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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/11 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
日本近現代史/The History of Modern Japan
授業コード
/Class Code
BA00151001
ナンバリングコード
/Numbering Code
CSSa011/SDMa011
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木4(前期)/THU4(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
中原 雅人/NAKAHARA MASATO
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
中原 雅人/NAKAHARA MASATO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、近現代日本の歩みを主に政治、外交、防衛、安全保障の観点から分析することを目的としている。具体的には、近代化を経て軍国主義化および戦争へと向かっていく戦前の日本と、「平和国家」として再出発し、「普通の国」へと変化していく戦後の日本の様子を概観する。さらに、そうした大きな展開を押さえつつ、各時代の具体的な転換点も考察することで、より詳細な変化の過程を確認することを目標とする。加えて、本授業は現代社会学部のDPに示す、現代社会の多面的、総合的な理解と、グローバルな視野と豊かな教養を身につけることを目指す。
到 達 目 標
/Class Objectives
・近現代日本の大まかな流れを理解する。
・時代ごとの転換点とその変化の意味を理解する。
・与えられた課題に対して論理的に説明し、作文する能力を身につける。
授業のキーワード
/Keywords
日本、政治、外交、防衛、安全保障、戦争、軍隊、自衛隊、平和、憲法九条
授業の進め方
/Method of Instruction
基本的には教員による講義形式
履修するにあたって
/Instruction to Students
なし
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業の配布物を予習復習として読むこと。(予習復習合わせて2時間程度)
提出課題など
/Quiz,Report,etc
提出課題に対するフィードバックは授業中に適宜行う。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
授業中の発言(20%)、レポート(80%)
テキスト
/Required Texts
特に指定しない。
参考図書
/Reference Books
授業時に適宜配布する。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス
授業の概要、目的、課題、評価方法等について説明する。
2 第2回 近代日本の国家建設(1868-1894)
明治の日本は、なぜ変革が可能だったのか。近代日本の国家建設を概観する。

動画:『今、明治に何を学ぶか』(NHK、2005年)を観る。
小レポート①提出
3 第3回 帝国日本の完成(1894-1920)
大日本帝国海軍を軸に、イギリス・ロシアへの外交戦略を紹介し、日露戦争に至る過程を考察する。

動画:『日露開戦 男たちの決断:明治日本 存亡をかけた戦略』(NHK、2004年)を観る。
小レポート②提出
4 第4回 軍部の台頭と戦争①(1920-1941)
日本はなぜ戦争へと向かったのか?軍部の台頭と軍国主義に焦点を当て、戦争拡大の要因を分析する。
5 第5回 軍部の台頭と戦争②(1920-1941)
戦争を引き起こした原因とされる巨大官僚組織、日本陸軍。派閥優先と膨張体質という内向きの行動など、超エリート集団が暴走した仕組みを探る。

動画『日本人はなぜ戦争へと向かったのか:第2回 巨大組織“陸軍”暴走のメカニズム』(NHK、2011年)を観る。
小レポート③提出
6 第6回 戦争と敗戦①(1941-1945)
日本はなぜ戦争へと向かったのか?マス・メディアの影響から戦争拡大の要因を分析する。
7 第7回 戦争と敗戦②(1941-1945)
世界大恐慌で減らした部数を伸ばすため軍の主張に合わせていく新聞と、その紙面・ラジオに影響されナショナリズムに熱狂していく庶民、そして、その庶民の支持を得るため自らの言動が縛られていく政府・軍の幹部たち。この三者の関係が戦争遂行にかかる政策判断に大きな影響を与えていく様子を確認する。

動画:『日本人はなぜ戦争へと向かったのか:第3回 “熱狂”はこうして作られた』(NHK、2011年)を観る。
小レポート④提出
8 第8回 「平和国家」日本の建設 (1945-1990)①
「軍国主義国家」日本は、如何にして「平和国家」へと変貌したのか?戦後の「平和国家」日本を設計した占領期の政治について、日本国憲法制定を中心とした非軍事化政策に焦点を当てて説明する。
9 第9回 「平和国家」日本の建設 (1945-1990)②
戦争放棄、戦力不保持を定めた第九条は、その一方で世界有数の軍備をもつ現実を生んできた。軍備を認め九条改正をめざす改憲勢力と九条の平和主義を守ろうとする護憲勢力が対立し、岸内閣が進める日米安保条約の改定をめぐり過熱する様子を確認する。

動画:『憲法九条 平和への闘争』(NHK, 2007年)を観る。
小レポート⑤提出
10 第10回 冷戦終結と国際貢献の始まり (1990-2000s) ①
自衛隊の海外派遣は如何にして実現したのか?冷戦の崩壊から湾岸危機、国際貢献をめぐる議論の高まりなどを概観し、自衛隊が海外へと派遣される様子を説明する。
11 第11回 冷戦終結と国際貢献の始まり (1990-2000s) ②
防衛大学校の士官候補生たちの生活や平和活動家グループ、米海兵隊との合同演習などから、戦後日本社会における自衛隊の役割の変遷を考える。

動画:『日本の方向転換(Japan’s About-Face)』(PBS、2008年)を観る。
小レポート⑥提出
12 第12回 安倍政治と「吉田ドクトリン」との決別(2010s)①
日本は「吉田ドクトリン」と決別したのか?安倍政権による集団的自衛権容認、憲法改正論議、積極的平和主義、自由で開かれたインド太平洋構想などを概観し、吉田ドクトリンとの連続性と非連続性を評価する。
13 第13回 安倍政治と「吉田ドクトリン」との決別(2010s)②
安全保障関連法の成立により、自衛隊は、“日本の防衛”そして“国際社会の平和と安全”のために、一層大きな役割を担うことになった。日本の安全保障政策の大きな転換を、現場の隊員はどう受け止めているのか。そして、その活動はどう変わっていくのかを考える。

動画⑥:『自衛隊はどう変わるのか:安保法施行まで3か月』(NHK、2015年)を観る。
小レポート⑦提出
14 第14回 ウクライナ戦争と日本のゆくへ (2020s)①
ウクライナ戦争は日本の防衛・安全保障政策を如何に変容させたのか。ウクライナ戦争前後の安全保障政策や日本人の安全保障観の変化を説明する。
15 第15回 ウクライナ戦争と日本のゆくへ (2020s)②
2022年12月、岸田政権がいわゆる敵基地攻撃能力を保有することを明記した安保関連3文書を閣議決定した。十分な議論がないまま決まった政策の大転換は、何を意味するのか。専守防衛の行く末を考える。

動画:『専守防衛の行く末は…熟議なき“安保政策の大転換”』(TBS, 2023)を観る。
小レポート⑧提出

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