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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
ICT実習Ⅰ 【(I)[経営]】/Information and Communication Technology Practice Ⅰ
授業コード
/Class Code
A005101515
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENi002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
土2(前期)/SAT2(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
中原 伸子/NAKAHARA NOBUKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中原 伸子/NAKAHARA NOBUKO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面(講義・実習) 
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、全学DPが示す問題を発見・解決する能力の基盤となる知識や技術を
身に付けることを目的とする。
高度情報社会において学生がコンピューターの利便性と危険性の両方を理解し、社会に対応できるコンピューター力を身に付けることを目標とする。
知識面では、情報の特性や情報セキュリティに関する知識を習得し、危険を未然に回避することができるようになることを目的とする。
技術面では、Microsoft PowerPointとMicrosoft Wordに関する操作・技術を
学び、社会でも役立つビジネススキルを習得することを目的とする。
Microsoft PowerPointでは、プレゼンテーションスキルを習得する。実習ではアプリケーション操作だけでなく、聞き手に興味を持たせる構成やわかりやすいプレゼンテーションのためのビジュアル化ができるようになることを目的する。
Microsoft Wordでは、レポート作成やレジュメを効率的に作成できるスキルを習得する。また、インターネット情報の取捨選択についても学び、獲得した知識や技能を総合的に活用できるようになることを目的とする。
また、この科目の担当者は実務経験のある教員である。企業においてSE(システムエンジニア)や情報処理関連分野の研修講師として10年以上の経験がある。常に最新の情報や技術を踏まえ、時に専門分野についてもわかりやすく伝えていきたい。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.クラウドサービスを活用することができる。
2.インターネットを利用して必要な情報を取捨選択できる。
3.ビジネスメールを作成し、就職活動にも役立てることができる。
4.プレゼンテーションに必要な知識を習得し、訴求力のあるプレゼンテーション
 資料を作成できる。
5.ワープロソフトを使用して、目的に合った文書やレポートが効率的に作成
 できる。 
授業のキーワード
/Keywords
情報セキュリティ・ビジネスメール・クラウドサービス・プレゼンテーション・レポート
授業の進め方
/Method of Instruction
●すべての講義は実習室のパソコンを使用する実習を中心とした内容である。
●毎回設定されているテーマに基づく機能習得を目指し、時間の許す限り復習も
  行う。
●Active Learning形式で実施し、学生主体の授業を実施する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
●毎回、テキストである。テキストが無いと授業の一部が演習できない。
●実習室のパソコンを使用する際、“ユーザー名(アカウント)”と“パスワード”が必要
  である。貸出用は無いので忘れないように注意すること。
●遅刻するとパソコンの実習環境が整わなかったり、操作がわからなくなったりする
  ため、遅刻しないように注意すること。
●実習は原則として前回授業の受講を前提として行われる。欠席すると致命的になる
  場合があるため、欠席しないように注意すること。やむを得ない理由で欠席した
  場合は、次の授業までに自習しておくこと。
●コンピューターは精密機器であるため、取り扱いについては十分注意すること。
●教室内では飲食禁止。また、指定された座席に着席すること。
●質問は電子メールでも受け付ける。電子メール操作は授業において実習する。
●その他すべて教員の指示に従うこと。不明な点があれば遠慮なく担当教員に尋ねる
  こと。
●この講義は、Microsoft Windows 11とMicrosoft Office 2021の環境で行う。

[推奨パソコンスペック]
OS:Windows 10(Home Edition以上)
※Sモードは制約が多いため推奨しない。
Officeアプリ(Word、Excel等)は本学学生であれば入学後、無償でインストール可能。
※Microsoftとの包括契約
CPU:Intel Core i5(第10世代以降)またはAMD Ryzen 5(第3世代以降)以上
Wi-Fi:必須(Wi-Fi5 (11ac)以上対応)
メモリ:8GB以上
ディスク:256GB以上(SSD推奨)
Webカメラ:カメラ付き必須推奨
モニタ:13インチ以上
バッテリー:6時間程度は稼働可能なもの  
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
毎回の教材やNESS(e-leraningシステム)・オンデマンド教材を利用し、2時間程度の授業の事前学習や復習を実施すること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
技能習得確認のためのPowerPointスキルテスト(第10回)・Wordtスキルテスト(第15回)を授業中に実施する。また、知識習得確認のためにICT知識テスト(第5回)を実施する。
その他、毎回授業で作成したファイルを、学内ネットワークシステムを利用して提出する。課題やテストのフィードバックは実習中の説明および模範解答を配布することで対応する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
学習活動評価30%・各種テスト評価50%・NESS(e-leraning)20%の割合で評価する。
定期試験は実施しない。

学習活動評価は以下とする。
●毎回の授業で作成した成果ファイルの提出
(グループワークでの成果ファイルを含む)
●成果ファイルの完成度

各種テストは以下とする。
●ICT知識テスト・PowerPointスキルテスト・Wordスキルテスト

NESS(e-leraning)は以下とする。
●タイピング
●Word・PowerPoint修了テスト

その他
●毎回出席確認を行う。
●授業回数の3分の2以上の出席が必要。そうでない場合は、単位を認定しない。
●他人データの流用や作成データのコピー等不正行為が行われた場合、単位を認定
  しない。
テキスト
/Required Texts
●イチからしっかり学ぶ! Office基礎と情報モラル
  Microsoft365・Office2021対応(noa出版)
●はじめの第一歩 基礎からはじめる データサイエンス(noa出版)

※前期・後期で上記2冊のテキストを使用。前期にまとめて購入すること。
 その他適宜、補足教材を配布する。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 授業や評価に関する案内
学内環境の確認とe-learningについて
授業内容や評価に関する案内を行う。
授業で使用するパソコンの使用方法を確認し、学内ネットワーク及びe-learningシステムの使用方法を実習する。
クラウドについて学び、ファイル保存を行う。
NESS(e-learning)によるタイピング練習を開始する。
2 第2回 情報モラルと情報セキュリティ・不正アクセス・パスワード管理・著作権 Webページの取扱方法やコンピューターやネットワークを使用する上では常識として必要な知識である情報モラルや情報セキュリティに関する講義を行う。
3 第3回 Eメール 1 電子メールの操作方法を実習する。
また、将来の就職活動でも役立つように、礼儀正しい文章で利用すべきビジネスメールの演習を行う。
(Outlook初期設定・署名・メール送受信・連絡先)
4 第4回 Eメール 2 将来の就職活動でも役立つように、礼儀正しい文章で利用すべきビジネスメールの演習を行う。
(ビジネスメール・TO/CC/BCCの使い分け・敬語)
グループワーク自己紹介
5 第5回 ICT知識テスト
ファイル管理
入力の基本
第1~4回までの習得確認のためのICT知識テストを実施する。
必要なファイル管理操作を行い、Office365サービスについて理解する。 
グループワーク等で共同作業の方法を理解する。
6 第6回 PowerPoint 1 PowerPointを使用しスライド作成実習を行う。
(テーマ・箇条書き・オンライン画像・書式設定・SmartArt)
7 第7回 PowerPoint 2 PowerPointを使用しスライド作成実習を行う。
(画面切り替え・アニメーション・配布資料・リハーサル・スライドマスター) 
8 第8回 PowerPoint 3 ビジュアル化演習 グループワーク 伝えたい内容をビジュアル化し、訴求力のあるスライドをグループワークで作成をする。
9 第9回 PowerPoint 4 グループワーク Office365を使用し情報を正確に伝える力、情報をまとめる力、情報をもとに課題を解決する力をトレーニングする。情報をビジュアル化し課題を解決する。
10 第10回 PowerPointスキルテスト ここまでのPowerPoint技能習得確認のためのPowerPointスキルテストを実施する。
11 第11回 Word 1 文書作成に必要な機能を実習する。単に編集機能の実習を行うのではなく、作成すべき内容に適した文書作成ができるようになることを目的とした実習を行う。
(文字書式・段落書式・文字の効果・画像の挿入・作表) 
12 第12回 Word 2 レポート作成に必要な機能を実習する。他科目でも課せられるレポート作成時に役立つ機能を習得する。
(ページ設定・ヘッダー・フッター・表紙・スタイル・Excelデータの活用)
13 第13回 Word 3 レポート作成機能の応用的な内容を実施する。セクション毎に異なる書式を設定したり、目次を作成する。
14 第14回 Word 4 Web活用 グループワーク レポートや論文作成のためのWeb検索と参考文献の表記の仕方を実習する。
テーマに沿ったレポートをグループワークで行う。
15 第15回 Wordスキルテスト ここまでのWord技能習得確認のためのWordスキルテストを実施する。
16 毎回 成果ファイル提出 毎回Active Learningを実施し、成果ファイルで完成度を確認する。

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