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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
特別支援教育概論/発達障害学 (資格)【心理学部以外】/Introduction to Special Support Education
授業コード
/Class Code
BC00722004
ナンバリングコード
/Numbering Code
PSYc603
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
心理学部/Psychology
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木4(後期)/THU4(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中西 美裕/NAKANISHI MIYU
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中西 美裕/NAKANISHI MIYU 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この科目は、心理学部のディプロマポリシー(DP)の1、3、4に特に関連し、心理学科専門教育科目専門科目群の中に位置づけられる。その上で、以下の目的を設定する。
・特別の支援を必要とする児童生徒の障害の特性及び心身の発達を理解する
・特別の支援を必要とする児童生徒の教育課程及び支援の方法を理解する
到 達 目 標
/Class Objectives
・特別支援教育の制度や教育課程等を理解し、連続性のある多様な学びに応じた就学のあり方につい
て、自分の言葉で説明することができる。
・特別な支援を必要とする幼児児童生徒の障害特性及び心身の発達を理解し、自分の言葉で説明することができる。
・特別な支援を必要とする幼児児童生徒の教育課程を理解し、障害特性や心身の発達と関連付けて支援方法を考えることができる。
・障害はないが特別な教育的ニーズのある幼児児童生徒について、個々の学習上又は生活上の困難を把握し、適切な支援方法を考えることができる。 
授業のキーワード
/Keywords
特別支援教育・発達障害・マイノリティ・インクルーシブ教育
授業の進め方
/Method of Instruction
教科書および配布資料をもとに授業をすすめる。毎回の授業の終わりにコメントカードを記入し、授業の理解を確認する。また、グループワーク等の時間を設けることがある。社会問題等を扱うこともあるため、適宜講義の順番を入れ替えたり、状況に応じて進度を変更することがある。進度の変更に伴い、テスト実施回が変更になる可能性がある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
障害はもちろんのこと様々なマイノリティ性を扱う授業です。コメントカード等を含めて、他者への
敬意を強く求めます。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
日々の予習復習を継続するなかで,特別なニーズのある幼児児童生徒への対応を日常生活や社会全体の現象と結び付けながら理解を深める。発表内容調査及びプレゼン作成等で自学習時間は60時間以上行うこと。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回のコメントカード。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業内テスト(第15回を予定)による評価する(70%)と、出席・コメントカード(30%)。
テキスト
/Required Texts
原田琢也・伊藤駿(2024)『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』ミネル
ヴァ書房。
参考図書
/Reference Books
松波めぐみ(2024)『「社会モデルで考える」ためのレッスンー障害者差別解消法と合理的配慮の理解と活用のために』生活書院
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 インクルージョンの歩み 1 インクルーシブ教育と障害者権利条約
2 すべての子どもを対象としたインクルーシブ教育
3 社会的排除への闘いとしての社会的包摂
4 障害児教育における分離・統合問題
5 終わりのないプロセスとしてのインクルージョン
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
2 第2回 インクルーシブな社会と教育の原理 1 マイノリティと社会的排除
2 マイノリティの支援とその課題
3 インクルーシブな社会と教育に向けて
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
3 第3回 マジョリティという観点からインクルージョンを考える 1 排除/包摂は誰の問題なのか
2 事例1:人種差別をなくす実験授業
3 事例2:ギフテッドの子どもたち
4 インクルージョンに向けたプロセスをすすめるために
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
4 第4回 障害児と教育 1 「医療化」する私たちの日常と障害児の排除/包摂
2 近代障害児教育の発展
3 学校教育における障害児者の排除や包摂の仕組み
4 障害者の排除/包摂から考えること
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
5 第5回 移民背景をもつ子どもと教育 1 身近な他者との出会い直し──留学や英語を通じて出会う「外国人」?
2 多民族・多文化化する日本
3 前提とされない「教育を受ける権利」
4 日本の学校に存在する壁
5 「変わらない」を変えるために
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
6 第6回 家族と教育 1 社会変動と家族の多様化
2 家族を取り巻く問題の複雑化
3 貧困層の子どもと学校教育
4 学校教育に求められる包摂的な取り組み
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
7 第7回 性的マイノリティと教育 1 性的マイノリティをめぐる教育の状況
2 性的マイノリティとは誰か
3 トランスジェンダー生徒が経験する困難
4 学校の中の性別分化とトランスジェンダー生徒のジェンダー葛藤
5 学校における性別カテゴリーと性的マイノリティ
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
8 第8回 不登校と多様な教育機会 1 不登校の社会モデル
2 不登校の現在
3 不登校と排除
4 多様な教育機会の確保
5 インクルーシブな教育・社会に向けての課題
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
9 第9回 海外のインクルーシブ教育 1 アメリカ
2 イタリア
3 スコットランド
4 オーストラリア
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
10 第10回 社会モデルで考えるためのレッスン① 1 「特権」をもつ側であること
2 情報のバリアを放置してきた社会に気づく
3 「対話」はなぜ大事で、どんな時に難しいのか
4 文化的障壁(社会の慣行、価値観などのバリア)を考える
5 学びの場と合理的配慮①??学ぶ権利を保障する
6 学びの場と合理的配慮②??障害のある先生
『「社会モデルで考える」ためのレッスンー障害者差別解消法と合理的配慮の理解と活用のために』
11 第11回 社会モデルで考えるためのレッスン② 7 研修、啓発のあり方を考える
8 複合差別を考える――幾重にも「マジョリティ中心」の社会の中で
9 社会モデルは「障害」のことだけじゃない
10 障害者バッシング
11 相模原障害者殺傷事件の後で
12 「うしろめたさ」とつきあう
『「社会モデルで考える」ためのレッスンー障害者差別解消法と合理的配慮の理解と活用のために』
12 第12回 インクルーシブな授業づくり 1 教師のなり手が不足する時代に
2 インクルーシブな学級づくりにおける授業実践の位置
3 インクルーシブな授業づくりの方法
4 過度に無理のない取り組みを地道に続ける
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
13 第13回 インクルーシブな学校づくり 1 学校における「排除」の+D35:D36現実を直視する
2 協働して学校文化を変革する──「効果のある学校」の創造
3 「共に育ち共に学ぶ」──大阪の「原学級保障」
4 これからのインクルーシブな学校づくりに向けて
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
14 第14回 インクルーシブなコミュニティと社会 1 リスク社会を生きる
2 「多文化共生」と地域
3 居場所づくり
4 社会運動
5 社会の問題としての個人の問題
『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』
15 第15回 まとめとテスト 講義のまとめと授業内テスト 『インクルーシブな教育と社会ーはじめて学ぶ人のための15章』

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