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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/12 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
アジア・アフリカの社会と文化Ⅱ/Afro-Asian Culture and Society Ⅱ
授業コード
/Class Code
A000192501
ナンバリングコード
/Numbering Code
GENs009
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水3(前期)/WED3(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
為村 啓二/IMURA KEIJI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
為村 啓二/IMURA KEIJI グローバル・コミュニケーション学部/Global Communication
授業の方法
/Class Format
パワーポイントを使った講義形式で授業を進める。
「対面授業」で行います。
毎回の授業の終わりに、理解度を把握するために小レポートを課す。 
特別警報(すべての特別警報)または暴風警報発令の場合(大雨、洪水警報等は対象外)の本科目の取扱いについて ⇒授業を実施します。
ただし、避難指示、避難勧告が発令されている場合はご自身の安全を最優先にし、自治体の指示に従って行動してください。
授業の目的
/Class Purpose
アジア・アフリカの多様な社会、文化、歴史、政治、経済などについて学習し、地域文化を理解することにより円滑なコミュニケーションを可能とすること。
これらの地域にある世界遺産を通じてその地域で育まれた文化を学習し、その背景にある自然文化も同時に理解すること。なお、この授業の担当者は、外資系航空会社で営業、マーケティング業務を30年以上経験している、実務経験のある教員であるので、より実践的な観点からアジア・アフリカ地域の文化・社会の現状について解説出来る。 
到 達 目 標
/Class Objectives
アジア・アフリカの文化・社会・自然に関する広く豊かな知識を備え、それを社会に役立てる事が出来る
広い教養を身に付け、豊かな人間性や社会性を養い、国内外において、価値観や意見の異なる様々な
人と議論し、学びを深め、協働して、社会に役立てる事が出来る
文化・社会・自然に関する広く豊かな知識を備え、それを社会に役立てる事が出来る
アジア・アフリカの文化的特徴を説明することが出来る。
アジア・アフリカ地域に存在する代表的な世界遺産を説明することが出来る。
授業のキーワード
/Keywords
世界4大文明 世界遺産 シルクロード 宗教 交易
授業の進め方
/Method of Instruction
DVDおよびPower Pointを用いて授業を進める。
授業資料はすべてOneDriveで入手出来る。
履修するにあたって
/Instruction to Students
英語圏以外の地域の歴史や文化に興味があり、これらの地域をより深く学びたい者を対象とする。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
講義の後、授業で用いたパワーポイントの資料を自宅で復習することが必要。dotCampusで閲覧出来る。毎回少なくとも1時間程度の復習が必要となる。また、より授業を理解しやすくなる為に事前学習を行うことを勧める。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
課題を授業終了後必ず出席カードに記入し提出することにより、出席が認められます。
(課題の内容が要件に達しないものについては欠席扱いとなります)
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
提出課題とその内容を中心に総合して評価します。 
課題提出70% 、最終レポート 30% 
テキスト
/Required Texts
なし
参考図書
/Reference Books
なし
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 はじめに オリエンテーション 自己紹介 授業の進め方 注意点など
2 第2回 世界4大文明
メソポタミア文明
世界最古の文明と言われるメソポタミア文明を学習する。
チグリス・ユーフラテス両河流域に前3000年頃に都市文明が成立し、エジプトと並んでオリエント文明の中心地域となる。多くの民族が興亡し、バビロニア、アッシリア、ペルシア帝国などの古代国家が生まれた。
3 第3回 世界4大文明
エジプト文明
ナイル川流域に前3000年に生まれた古代エジプト文明はピラミッド、ヒエログリフなどの文字に見られる高度な文明を発展させ、前1世紀のヘレニズム時代の終わりまで続いた。
4 第4回 世界4大文明
インダス文明
インド・パキスタン・アフガニスタンのインダス川および並行して流れていたとされるガッガル・ハークラー川周辺に栄えた文明である。インダス川流域のモエンジョ=ダーロ、ハラッパーなどの遺跡に紀元前2500年頃から1500年頃まで、彩文土器、金属器、印章などを伴う高度な都市文明が生まれた。
5 第5回 世界4大文明
黄河文明
黄河文明は黄河の中・下流域で栄えた古代の中国文明のひとつである。
しかしながら最近では長江文明など多くの文明が発見され現在では「中国文明」と呼ばれるようになっている。
6 第6回 北アフリカの世界遺産 アフリカ大陸のサハラ砂漠の北に位置する地域の世界遺産を検証する。この地は古くよりギリシア、ローマとの交易、文化交流も盛んで多くの影響を受けている。
7 第7回 エジプトの世界遺産 古代文明が栄え7000年以上の歴史を持つこの地域ではギザ、ルクソールにあるピラミッドや神殿が多数散財する。また、古くよりギリシア・ローマ帝国に影響を受け、イスラム・キリスト教との関わりが深い地域である。
8 第8回 中間レポート これまでの授業で学んだことについて中間レポートを作成する。
9 第9回 トルコの世界遺産 アジアとヨーロッパの境にいちするトルコには多くの宗教、文化が交わり、経済交易の中心的役割も演じてきた。トルコにはその土地柄ゆえのユニークな遺産が多く存在する。これらの世界遺産を詳しく歴史とともに解説する。
10 第10回 インドの世界遺産 インド国内には30を超える世界遺産が登録されていて、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教など宗教に関わる重要な遺産が多く含まれている。これらを中心に宗教、社会、文化との関係を検証しながら解説する。
11 第11回 東南アジアの世界遺産 東南アジア文化圏に多大な影響を与えた世界文化遺産はアジアの歴史的信仰と文化を今に伝えている。当時の権力の象徴とも言われる都市遺跡や信仰の対象となった様々な遺跡を検証する。また、各地に点在する自然遺産も紹介する。
12 第12回 中国の世界遺産 イタリアに次ぐ世界で2番目に多くの世界遺産を有する中国を紹介し解説する。その地域、歴史分布は広範囲におよび、中国の歴史の長さと領土の広大さ又、その文化的影響の大きさを検証する。
13 第13回 東アジアの世界遺産 中国を除く東アジアの遺産はモンゴル、北朝鮮、韓国そして日本の各地に登録されている。それぞれの国の文化的意義、価値を検証する。
14 第14回 その他アジア・アフリカの世界遺産 アジア・アフリカ地域には文化的価値のある多くの遺産が多く存在している。これまで紹介できなかった重要な世界遺産を紹介し、その文化的価値を解説する。
15 第15回 総括 理解度を確認するためのレポート試験

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