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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
心理学特論Ⅰ/心理学特論Ⅲ/Special Lecture on Psychology Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
BC00752001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
PSYc701 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
心理学部/Psychology |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
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曜日・時限 /Day, Period |
金2(前期)/FRI2(SPR.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
村田 佳代子/MURATA KAYOKO |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 村田 佳代子/MURATA KAYOKO | 心理学部/Psychology |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、心理学部のディプロマポリシーに示す、「1. 心理学の専門知識を習得し、医療・福祉・教育・産業・司法などの分野で専門知識を生かすことができる」、「3.心理現象を解明する適切な方法を駆使し、探求することができる」、「8. 教育現場で有効な、公民に関する体系的で専門的知識と指導法を習得することができる」を目指す。 本講義では、私たちが日常経験し、意識している事柄を科学の対象とし、環境や身体との関わりで「こころ」の問題を考えます。経験する情報は5つの感覚器官を通し情報を受け取ります。こうしたメカニズムを基礎心理学の領域の視覚を中心にデモ実験を交えて学びます。心を測るとは何かについて学び、心理学の基礎知識について実証科学として理解することを目的とします。 なお、この授業は、知覚・認知・学習・発達領域の基礎研究を専門とする教員が担当している。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
1.デモ実験を通して心理学がどのように人の心を測るのか、科学的に何が分かるのかを理解することを目的とし、心理測定法について理解と用語の説明ができるようになること。 2.視覚と聴覚を中心に生理的構造を学び理解し、人間の感覚メカニズムについて理解することを目的にし、外界からの情報をどのように受け取るか理解し説明できること。 3.私たちの見ている世界がどのようなときにどのように関連づけ知覚するのかを理解すること。以上について身近な例を挙げて説明できることを到達目標とする。 |
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授業のキーワード /Keywords |
感覚・知覚、視覚、錯視、運動視 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
原則的に講義形式で行いますが、デモ実験ではペアワークなども行うことがあります。 毎回の授業で小テスト・小レポートを課します。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
毎回、授業に関する資料を配布します。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
事後学習として授業計画の各回の配布資料をよく読んでおくこと(目安として30分)。課題に取り組む際にはさらに授業のポイントを整理し、理解を深めること(目安として30分)。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業の内容に関する小レポートの提出を求める。なお小テストの正解等レポートのフィードバックについては次回の講義冒頭で行うとともに補足説明を行う。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業課題の提出40%。学習内容全体の習熟度を測る「定期試験」60%。 全授業回数の3分の2の出席をもって、単位の認定・評価の対象者とする。出席は課題の提出をもって出席とみなす。 |
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テキスト /Required Texts |
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参考図書 /Reference Books |
適宜紹介します。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | オリエンテーション | 授業の進め方について説明します。 | |
| 2 | 第2回 | 心理学の成立 | 心理学の成立について学び、現在の心理学への理解を深めることを目的とし、「心」と「実験心理学の成立」について概観します。 | |
| 3 | 第3回 | 感覚・知覚 眼と耳の構造 | 感覚及び感覚器の種類と視覚と聴覚を中心に生理的構造を学び理解し、人間の感覚メカニズムについて学習します。 | |
| 4 | 第4回 | 視覚を考える | 眼はどの様に進化してきたのか、生理的構造、眼球運動と呼ばれる様々な眼の動きが存在します。そうした眼球運動がなぜ起こるのかを学習します。 | |
| 5 | 第5回 | 視覚と脳 | 視覚から入った情報はどの様に処理され、認識することが出来るのでしょうか。その経路と神経細胞について学習します。 | |
| 6 | 第6回 | 色の知覚:色覚の基礎 | 霊長類以外の哺乳類には色覚がなく、あるとしても未発達です。しかし。哺乳類以外の多くの動物は優れた色覚を有しています。私たちの情緒の状態にも深く結びついている色のメカニズムの基礎を学習します。 | |
| 7 | 第7回 | 形の知覚 | 机がある、椅子がある、スマートフォンがあるなど、日常の中でものを見ることは容易であると思います。そもそも何故形を知覚することが出来るのでしょうか。図の現れ方、ゲシュタルト心理学の原理原則を学習します。 | |
| 8 | 第8回 | 芸術のリアリティ | 芸術を表見するときに使われる遠近法による表現、大きさの恒常性、明暗の変化と陰影、トロンプルイユ(だまし絵)のリアリティの解説をします。 | |
| 9 | 第9回 | 錯視(1) | 例えば、見たり、聞いたり、触ったりすることによって様々な体験することを知覚体験と言います。知覚体験と物理的特性との間のズレを錯覚と呼びます。視覚による錯覚を錯視といいます。授業では視覚を中心に様々な錯視を見て私たちのものの見方を学習します。 | |
| 10 | 第10回 | 錯視(2) | 「遠近法的」歪みについての理論、錯視によるトップダウンとボトムアップの分離、錯視の消失、パラドックス、フィクションを概観します。 | |
| 11 | 第11回 | 知覚学習 | 逆さメガネを装着し8日目にメガネを外すまでのストラットンの体験過程から、私たちの生理学的変化の何が明らかになったのかを学習します。 | |
| 12 | 第12回 | 運動知覚 | 何故目を動かしても世界は安定して見えるのでしょうか。運動の相対性、運動と距離、生物の動き、映画とテレビのなかの動き、因果知覚を学習します。 | |
| 13 | 第13回 | 自己運動知覚 | ホームに止まっている電車に乗っている時、隣のホームに止まっていた電車が動き出すところを見ると、あたかも自分の乗っている電車が、動き出した電車とは反対方向に動いて感じることはないでしょうか。この現象はベクションと呼ばれ、3Dの映画館、アミューズメントパークの提示される映像などで使われています。何故動いていないのに動いているように感じるのか、そのメカニズムについて学習します。 | |
| 14 | 第14回 | 時間知覚 | 退屈な時間は長く感じるが、テストの最中などは時間が早く感じることがあります。時間の感覚はなぜ異なって感じるのかをいくつかのデモ実験を体験して理解深めます。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ | これまでの講義の振り返りを行います。 配布した講義資料を全て持参することが望ましいです。 |