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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
人類自然誌Ⅱ/Environmental Anthropology II |
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授業コード /Class Code |
B507763001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
HASe312 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
水1(後期)/WED1(AUT.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
鈴木 遥/SUZUKI HARUKA |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 鈴木 遥/SUZUKI HARUKA | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
人類と自然との関係を理解するための視点を、東南アジアを対象とした地域研究の事例を通して多角的に解説します。自然は、ある時には大規模な災害などとして私たちの生活を脅かし、またある時には豊かな文化をもたらしてくれるものでもあります。私たち人類は自然をどのように感じ、どのように関係をつくってきたのでしょうか。本講義はこうした点への理解を深めます。 本講義は、人文学部ディプロマポリシーの2「人間の行動や文化に関する専門知識と技能を総合的、体系的に身につけている」、9「学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる」を目指して実施します。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
1.自然の一部として人間活動があることを理解することができる。 2.自然に関わる人間活動に在来の論理があることを理解することができる。 |
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授業のキーワード /Keywords |
人類、自然、文化、在来の論理、地域研究、東南アジア |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義を中心として授業を進めます。毎回の講義の最後に、講義内容に関わる論述形式の課題に取り組みます。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
人類と自然との関係を柔軟に理解しようとする姿勢、異なる学問分野の考え方に興味を持つことを求めます。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
復習(1時間)、予習(配布する文章を事前に読んでおく必要がある)(1時間) |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回の講義終了時に短い論述テストを、第15回講義終了時にまとめの論述テストを実施します。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の講義後に行う論述形式の課題(50点)、グループワークへの積極的参加(20点)、講義全体に関わる最終課題(30点)で評価します。論述形式の課題と最終課題は、この演習を通して学習してきた知識の理解を問い、到達目標についてできているようになっているかどうか、提出物の内容から判断します。 |
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テキスト /Required Texts |
なし |
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参考図書 /Reference Books |
1.山本信人監修、井上真編著『東南アジア地域研究入門1 環境』慶應義塾大学出版会、2017年。 2.坪内良博編著『地域形成の論理』京都大学学術出版会、2000年。 3.鬼頭秀一、福永真弓編『環境倫理学』東京大学出版会、2009年。 これ以外の参考図書は、必要に応じて講義内で紹介します。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | オリエンテーション | 講義内容の概要や目標、評価方法の説明する。 | |
| 2 | 第2回 | 地域研究で東南アジアの環境を捉える | 地域研究の概念、東南アジア地域研究における環境研究の視点を解説する。 | |
| 3 | 第3回 | 東南アジア社会の固有性1 | 東南アジア社会らしさとは何か。主要な概念を解説する。 | |
| 4 | 第4回 | 東南アジア社会の固有性2 | 東南アジア社会らしさとは何か。主要な概念を解説する。 | |
| 5 | 第5回 | 東南アジア社会の固有性3 | 東南アジア社会らしさとは何か。主要な概念を解説する。 | |
| 6 | 第6回 | 東南アジア島嶼部の生態環境 | 東南アジア島嶼部の生態環境の特性を概説する。 | |
| 7 | 第7回 | 生業事例1:狩猟採集 | 森林資源の交易や狩猟採集民の暮らしの変容について解説する。 | |
| 8 | 第8回 | 東南アジア大陸部の生態環境 | 東南アジア大陸部の生態環境の特性を概説する。 | |
| 9 | 第9回 | 生業事例2:水田稲作 | 東南アジアにおける稲作史を概観し、植民地支配下での生産増強や灌漑の発展、緑の革命による技術革新などについて解説する。 | |
| 10 | 第10回 | 生業事例3:焼畑 | 焼畑がなぜ森林破壊の元凶と誤解されてきたのかなどについて解説する。 | |
| 11 | 第11回 | 自然災害と向き合う1 | インドネシアの森林火災を事例に、開発の歴史を解説する。 | |
| 12 | 第12回 | 自然災害と向き合う2 | フィリピンにおける火山噴火を事例に、文化の変容や民族意識の再生などを解説する。 | |
| 13 | 第13回 | 消費者を巻き込む森林保全の仕組み | グローバルに展開しつつあるカーボンクレジット市場の仕組み、持続的資源管理に向けて生産者と消費者をつなぐ認証制度などについて解説する。 | |
| 14 | 第14回 | 熱帯の生態環境とともに生きる | 東南アジアの自然保全の現場で、グローバルな自然保全制度やそれを支える科学的視点、経済的インセンティブを取り込みながら在来の論理がつくられ、変容していることを解説する。 | |
| 15 | 第15回 | 講義全体のまとめ | 講義全体の総括を行う。 |