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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域学入門B/地域学入門Ⅱ(兵庫の自然地理)/Introduction to Regional Studies B
授業コード
/Class Code
A004222501
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENv002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水4(前期)/WED4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
廣田 晴行/HIROTA HARUYUKI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
廣田 晴行/HIROTA HARUYUKI 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(75分は講義、15分はレポート作成の演習)
授業の目的
/Class Purpose
 共通教育科目は,共通教育センターカリキュラムポリシーに示す,学生がその資質や才能を活かし将来を現実のものにしていくため,従来の生産性や効率だけの評価ではなく,新しい価値の創造,社会変革の原動力となる ための基盤づくりを目指すものである.
 地域学入門B(KPCキャンパス開講)は,リベラルアーツ領域地域学分野に属し,大学での専門的な学びを地域社会の活性化に結びつける科目の一つである.
 兵庫県に関して自然環境を切口に系統的な地域理解を推し進める.さらに,地域環境から学部専門科目を学ぶ糸口をつかむと共に,基礎的な教養を涵養し学部を越えた幅広い分野の学びで,多角的に見る力と考える力を養うことが目的である.
 本授業では,自然科学的な側面から自然地理学および環境科学の基礎理解の上に,世界の中の日本,日本の中の兵庫県の自然地理と環境についての学びを求めたい.  
 この授業を通して,受講者自身がどのような分野に対して興味を持つのかを考え,その分野への橋渡しとなることを期待している.
 大学での学習は,受身的に講義を聞くことではなく,講義による基礎知識を基盤に自らの考えをまとめて結論を導き,レポートに表現することが重要であることを自覚して受講して欲しい.
 なお,この授業の担当者は,国・公立中学校の理科の教員を経て管理職を長年務めた後,大学で教員研修を 行っていた実務経験のある教員である.
 自然教育の系統性を重視し,大学の専門課程の基礎となる基礎教育,並びに実践教育を意図した授業科目である.
到 達 目 標
/Class Objectives
(1)地域自然環境について科学的側面からの知識・理解を行い,自身の属する学部の専門科目との関連性を見いだし,今後の研究の素地とする.
(2)地域自然環境の基礎となる自然地理学,環境科学について理解する.
(3)グローバルな視点から,世界の中の日本,日本の中の兵庫県の自然地理と環境というアプローチで理解する.
(4)既習事項を基に,地域の発展と自然環境の保全の調和を考え,実践する態度や力を身につけ,他者に対して発信することができる.
授業のキーワード
/Keywords
兵庫県,自然科学,自然地理学,地域環境科学,防災
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回75分で基礎的知識理解のためにパワーポイントで講義を行い,残り15分で授業のポイントをまとめるレポート(300字)を課す.
履修するにあたって
/Instruction to Students
 本地域学入門Bを理解する上で,幅広い考え方を養う必要があるため地域環境科学のみの知識・理解では不十分である.
 地理,物理,化学,生物,地学などの基礎的知識は必須であるため,中学校・高校の教科書などもよく復習しておくこと.
 授業のねらい(ポイント)を的確に300字でまとめる作業を毎授業行うということを十分に理解した上で受講すること.
 毎回非常にハードワークであるが,授業修了後は必ず「まとめる力」がつくので,あきらめずに最後まで受講すること.
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
 講義内容の復習,整理のために授業終了後にノートを読み直すほか,不足事項については自身で調べて加筆すること.
 講義において,興味を持った学習項目については,図書館等で専門書を見て深く調べ学習をすると共に,一般書などで幅広く学習することも重要である.
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回授業終了時にレポートを提出すること.レポート提出で出席に換える.
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎時のレポートとテストで評価する.
 なお,レポートは毎回10点満点で評価する.回数分の合計を100点満点に換算する.
 テストも100点満点(600字の論文2問各50点満点)で、合計200点を100点に換算する.
 過去の例から欠席3回が単位取得のボーダーである.単位取得率は,3回欠席で50%以下,4回欠席すると25%以下になり,5回欠席すると10%以下になる.
テキスト
/Required Texts
特に使用しません.
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス プロローグ(授業の受け方、成績のつけ方)&お互いを知ろう!(自己紹介と自己PRの違い)
2 第2回 ガイダンス プロローグ(作文と小論文の違い)
3 第3回 地域学と自然地理学1 地域学とまとめ方
4 第4回 地域学と自然地理学2 自然地理学とは
5 第5回 地域学と自然地理学3 兵庫県の概要
6 第6回 地域学と自然地理学4 兵庫県の地形
7 第7回 地域学と自然地理学5 兵庫県の地質・土壌
8 第8回 地域学と自然地理学6 兵庫県の植生
9 第9回 地域学と自然地理学7 兵庫県の気候
10 第10回 地域学と自然地理学8 兵庫県の水文学
11 第11回 地域学と自然地理学9 兵庫県のため池
12 第12回 地域学と自然地理学10 兵庫県の温泉
13 第13回 地域学と自然地理学11 西宮市の宮水
14 第14回 地域学と自然災害1 地域学から見た阪神淡路大震災
15 第15回 地域学と自然災害2 地域学から見た水害・土砂災害

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