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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
人文の知専門講義ⅠB/神戸スタディーズⅠ/Advanced Lecture on Knowledge of Humanities ⅠB |
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授業コード /Class Code |
B509352001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
HASb213 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
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曜日・時限 /Day, Period |
水3(前期)/WED3(SPR.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
西川 哲矢/NISHIKAWA TETSUYA |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 西川 哲矢/NISHIKAWA TETSUYA | 人文学部/Humanities and Sciences |
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授業の方法 /Class Format |
講義形式 |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義では、日本人の法意識について歴史的に考えることを目的とする。 日本は、明治時代以降、西洋近代法を継受し法制度の近代化をみたが、我々は法や権利についてきちんと理解しているだろうか? 日本人は和解好きで、訴訟嫌いなのか? これは半世紀以上前に提起された問題だが、日本人の法との関わりを考える上で、今なお考えるべき課題である。 講義では、明治時代以前の法のあり方から現代の法を見通すことで、日本人の法意識について考える材料を提供し、人間と法について理解を深めたい。 人間と法との関わりを考える上では、法の背後にある歴史的な流れを理解するとともに、地域史的な視点を得ることも重要である。講義では、神戸で起こった訴訟や事件などを積極的に取り上げ、庶民と法、地域と法の関わりの歴史もまた確認したい。 本講義は、人文学部DP1に相当する。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
・法について歴史的に考える視角を獲得する。 ・近代法について基本的な考え方を習得する。 ・法が人間的な存在であることを知る。 ・法意識について考えを深めることができる。 ・法が自らの生活と密接に関係するということを知る。 |
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授業のキーワード /Keywords |
権利 法意識 近世法 近代法 法の近代化 憲法 訴訟 刑事司法 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式を中心とする。毎回、講義で扱った論点につき、自分の疑問や考え等のコメントを述べてもらい、授業にフィードバックさせる。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
講義では積極的に意見を提出して欲しい。疑問に思ったことは教員にぶつけて欲しい。間違えることを気にしなくてよい。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
適宜、講義の理解を深めたるための文献や映画、文学作品について紹介するので積極的に読むこと。また、法にまつわる時事問題についても取り上げるので、日頃からニュースなどで情報を得るようにして欲しい。1週あたり1時間以上の時間外学習を要する。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の授業では、講義内容について理解したことと考えたことをコメントカードに書いて提出してもらう。 このうち質問や取り上げるべき意見、理解の不充分であったと思われる内容について、翌週の授業の初めに取り上げる。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回授業で、授業内容について学んだこと、考えたことをコメントカードに書いてもらう。場合により課題を与えて翌週以降の講義で提出してもらうこともある。評価基準は、授業内容を概ね理解し、考えがまとめられているものは2点。授業内容に関する内容を書いただけのものは1点。それ以外、関係のない内容や、極端に短い文章になっているものは出席していたとしても0点とする。全15回の授業×2点=30点満点で評価する。 期末レポート(70点満点)を課す。 これらを合計して成績評価する。 |
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テキスト /Required Texts |
指定しない。 |
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参考図書 /Reference Books |
講義中に適宜示す。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | 日本人の法意識 | 日本人は裁判が嫌いか? 紛争を丸くおさめるのが好きか? 権威に弱いのか? これらの問いについて歴史的に考える。 | |
| 2 | 第2回 | 権利とは何か | 日本人の法意識について理解の前提として、権利について近代的な考え方を学ぶ。 | |
| 3 | 第3回 | 江戸時代の罪と罰① | 近世(主に江戸時代)の刑罰のあり方について理解を深める。第3回〜4回では、従来の法慣習がいかに制定法として整備されたかについて学ぶ。 | |
| 4 | 第4回 | 江戸時代の罪と罰② | 近世(主に江戸時代)の罪の概念や刑罰のあり方について理解を深める。第3回〜4回では、従来の法秩序がいかに制定法として整備されたかについて学ぶ。 | |
| 5 | 第5回 | 江戸時代の罪と罰③ | 近世(主に江戸時代)の罪の概念や刑罰のあり方について理解を深める。第5回〜6回では、寛保2年(1742)「公事方御定書」以降の法のあり方を、中国法の影響を意識しつつ考える。 | |
| 6 | 第6回 | 江戸時代の罪と罰④ | 近世(主に江戸時代)の刑罰のあり方について理解を深める。第5回〜6回では、寛保2年(1742)「公事方御定書」以降の法のあり方を、中国法の影響を意識しつつ考える。 | |
| 7 | 第7回 | 近世の訴訟と紛争解決① | 近世(主に江戸時代)の訴訟と紛争解決のあり方について理解を深める。第7回〜8回では、庶民の争いがどのように解決されるか訴訟手続の特質について学ぶ。 | |
| 8 | 第8回 | 近世の訴訟と紛争解決② | 近世(主に江戸時代)の訴訟と紛争解決のあり方について理解を深める。第7回〜8回では、庶民の争いがどのように解決されるか訴訟手続の特質について学ぶ。 | |
| 9 | 第9回 | 近世の訴訟と紛争解決③ | 近世(主に江戸時代)の訴訟と紛争解決のあり方について理解を深める。第9〜10回では、庶民の争いがどのように処理され、解決されるか紛争解決の作法について学ぶ。 | |
| 10 | 第10回 | 近世の訴訟と紛争解決④ | 近世(主に江戸時代)の訴訟と紛争解決のあり方について理解を深める。第9〜10回では、庶民の争いがどのように法処理され、解決されるか紛争解決の作法について学ぶ。 | |
| 11 | 第11回 | 近世・近代過渡期の法 | 明治初年の法の編纂について概観し、その特徴について学ぶ。 | |
| 12 | 第12回 | 江戸時代の法実務の蓄積と法意識 | 明治初年の裁判のあり方について、近世以来の法制度・慣行についての連続性に注目し、近代法との比較しつつ、当時の法のあり方について理解を深める。 | |
| 13 | 第13回 | 西洋法受容の前提 | 従来日本にはなかった近代法の概念が当時の知識人がいかに理解したか、近世における中国法理解や漢学の素養を確認しつつ、学ぶ。 | |
| 14 | 第14回 | 西洋法の受容と日本の法文化① | 西洋法の受容過程について学ぶ。旧来の日本の価値観との葛藤や対立などについても理解する。 | |
| 15 | 第15回 | 西洋法の受容と日本の法文化② | 前回に引き続き、西洋法の受容過程について、西洋法の受容過程について学ぶ。旧来の日本の価値観との葛藤や対立などについても理解する。 |