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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
法と社会Ⅰ/Law and Society Ⅰ
授業コード
/Class Code
A000312002
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENt004
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木5(後期)/THU5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
佐野 光彦/SANO MITSUHIKO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
佐野 光彦/SANO MITSUHIKO 社会リハビリテーション学科/Social Rehabilitation
授業の方法
/Class Format
今年度は授業は講義を中心にして行う。
授業の目的
/Class Purpose
この科目では、共通教育の学生到達目標の1~4を目指している。
1.調和のとれた心身のもとに文化・社会・自然に関する広く豊かな知識を備えている。2.学修した知識・技能を活用して社会と交わり、新しい価値を創造することができる。
3.生涯にわたって自発的に学び続けていくことができる。
4.高い倫理観・責任感を以て社会に貢献することができる。

私たちが日常生活を送る場合には、様々なルールを意識しています。ルール=規範には、常識、習慣、道徳などが含まれます。また、法律も規範の中では大きなウェイトを占めています。コミュニティの絆が弱くなってきた現代の日本社会では、隣人関係、職場、学校など様々な場所で私たちはトラブルに巻き込まれる可能性が高まって来ました。まさに訴訟社会になりつつあると言えるのではないでしょうか。そこで本講義では、知らなかったでは許されない法律の基礎を学び、合わせて法的な問題と倫理との関係についても、みなさんと一緒に考えて見ようと思います。そして、みなさんが社会を構成する一員として、基本的な法律知識を身につけ、それを生かすことができるようになることをねらいとします。

到 達 目 標
/Class Objectives
1.基礎的な法律用語を説明することができる。日常生活上での様々な(法律)手続ができるようになる。
2.社会人として要求される社会的教養の修得を目指す。
3.法律、政治、制度などの社会のしくみを理解する。


歯科衛生士としての資質の向上を目標とする。
授業のキーワード
/Keywords
法律、生活、社会問題、政治
授業の進め方
/Method of Instruction
講義を中心に進めます。授業の最後にコメントカードを記入してもらう。情報端末を利用した参加型の授業を実施する場合がある。


★教員メールアドレス
m.sano@reha.kobegakuin.ac.jp 
履修するにあたって
/Instruction to Students
世の中の動きを知るためにも、新聞、雑誌、ニュースなどを見ておいて下さい。共通教育科目の時事現代用語を並行して履修してほしい。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
次週の内容についてのプリントを配布した場合は、必ず読んで講義に望んほしい。(50分程度)また情報端末を利用した参加型授業を展開する場合は、事前に少し予習課題(自宅学習)を課す場合がある。(60分程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
レポートを予定している。(内容は、講義の中で発表する)課題例:あなたは、日常生活でどんな法律を意識していますか?事前にレポートの書き方などを伝え、提出してもらったレポートは、評価をし返却する。書いてもらった講義のコメントペーパーは、次週の講義のはじめにコメントする。 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
講義中の質疑・発表(10%)、講義内での意見メモ(コメントカード・10%)、レポート20%(2回実施予定)、定期テスト(60%:今年度はレポート試験を予定)として評価する。
テキスト
/Required Texts
使用しません。配布プリントやビデオを教材に用いる。
参考図書
/Reference Books
授業中で適宜紹介する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 私たちと法律とのかかわり―法とは何か?を考える 規範、法源、裁判などの基本を学ぶ
2 第2回 法律はどのようにしてできるのかを考える①―国家と法との関係 立憲主義、三権分立など統治機構について学ぶ
3 第3回 法律はどのようにしてできるのかを考える②―国家と法との関係 日本国憲法、基本的人権の基本的なことを学ぶ
4 第4回 人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える①―刑法と私たち 罪刑法定主義、犯罪成立要件などの刑法の基礎を学ぶ
5 第5回 人はなぜ罪を犯すと罰せられるのかを考える②―刑法と私たち 裁判員裁判、死刑廃止、冤罪などについて学ぶ
6 第6回 愛がはじまる時、終わるとき―男と女の問題を考える 結婚、離婚、家族、夫婦別姓などについて学ぶ
7 第7回 親子関係は変化してきたのかを考える①―子どもは親を選べない 児童虐待、扶養、相続などについて学ぶ
8 第8回 親子関係は変化してきたのかを考える②―生殖医療の弊害? 代理母、人工授精、体外受精などの生殖医療と法律との関係を学ぶ
9 第9回 契約って何だろう?かについて考える①―民法と私たち 民法の基本原則、契約などを学ぶ
10 第10回 契約って何だろう?かについて考える②―民法と私たち 動産、不動産、賃貸契約などについて学ぶ
11 第11回 医療と法律とのかかわりを考える①―医療過誤、薬害など 過失、損害賠償などについて学ぶ
12 第12回 医療と法律とのかかわりを考える②―臓器移植問題 違法阻却、生命倫理、臓器移植法などについて学ぶ
13 第13回 私たちの日常生活と法律について考える―悪徳商法などから身を守る クレジット、連帯保証、特殊詐欺などについて学ぶ
14 第14回 まとめ①―私たちの生活に法律を これまでの内容の復習を行う
15 第15回 まとめ②―テスト対策など テストに向けての対策をおこなう

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