基本情報/Basic Information

開講科目名 ／Class	日本語Ａ/日本語Ⅰ 【資格試験対策】／Japanese A
授業コード ／Class Code	A004702001
ナンバリングコード ／Numbering Code	GENh001
開講キャンパス ／Campus	ﾎﾟｰﾄｱｲﾗﾝﾄﾞ
開講所属 ／Course	共通教育科目／
年度 ／Year	2024年度／Academic Year
開講区分 ／Semester	前期／SPRING
曜日・時限 ／Day, Period	金2(前期)／FRI2(SPR.)
単位数 ／Credits	1.0
主担当教員 ／Main Instructor	金澤　協子／KANAZAWA KYOKO
遠隔授業 ／Remote lecture	No

担当教員情報/Instructor Information

教員名 ／Instructor	教員所属名 ／Affiliation
金澤　協子／KANAZAWA KYOKO	共通教育センター

授業の方法 ／Class Format	対面授業：講義・演習
授業の目的 ／Class Purpose	この科目は、日本語能力試験N1レベルの語彙・漢字を総復習し、文法項目の復習を行ないながら、それらの力をさらに伸ばすことを目的とします。 もちろん、神戸学院大学の交換留学生として、必要な知識や情報をも身に付けることも目的の一つです。 この授業を履修することで、神戸学院大学の全学ディプロマ・ポリシーに掲げられている以下のことが出来るようになります。 ①幅広い知識を活用して、さまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くこと ②自分の意見を口頭や文章によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションを取ること ③獲得した知識や技術を活用して、国内外において、価値観や意見の異なる多様な人と議論し、学びを深め、協同し、社会に役立てること　 この科目の担当者は、学部・大学院ともに、日本語教育を専門として修学・研究しており、卒業・修了後も外国人日本語学習者への教育を行なってきました。特に、交換留学生への教育には、30年の教授経験を有しています。 そして、日本語教育関係の学会の理事として、会を運営する実務にも対応しています。 それから、地域の日本語教育の裾野を拡げる任務も遂行しています。 また、日本語教師養成講座の開講・運営にも携わっており、実務経験のある教員として、日本語学習に不具合が生じた場合、多角的で具体的なアドバイスを行なうことが出来ます。
到　達　目　標 ／Class Objectives	この授業を受けると、次のことが出来るようになります。 ①態度・習慣として、日本語中級文法の復習と上級文法を勉強するために、学習スタイルを身に付けること。 ②また、留学が終了し、帰国後も、引き続いて、本国での日本語学習が継続出来ること。 ③知識・技能として、日本語を表現する場合、複数のバリエーションが幅広く扱えること。 ④知識・技能として、相手や対象に応じて、適切に、日本語が使い分けられること。 ⑤知識・技能として、日本語の漢字語彙を広く身に付けられ、適切に使うことが出来ること。 　 また、総合的に、幅広い場面で使われる日本語を理解するのに充分な量の漢字・語彙を覚え、日本語能力試験N1を受験し、認定を得るための力を付けることです。
授業のキーワード ／Keywords	日本語能力試験N1合格・認定 日本語能力試験N1最高得点取得
授業の進め方 ／Method of Instruction	まず、第一回目の授業で、日本語能力のレベルチェックを行ないます。 日本語文法の整理だけでなく、実践的な運用も視野に入れます。 また、日本語能力試験対策に関しては、数多くの練習問題などを利用します。 日々の授業では…。 ①語彙の確認と適切な運用の提示 ②文法項目の確認 ③長文読解を実施後、内容把握 ④事後整理としての確認作業…を行ないます。 また、毎回、小テストも実施します。　 小テストは、授業内で確認し、即座にフィードバックします。　 授業内では、充分な質疑応答の時間を取り、対応します。 また、より深く対応するに当たり、授業の中で、改めて、対応を指示します。
履修するにあたって ／Instruction to Students	一度、誤った部分に関しては、確実に得点出来るよう、充分な復習をすること。
授業時間外に必要な学修内容・時間 ／Required Work and Hours outside of the Class	・予習・復習合わせて１時間程度の学習が必要です。 　特に、復習には、充分な対応を心掛けて下さい。 ・毎回の授業の冒頭で前回の授業で学習した内容について小テストを行ないます。 　復習をしっかりとしておいて下さい。 ・次回の授業で答えられるよう、配当された問題を予習しておいて下さい。 　また、可能であれば、割り当てられていない問題も、目を通しておいて下さい。
提出課題など ／Quiz,Report,etc	初回の授業で、レベルチェックした後に、対応を指示します。 提出された課題は、次の授業時間内にフィードバックします。
成績評価方法・基準 ／Grading Method・Criteria	成績は、以下のポイントから、総合的に判断します。 課題遂行：練習問題の実施と提出50％ 確認作業：小テスト・練習問題実施後、誤答に対する修正50％ 各評価基準は、到達目標に従います。
テキスト ／Required Texts	プリントを配布する予定です。 レベルチェックをした後に、対応を指示します。
参考図書 ／Reference Books	レベルチェックをした後に、クラスで紹介・指示します。 受講者の要望に応じた参考図書を紹介します。

No.	回 ／Time	主題と位置付け ／Subjects and position in the whole class	学習方法と内容 ／Methods and contents	備考 ／Notes
1	第1回	オリエンテーション	・受講者自己紹介 ・今後の授業の進め方の説明・練習
2	第2回	語彙・文法の学習Ⅰ	日本語能力試験N1レベルの語彙の読み方、文法表現の学習 　わざと、わざわざ、せっかく、あいにく等
3	第3回	語彙・文法の学習Ⅰ	日本語能力試験N1レベルの語彙の書き方、文法表現の学習 ぐるぐる、おろおろ、うろうろ等
4	第4回	語彙・文法の学習Ⅱ	日本語能力試験N1レベルの語彙の読み方、文法表現の学習 いかにも、さも、今にも等
5	第5回	語彙・文法の学習Ⅱ	日本語能力試験N1レベルの語彙の書き方、文法表現の学習 なるほど、もちろん、無理はない等
6	第6回	語彙・文法の学習Ⅲ	日本語能力試験N1レベルの語彙の読み方、文法表現の学習 きっと、おそらく、必ず等
7	第7回	語彙・文法の学習Ⅲ	日本語能力試験N1レベルの語彙の書き方、文法表現の学習 ころ、盛り、模様等
8	第8回	語彙・文法の学習Ⅳ	日本語能力試験N1レベルの語彙の読み方、文法表現の学習 そろそろ、いそいそ、いよいよ等
9	第9回	語彙・文法の学習Ⅳ	日本語能力試験N1レベルの語彙の書き方、文法表現の学習 めきめき、そこそこ、ぼつぼつ等
10	第10回	語彙・文法の学習Ⅴ	日本語能力試験N1レベルの語彙の読み方、文法表現の学習 ついに・とうとう・やっと・ようやく等
11	第11回	語彙・文法の学習Ⅴ	日本語能力試験N1レベルの語彙の書き方、文法表現の学習 見損なう・見下げる・見失う等
12	第12回	語彙総復習	2-11回で学習した語彙の総復習を行う
13	第13回	文法総復習	2-11回で学習した文法事項の総復習を行う
14	第14回	総復習①	実際の試験に沿った問題の実施と解答解説
15	第15回	総復習②	実際の試験に沿った問題の実施と解答解説