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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
人文の知専門講義ⅡB/神戸スタディーズⅡ/Advanced Lecture on Knowledge of Humanities ⅡB |
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授業コード /Class Code |
B509362001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
HASb214 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
火3(後期)/TUE3(AUT.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
山下 晃平/YAMASHITA KOUHEI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 山下 晃平/YAMASHITA KOUHEI | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
・「知覚と身体—環境美学を考える—」というテーマのもとに、20世紀後半より展開している環境美学に関する複数のトピックスを取り上げます。芸術作品の鑑賞だけではなく、観光、散策、祭事など、私たちは自然や生活においても様々な美的経験をしています。この授業では、まず具体的な環境体験を取り上げ、後半では感性や知覚について理論的に考察します。 ・本講義はディプロマ・ポリシー2.4に対応しています。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
・文化表象を美学的に考察するための基本的な知識を習得する。 ・人の創造活動と知覚との関係性を理解し、分析する姿勢を身につける。 ・感性論を批判的に捉え、自分の言葉で説明することができる。 |
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授業のキーワード /Keywords |
環境美学、日常美学、比較文化論、芸術史、神戸の美術 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
・視聴覚機器とレジュメを用いて、具体的な資料や作品を確認しながら、講義形式で行います。 適宜、授業でコメントシートを活用し、受講生同士の関心・問題意識を共有し、授業内容にも反映することで考察を深めます。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
・美学・芸術学に関心がある方が受講することが望ましい。 ・授業では、様々な住空間、観光、芸術・文化活動に対して、客観的に分析する眼差しに焦点を当てます。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
・参考図書に目を通し、各講義の論点について考察しておきましょう。(1週につき1時間以上) また講義で配布するレジュメを復習し、紹介する参考文献を通して、授業で得た視点やキーワードについてさらに考察し、知識を習得しましょう。(1週につき1時間以上) |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
・授業時のコメントシート作成と提出。 ・授業内課題として、小レポートを実施します。(7回か8回に1回実施) ・期末レポート課題(テーマに対する考察力と論述力をみます) |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
・授業参加度(コメントシート作成):20% ・授業内課題(中間小レポート):20% ・期末レポート(授業理解度、考察力):60% 中間小レポートは次回授業で全体に対してフィードバックを行います。期末レポートは、提出後に、全体講評を通知します。 |
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テキスト /Required Texts |
適宜レジュメを配布します。 |
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参考図書 /Reference Books |
・西村清和(編)『日常性の環境美学』勁草書房、2012年。 ・青田麻未『環境を批評する』春風社、2020年。 ・桑子敏雄『感性の哲学』日本放送出版協会、2001年。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | ガイダンス | 授業ガイダンスを行います。また導入として、風景と感性的体験について概説します。 | |
| 2 | 第2回 | 未完の美学と文化の基層構造 | 「三河・佐久島アートプラン21」(愛知県、佐久島)のアート・プロジェクトを題材に、美的経験のあり様について考察します。 | |
| 3 | 第3回 | 空間の履歴と身体 | 「国東半島芸術祭」(大分県、国東半島)のアート・プロジェクトを題材に、美的経験のあり様について考察します。 | |
| 4 | 第4回 | サステイナビリティと日本のコード | SDGsの関連でしばしば用いられる言葉「サステイナビリティ(持続可能性)」と日本文化との関係について考察します。 | |
| 5 | 第5回 | 観光美学について | 観光や旅行ではどのような感性が働いているでしょうか。非日常的な場と感性との関係を探究します。 | |
| 6 | 第6回 | 場所の美学 | 地方や場所の魅力はどのような美意識によって形成されているでしょうか。ここでは環境と地域性との関係を美学的に考察します。 | |
| 7 | 第7回 | 芸術表現と神戸 | 神戸の複数のエリアに誕生した美術展を取り上げ、美的経験との関係を探ります。 | |
| 8 | 第8回 | 祭礼と美術展 | 各地の芸術祭を取り上げ、鑑賞体験と祭礼構造との関係について考察します。 | |
| 9 | 第9回 | 自然観賞と美的経験:分析美学入門 | これまでの事例を踏まえながら、自然の美を対象とした分析美学の方法論を学びます。 | |
| 10 | 第10回 | 北米系環境美学 | 北米系の代表的研究者を取り上げながら、環境美学の概要と展開について学びます。 | |
| 11 | 第11回 | 地域アートの美学 | 取り上げた芸術祭を踏まえながら、地域アートの魅力や美的価値について理論的に考察します。 | |
| 12 | 第12回 | 感性を哲学する | 欧米系の環境美学だけではなく、日本の美意識や空間概念について考察します。 | |
| 13 | 第13回 | 日常美学入門 | 日常美学とは何か。その対象や研究方法、また美的経験のあり様について考察します。 | |
| 14 | 第14回 | 都市景観と感性 | 歩道、ビル、乗り物、地下など都市空間と人の感性について考察します。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ?風景の美学? | こまでの事例を踏まえ、自然に向き合う姿勢や日常経験に対する感性的性質を整理し、美的経験のあり様を考察します。 |