひとつの文書を作成する方法について実習する。 - 図表番号の挿入方法について理解する。 |
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5 | 第5回 | Excel 関数対策講座 1(文字列を扱う関数) | - Excel の関数に対する苦手意識解消を目的とし、関数の概念と利用方法について非常に簡単な例から再確認する。 | |
6 | 第6回 | 差し込み印刷 | - Excel で管理しているデータから、必要な項目を Word に取り込んで印刷するまでの操作を理解する。 | |
7 | 第7回 | Excel グラフの集中講座 | - Excel のグラフに対する苦手意識解消を目的とし、正しいグラフ種類の選択や見せ方について簡単な例から再確認する。 | |
8 | 第8回 | Excel 関数対策講座 2 | - 少し高度な関数の理解を目的とし、その利用方法について確認する。 | |
9 | 第9回 | ピボットテーブルの活用 1 | - ピボットテーブル、ピボットグラフを使用したデータ分析の方法を考察する。 - アンケートの集計結果からデータの分析を行う。 |
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10 | 第10回 | ピボットテーブルの活用 2 | - 作成したピボットテーブルやグラフを使用してプレゼンテーション資料を作成する。 | |
11 | 第11回 | 資格試験対策 1 | - MOS 試験の特徴や出題形式、合格へのポイントを理解する。 | |
12 | 第12回 | 資格試験対策 2 | - MOS 試験の特徴や出題形式、合格へのポイントを理解する。 | |
13 | 第13回 | MOS 模擬試験 | - MOS 模擬試験を通し、自身の ICT スキルの第三者評価を確認する。 | |
14 | 第14回 | 後期学習内容の復習 | - 後期学習範囲の復習を行う。 | |
15 | 第15回 | 習熟度チェック(後期末) | - 試験形式で自身の ICT スキルを確認する。 |