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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
健康科学入門 【③(1年次のみ)】/Introduction to Health Sciences
授業コード
/Class Code
A004051003
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENu001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水3(前期)/WED3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
小嶋 功/OJIMA ISAO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
荒牧 礼子/ARAMAKI REIKO 栄養学部/Nutrition
小嶋 功/OJIMA ISAO 理学療法学科/Physical Therapy
道重 さおり/MICHISHIGE SAORI 心理学部/Psychology
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
第1回~第5回(担当:小嶋)
第6回~第10回 (担当:荒牧)
第11回~第15回(担当:道重)
授業の目的
/Class Purpose
本科目は全学のDPである
1. 共通教育等を通じて、広い教養を身につけ、豊かな人間性や社会性を涵養すること,3. 幅広い知識を活用してさまざまな問題を発見し、それを解決する方策を導くこと,を目指します。
以上の指針に基づいて、健康科学入門①は、保健・医療に関わる3学部(栄養学部、総合リハビリテーション学部、心理学部)の教員がそれぞれの分野から講義を行います。講義の内容は、心身の健康や病気に関する幅広い領域の中から、3学部の専門性を通じて、“健康に過ごすこと”、”病気の予防や治療”について、それぞれの立場から分かりやすくお話しします。心身ともに健康に過ごすことは誰もの願いです。したがって、自分自身で健康に過ごすためにできることに関心を持つことは,、とても大切なことです。本講座は「健康科学」について、心身両面から正しい知識をもってもらうことを目的とします。 
到 達 目 標
/Class Objectives
【小嶋】健康科学に基づいた疾病予防および健康増進のために必要な知識を習得し、私たちが、生涯にわたって安心した生活を過ごすため必要な、保健・医療・福祉分野について学ぶ。
【荒牧】健康寿命(日常生活に制限のない期間)を伸ばすための生活習慣、とくに食生活のあり方について知識を深め、適切な食習慣を営むことができる力をつけます。
【道重】「こころ」の科学と呼ばれる心理学で明らかにされた知見を学ぶことを通して、心身の健康がいかに多様な要因から影響を受けるのかについて理解します。
授業のキーワード
/Keywords
【小嶋】健康寿命、体力、ヘルスプロモーション、障害者の社会参加
【荒牧】健康、栄養、食事、食習慣
【道重】感情と健康、ストレス、依存症
授業の進め方
/Method of Instruction
【小嶋】スライド(資料配布)使用による講義・演習形式で進めます。
【荒牧】パワーポイントのスライドを使用し、講義形式で進めます。
【道重】パワーポイントのスライドを使用し、講義形式で進めます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
【小嶋】運動習慣を継続してゆくための効力感を引き出すためには何が必要かについて考えてください。授業内容に関する質問や意見は、出席カードに記入してください。授業はじめにフィードバックします。
【荒牧】授業で学習した内容を実生活でも取り入れるよう実践してください。
【道重】授業で学修した内容を実⽣活にあてはめてみて、どんなことに応⽤できそうかを考えるようにしてください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
【小嶋】配布された資料を復習すること(目安として30分)。
【荒牧】授業で学んだことを復習し、実践するための準備をする(目安として30分)。
【道重】配布された資料を復習すること(目安として30分)。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
【小嶋】レポート課題
「自己のスポーツ(身体運動)体験を通して獲得したもの。現在、獲得しようとしているものや、自己にとっての健康な生活を保つための具体的な取り組みについて」
■提出場所:最終授業日または6号館 1階 KAC教務事務室(西側ピロティー横にあるレ 
       ポート受付BOXへ)
■レポート様式:
                 ①学部、学籍番号、氏名の記載を忘れないこと。
                 ②字数 1200~1600字(400字詰め原稿用紙3~4枚分)
        ③書式 a.A4 1枚
            b.学籍番号、氏名を必ず記入のこと
              c.wordまたは手書き
                    wordの場合は、40字×40行設定 余白設定自由
                  d.手書きの場合は、A4レポート用紙または原稿用紙使用
        ④レポートが締切日までに提出されなかった場合、減点します。
      ⑤未提出の場合は、0点です。
【荒牧】各回確認テストを行います。また、課題を提出することがある。確認テスト課題等のフィードバックは授業時間内に行います。
【道重】各回、200字から500字程度の小レポートを提出してもらいます。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
【小嶋】【小嶋】レポート課題(70%)・アンケート課題(30%)
【荒牧】確認テスト(70%)、課題(30%)
【道重】各回の小レポート等提出物(60%)、確認テスト(40%)
テキスト
/Required Texts
【小嶋】【小嶋】授業時に資料を配布します。
【荒牧】必要な資料は、Moodleにて提示します。
【道重】授業時に資料を配布、またはMoodleにて提示します。
参考図書
/Reference Books
【小嶋】必要に応じて適宜紹介します。
【荒牧】必要に応じて適宜紹介します。
【道重】必要に応じて適宜紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 現代社会と健康科学 平均寿命と健康寿命の間には約10年間の差がある。健康寿命とは、自立した生活ができる生存期間のこと。その差をどのように捉え、私たちの生活を向上させてゆく必要性があるのかについて考えます。その中で、健康とはについて理解する。 
2 第2回 健康体力について 子供から高齢者までのライフサイクルに応じた健康維持・増進のあり方が注目されています。ヘルスプロフェッションに関わる人々の活動について知り、健康体力または生活体力とは何かを理解し、体力、パフォーマンスについて考える。
3 第3回 運動トレーニングの評価と実際 運動トレーニングの評価と実際について理解する。 
4 第4回 高齢者の健康増進 高齢者や障害者の体力をリハビリテーションの視点から考え、住み慣れた地域における対象者の支援のあり方について理解する。 
5 第5回 障害者スポーツの現状 健康関連QOL 高齢者、障がい者のノーマライゼーションの考え方と社会参加、障害者スポーツの大切さや支援の在り方について理解する。大学生の健康に対する意識・QOLと運動習慣に関するアンケート調査を実施する。
6 第6回 健康とは 健康の定義、健康の概念、平均寿命と健康寿命
7 第7回 栄養素の働き① 基本的な栄養素について解説する①
エネルギー、炭水化物、タンパク質、脂質について栄養素の基礎知識を習得する。
8 第8回 栄養素の働き② 基本的な栄養素について解説する②
ビタミン、ミネラルについて栄養素の基礎知識を習得する。
9 第9回 若年成人の食生活の現状と課題 データから見る若年成人の食生活と食習慣の現状と課題について解説する。
10 第10回 健康的な食事 バランスの良い食事について解説する。
自身の食生活について、評価し、バランスの取れた食事にするにはどうしたらよいのか実践可能な食事について各自計画を立てる。
11 第11回 健康心理学① 健康心理学について概観します。
12 第12回 健康心理学② こころと健康について解説します。
13 第13回 ストレスへの対処法 ストレスへの対処法について解説します。
14 第14回 依存症① 依存症についての理解を深めます。
15 第15回 依存症②・確認テスト 依存症への対処法について説明します。また1回~5回の講義内容について、理解度の確認テストを行います。

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