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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
食の科学Ⅱ/Science of Nutrition Ⅱ
授業コード
/Class Code
A004081501
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENu007
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水2(前期)/WED2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
吉川 美子/YOSHIKAWA YOSHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
吉川 美子/YOSHIKAWA YOSHIKO 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面方式で行う
授業の目的
/Class Purpose
 食事は、体に取り入れると様々な栄養素となり吸収される。食品の特徴を知り、物質代謝の仕組みを学習することにより、健康維持に必要な「食に関する知識」が身につくと考える。
 講義では、食品の栄養素の基礎知識やその組合せにより、機能性を高め、美味しさを引き出す工夫を実践できる力を育成する。なお、この講義は、臨床において4年間の実務経験のある管理栄養士資格を有する教員が担当することから、より実践的な観点から解説する。
到 達 目 標
/Class Objectives
以下の諸項目について概略を理解し、説明することができる。
①食生活を科学的に捉え、バランスの良い理想的な食品の組合せができる力を養う
②栄養学の基礎を活かし、心と体の健康づくりに取り組む
③食を通して得た幅広い地域文化に対する知識を社会活動の糧とする
授業のキーワード
/Keywords
食文化、食生活、臨床栄養、献立のバランス、マナー
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回、パワーポイントを用いる。

履修するにあたって
/Instruction to Students
社会で食に関する話題に興味をもっておく。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
食と健康にまつわる情報に関心をもつ。
事柄に関しては、エビデンスのある情報で検討する。
各講義の目的を理解するために、授業以外で各自検証する。また、講義で取り上げる内容は、全てを網羅するものではなく、関連する事項を各自で調べることを重要とする。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の授業で食に関する質問及びアンケート、レポートを実施する
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義中に提示する課題の提出と内容に関して的確に応えられている70%
最終課題とする小論文の記述内容で栄養知識の向上がうかがえる30%
提出物に関しては、講義中に注意点をあげているので期間内に提出することとする
テキスト
/Required Texts
特になし。
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 講義の概要説明
健康のための食生活と知識
講義内容の目的
提出物の説明
美味しさの表現
食事のマナー
2 第2回 食品に関する知識
栄養素の機能と健康
食品の分類と加工方法
遺伝子組み換え食品について
栄養バランス(PFC)
献立の立て方
3 第3回 栄養と調理の関係 調理による食品成分の変化
水と調理
ビタミンの性質と調理
4 第4回 食品の調理科学① 植物性食品の特徴と性質
5 第5回 食品の調理科学② 動物性食品の特徴と性質
6 第6回 食と文化① 日本の食文化(和食)
特徴、様式、食事作法、盛り付け、地域文化、献立例
7 第7回 食と文化②-1 江戸時代の食事情①
食品と調理法
歴史人物の食事内容、江戸野菜、海の幸
8 第8回 食と文化②-2 江戸時代の食事情②
食の楽しみ
江戸料理
9 第9回 食と文化③ 西洋の食文化(洋食)
特徴、様式、食事作法、盛り付け、地域文化、献立例
10 第10回 食と文化④ 東アジアの食文化(中国・その他)
特徴、様式、食事作法、盛り付け、地域文化、献立例
11 第11回 高齢期の食事
嗜好品飲料 コーヒーについて
健康を支える食生活
介護食の内容とポイント
コーヒーと健康
12 第12回 薬膳の基本
パワー回復の食事
陰陽五行論、食養生、食物の組合せ
体調不良の原因と栄養
13 第13回 臨床栄養①
コレステロールと中性脂肪について
血液の質の向上
14 第14回 臨床栄養② 肝機能低下、腎機能低下、高尿酸血症
15 第15回 まとめ(復習)
小論文(レポート)作成
講義全般の復習
小論文の説明
質疑応答

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