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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域学講義ⅡB/観光学講義Ⅲ(都市比較論)/Regional Studies ⅡB
授業コード
/Class Code
A004322001
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENv008
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
金4(前期)/FRI4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
竹内 利江/TAKEUCHI TOSHIE
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
竹内 利江/TAKEUCHI TOSHIE 経営学部/Business Administration
授業の方法
/Class Format
「講義(対面授業)」・「演習(対面授業)」
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、全学DPに示す、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養し、自分の意見を口頭や文書によって表現し、相手の意見を理解することで、良好なコミュニケーションをとることができることを目指す。
授業では、主として都市計画の視点から、都市の形成、拡張、発展、また衰退、縮小、再生といった「都市」という現象の変化と、その背景を学び、様々な様相を呈している都市を事例に、都市を分析・比較するための視座を得ることを目的とする。都市デザインの考え方や都市評価の指標、都市に必要な要素を理解し、これからの持続可能な都市の姿、かたちについて考えていく。
到 達 目 標
/Class Objectives
・都市を構成する要素、都市を分析・比較する指標について説明できる。
・都市の調査から、その都市の持続可能性について意見を述べることができる。
・グループワークを通して、コミュニケーション力とプレゼンテーション力を
 向上させる。
授業のキーワード
/Keywords
都市計画、都市デザイン、持続可能な都市
授業の進め方
/Method of Instruction
・講義を中心に進めますが、意見交換等の時間を積極的に取り入れます。
・授業の後半に少人数のグループワークを行います。
 そのため、履修人数によって授業計画を修正する場合があります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・テキストは用いません。レジュメと、必要な資料は配布します。
・グループワークに積極的に参加することを求めます。
・毎回、授業内容に関するコメントを提出してもらいます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・授業の予習・復習で2時間程度。
・レポートおよび発表資料の作成で12時間程度。
・様々な都市に関心を持ち、その特徴を考えたり、実際に身近な街を歩きながら、
 都市空間がどのようにつくられているのか、観察してみてください。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・授業内で小テストを実施し、正答について解説します。
・都市の調査レポートを提出してもらいます。
 調査内容については、初回の授業で説明します。
・レポートをもとにグループで発表資料を作成し提出してもらいます。
 グループ発表終了後、全員のコメントを共有し、講評します。

成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
小テスト 30%
レポート 45% 調査内容の妥当性を評価します。
発表資料 15% グループワークへの参加態度も含め、総合評価します。
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
・中島直人・村山顕人・高見淳史・桶野公宏・寺田徹・廣井悠・瀬田文彦
 『都市計画学―変化に対応するプランニング』学芸出版社、2018年。
・寺島実郎監修、一般社団法人日本総合研究所編著『全47都道府県幸福度
 ランキング2022年度版』日総研グループ/株)日総研出版、2022年。
・平本一雄『世界の都市 5大陸30都市の年輪型都市形成史』彰国社、2019年。
その他、参考文献や参考サイトは授業中に適時紹介します。 

No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 都市とは何か 授業の進め方や調査レポートの内容等を確認し、都市とは何かを考える。
2 第2回 都市の起源と展開Ⅰ 古代ギリシャ・ローマ時代から近世までの欧州の都市形成の流れを学ぶ。
3 第3回 都市の起源と展開Ⅱ 日本の都市、主として古都・京都と江戸の都市形成を学ぶ。
4 第4回 都市の近代化 パリ、NY、東京を事例に都市計画の視点から都市の近代化について学ぶ。
5 第5回 日本の都市化と国土計画 戦後の大都市圏形成と国土計画の流れを理解し、都市化の課題を考える。
6 第6回 日本の都市計画 都市を構成する要素と日本の都市計画制度の概要を学ぶ。
7 第7回 都市のイメージと都市デザイン 都市デザインとは何か、その歴史的展開を踏まえ、近年の動きを学ぶ。
8 第8回 都市評価と都市ブランド 都市を評価する様々な指標を学び、都市のブランド力について考える。
9 第9回 事例研究Ⅰ(神戸市) 神戸市の都市計画とまちづくりについて考える。
10 第10回 事例研究Ⅱ(明石市) 明石市の都市計画とまちづくりについて考える。
11 第11・12回 都市比較研究Ⅰ 各自の調査レポートをもとに少人数でグループワークを行う。意見交換しながら、発表資料を作成する。
12 第13・14回 都市比較研究Ⅱ グループ発表を通して、都市の特性、都市の多様性や持続可能性について互いに学び合う。
13 第15回 総括 授業を振り返り、これからの持続可能な都市像について考える。

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