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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
中級フランス語ⅠB/中級フランス語Ⅰb (ICTによる学習)【カ】/Intermediate French ⅠB
授業コード
/Class Code
A003272002
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENd006
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水1(前期)/WED1(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
山本 健二/yamamoto kenji
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山本 健二/yamamoto kenji 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
対面授業(演習)
授業の目的
/Class Purpose
この科目の受講生は、「初級フランス語」で習得した知識をもとに、中級レベルのフランス語の総合的なコミュニケーション能力(聞く、読む、話す、書く力)をバランスよく身につけることを目的とします。
 授業ではテキストだけでなく、付属の練習帳"Cahier d'exercices"などを使用し、実用的なフランス語を主体的に学習していきます。各課の最後では、発音のコツを練習したり、パリ観光、フランスの地方、芸術等に関するテキストを読んだり、自分で文章を書いたりする練習にもチャレンジします。 
 授業を通して、実践的な言語能力に加え、フランス語圏の文化や社会に関する知識も身につけることで、異文化体験をしながら、汎用性の高いフランス語の力を習得することを目的とします。全学ディプロマ・ポリシーのもとに、共通教育センターが掲げる学生の到達目標は以下の通りです。

 1. 調和のとれた心身のもとに文化・社会・自然に関する広く豊かな知識を備えている。
 2. 学修した知識・技能を活用して社会と交わり、新しい価値を創造することができる。
 3. 生涯にわたって自発的に学び続けていくことができる。
 4.高い倫理観・責任感を以て社会に貢献することができる。
到 達 目 標
/Class Objectives
受講生は、「中級フランス語 IB」修了時点で、ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)A1.2レベルに到達することを目指します。ヨーロッパ言語共通参照枠とは、言語の枠や国境を越えて、外国語の運用能力を同一の基準で測ることが出来る国際標準のことです。
 ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)の6つのレベルは、日本フランス語試験管理センターによれば以下のようになります。

A1 : 簡単なやりとりが可能で、自分や、身近な物事について話すことができます。
A2 : 日常生活に関わる簡単な課題を実行できます。丁寧表現を用いたり、もっとも日常的なやり取りを交わしたりすることができます。
B1 : やりとりを維持すること、議論を理解、継続し、自分の見解や意見を述べることができます。日常生活の予期せぬ状況にも対処できます。
B2 : 自分の意見を主張するために筋道の通った議論の流れを作ることができ、自分の見解を展開し、交渉することができます。このレベルの受験者は、社交的な談話の中で流暢に会話を交わし、自分の間違いを自分で修正することができるようになっています。
C1 : 流暢で自然なコミュニケーションを成立させることが可能です。豊富な語彙があり、自分の意見を伝える際に適切な表現を選択できます。明瞭で構成の整った話を滑らかに発し、様々な構文に習熟した使用者であることが見て取れます。
C2 : 言語への熟練が、表現の正確さや適切さ、流暢さに現われます。受験者は学術的な、あるいは高度な課題を実現することができます。

A1-2レベルは仏検4級レベルにあたります。
A2-1レベルは仏検3級レベルにあたります。
授業のキーワード
/Keywords
コミュニケーション能力の獲得、異文化体験、フランス語圏の社会・文化
授業の進め方
/Method of Instruction
1回から2回の授業で1課を終わらせるペースで教科書を進めていきます。「初級フランス語I, II」の授業で使用した教科書『マエストロ1』の後半部を扱います。
まず、各課の文法事項を解説します。そして教師の質問や教科書の設問に答えて、文法を正しく理解できているかを確認します。
 それから、ペア・グループワークを活用することで、学習事項を定着させ、自分でも応用できるようにします。
適宜、文化的要素が取り入れられたある程度の文章を読んだり、文を書いたりする練習もします。
 授業の理解度を把握するために、必要に応じて小テストを実施します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
すでに学習した「初級フランス語I、II」の知識をさらに深めるため、積極的に履修してください。
 この科目は、フランス語をすでに学習した経験のある人を対象としたものです。1年次で初級フランス語科目を履修したかどうかは問いませんが、初級フランス語を履修したのと同程度の基礎力が必要です。 
 IIBではLMSを活用します。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業後には新しく習ったことを中心に、1時間ほど復習を行いましょう。少しずつ学修を継続することで、確実に力がついていくのを実感できるでしょう。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業で課された課題は添削後コメントをつけて返却します。課題は成績評価の対象になります。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業への積極的な参加 20% + 宿題の提出回数とその内容 20% + 小テストの成績 20% + 定期試験 40%
・定期試験を受けるには、全15回の授業のうち10回以上の授業の出席日数が必要です。

*評点S・Aの取得者の割合は,概ね単位取得者の30%を超えないものとします。
テキスト
/Required Texts
北村亜矢子、Durrenberger Vincent『マエストロ1』(朝日出版社 2020年)定価2,700円+税 
参考図書
/Reference Books
授業の内容に応じて、授業中に適宜指示します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション オリエンテーション:授業、成績に関する説明
2 第2回 19課 比較する(1) Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
3 第3回 19課 比較する(2) 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
4 第4回 20課 過去の状態、習慣、感想を言う(1) Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
5 第5回 20課 過去の状態、習慣、感想を言う(2) 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
6 第6回 21課 実践するスポーツを言う、弾く楽器を言う、休暇中の活動について語る(1) Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
7 第7回 21課 実践するスポーツを言う、弾く楽器を言う、休暇中の活動について語る(2) 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
8 第8回 復習 19課から21課までの復習 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
9 第9回 22課 身体の状態を伝える(1) Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
10 第10回 22課 身体の状態を伝える(2) 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
11 第11回 23課 誘う、約束をする Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
12 第12回 23課 頼みごとをする 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
13 第13回 24課 婉曲に願望を伝える Dialogue 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
14 第14回 24課 予約する、交通手段を言う、所要時間を言う 発音のコツ、Le petit challenge 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく
15 第15回 総復習 今学期の復習 練習帳"Cahier d'exercices"を予習しておく

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