シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地球環境論Ⅱ/Earth Science Ⅱ
授業コード
/Class Code
B508642001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASe308
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
木1(後期)/THU1(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義(対面授業)
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、人文学部ディプロマポリシー1,9に関わります。専門分野(気候学、環境学、災害科学等)の知識および技能を習得し、習得した知識を活用して、環境と人間生活との関わりに対して自身の考えを深め、それを言葉や文章で的確に表現できるようになることを目的とします。
本講義では、南アジア(インド北東部州、バングラデシュ北東部、ネパール、ブータンなどのインド亜大陸北東部)を中心に、アジアモンスーン地域の気候学(地域性、気候変動など)を学び、現地の気候がどのように人々の生活と結びついているのかについて考えます。また、南アジアと日本の結びつきについて(気候的な影響も含め)も考えを深めます。
おもに教員の研究対象地域とそこでの研究の話をします。知識だけでなく、リサーチトピック(研究の種)の探し方や、現地調査の進め方についても経緯を含めて説明することで、卒業研究に向けて研究のイメージを深めてもらうことを目的とします。
到 達 目 標
/Class Objectives
・南アジア地域の気候(地域性や気候変動など)について、その原因やメカニズムを理解する。
・当該地域における気候環境と人間生活の関わりについて理解する。
・各種データ、資料等を利用して問題を整理し、気候が関わる地球環境問題について、自分の意見や見解を述べられるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
モンスーン、雨季、気候変動、稲作、茶産業、自然災害、データ分析、地球温暖化に伴う環境変化
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式(パワーポイント使用)で行います。
教員の問いかけに対してディスカッションをするなど、個々の意見を求めることがあります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
・人間環境論Ⅰを履修し、大気の振る舞いについての基本的な知識を身に着けていることが望ましい。
・福島ゼミ(専攻演習)を履修している学生は履修することが望ましい。
・日本語以外の言語での情報収集にも積極的に取り組んでください(翻訳ソフト等を使用しても良いので)。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・各回の予復習として毎週1.5時間程度の学修が求められます。特に、地図と用語の確認をしっかり行なってください(初めて聞く地名、わからない用語は必ず調べ、関係する知識も増やしておく)。
・小レポートの作成に、各回5-10時間程度(人によりますが)が必要となります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
小レポートは、授業内に提示された課題について、各自で資料を収集し、問題を整理して見解や意見を述べる論述形式です。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
小レポート2回(30×2=60点満点)
授業内課題(授業内に不定期に5-8回実施、40点満点)
評価ポイント(本講義の到達目標に達しているか、課題に対して適切に答えているか、自分の考えを自分の言葉で論じられているか、誤字脱字はないか等)、提出された課題のフィードバックについては授業内で適宜コメントします。
テキスト
/Required Texts
講義資料をMoodleにアップロードします。
参考図書
/Reference Books
適宜紹介します。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 授業のガイダンス。なぜ教員が南アジアで研究をすることになったのか。
2 第2回 南アジアとは 南アジアとはどんな場所か。環境、文化、歴史などから簡単に特徴を考える。
3 第3回 モンスーン概論1 モンスーンとは何か。気候学的な定義、特徴。
4 第4回 モンスーン概論2 モンスーンとは何か。南アジアの人々にとってどんな存在か。
5 第5回 気象災害と環境問題1(バングラデシュ) モンスーン地域では何が起きているのか。稲作が盛んなデルタ地帯と洪水、突風・竜巻。
6 第6回 気象災害と環境問題2(ネパール・ブータン) モンスーン地域では何が起きているのか。資源の限られた高所における地球温暖化の顕著な影響。
7 第7回 気象災害と環境問題3(モンスーン予測) モンスーン地域では何が起きているのか。モンスーンの入りと明け、年々変動予測の重要性。
8 第8回 調査実習1(小レポート課題を出題) 南アジアの情報をどうやって得るか?図書、インターネット(多言語)、SNS等を駆使して何が得られるか実践する。
9 第9回 観測データから考える1 モンスーンについてデータから考える。教員の卒業論文から月降水量データの分析、修士論文から日降水量の統計解析により季節変化の地域性を分析する方法について。
10 第10回 観測データから考える2 モンスーンについてデータから考える。なぜ降水量が季節変化するのか、大気循環場(上空の大気の状態)との関わりを考える。
11 第11回 観測データから考える3 モンスーンについてデータから考える。現地での観測データの取得とその活用について。
12 第12回 観測データから考える4 モンスーンについてデータから考える。降水量の長期変動からみえる気候変動について。
13 第13回 観測データから考える5 モンスーンについてデータから考える。データレスキューの考えに基づく新たな観測データの収集とその活用について。
14 第14回 研究結果の伝え方(何の役に立つのか考える) 研究結果が必ずしも人の役にたつ必要はないが、「何のために」その研究をするのかは考える必要がある。福島は「何のために」研究してきたのか。
15 第15回 調査実習2(小レポート課題を出題) 観測データから地域の気候について考える方法。観測データの図化とその読み取り(考察)について実習形式で実践する。

科目一覧へ戻る