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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
地域フィールドワーク論Ⅰ(2021年度以前入学生)/Studies in Local Fieldwork Ⅰ |
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授業コード /Class Code |
B507654001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
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曜日・時限 /Day, Period |
水1(前期)/WED1(SPR.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義・実験実習) |
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授業の目的 /Class Purpose |
本講義は、人文学部ディプロマポリシー(1,9)に関連します。専門分野(自然科学・環境科学等)の知識および技能を習得し、習得した知識を活用して、論理的な分析と考察を行い、文章で的確に表現できるようになることを目的とします。 自然科学では、より客観的で再現性の高いデータ(情報)を取得し、そのデータを分析して研究を進めます。データの取得から分析、結果のまとめ方までのプロセスは、自分だけがわかっていれはよいのではなく、論文やレポートを通じて他人の目からも明瞭であることが求められ、それが「伝わる」ための形はある程度定型化されています。 本講義では、調査テーマに応じて観測を準備・実施し、得られた観測データを分析して結果を考察するまでの一連のプロセスを学ぶと同時に、調査結果をレポートにまとめ、人に伝わるような形で記録に残す方法を学びます。 調査テーマ:大学キャンパス内で、屋内・屋外の気象観測を行い、熱中症リスクマップを作成する。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
身近な環境を観察・測定し、記録する方法を身につける。 具体的には、次の3点について、実践しながら学びます。 ・測器の扱いを習得する ・観測データの適切な扱いを習得し、整理と分析ができる ・レポート(論文)の書き方(IMRAD形式)を習得する |
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授業のキーワード /Keywords |
観測、分析、レポート作成方法 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
データの整理、分析、レポート作成にはMicrosoft WordとExcel(office365)を使います。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
本講義で学ぶレポート(論文)の書き方は、IMRaD形式(Introduction(序論)、Method(資料・方法)、Results and Discussion(結果と考察))といい、自然科学系の論文やレポート等で広く用いられる形式の一つです。一つの「定型」を通じ、論理的に情報を伝える方法を学ぶことが目的で、全てのレポートにこの形式を推奨するものではありません。 将来、福島ゼミでの卒業研究を検討している学生については(本講義とは関係のないテーマを考えている場合でも)、卒論の基本的な書き方を学びますので、実践演習と併せての履修を勧めます。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
観測準備やグループで必要な議論のとりまとめ、データの整理など、授業時間内の作業に加え、各回につき1-2時間程度の復習や授業準備が必要になります。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
moodleを通じて課題・コメント等を提出してもらいます。 結果のデータを分析したレポート課題を各自で作成し、提出します。 評価ポイント、フィードバックについては授業内で適宜コメントします。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
①レポート課題の提出(60点満点) 評価基準は到達目標に達しているかです。 ②各回で適切に進捗していたか(40点満点) 適切に進んでいれば満点、遅れ幅の大きさに応じて減点する方式です。 毎回課題が進むので、大幅な遅れが出ないよう、適切な予復習をしながら受講することが重要です。 欠席が多く、かつ作業に大幅な遅れが見られる場合は、受講意欲の観点から、①が減点となることがあります。 |
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テキスト /Required Texts |
なし |
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参考図書 /Reference Books |
見延 庄士郎 『新版 理系のためのレポート・論文完全ナビ』 講談社 2016年 【人文学部推薦図書】 中谷宇吉郎『雪』岩波書店(岩波文庫所収1994) John D. Cox著、堤 之智訳(2013)『嵐の正体にせまった科学者たち 気象予報が現代のかたちになるまで』丸善出版 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | ガイダンス、IMRaD形式について | 授業の概要説明を行います。IMRaD形式でのレポート作成方法について学びます。 | |
| 2 | 第2回 | 都市気候について | 都市における気候がどのように評価されるのか学びます。 | |
| 3 | 第3回 | 室内気候について | 建物内の環境がどのように評価されるのか学びます。 | |
| 4 | 第4回 | 熱中症について | 熱中症の問題点とリスクについて学びます。 | |
| 5 | 第5回 | 測器の扱い | 気象観測(気温・湿度・風速等)のデモンストレーションと測定方法を学びます。 | |
| 6 | 第6回 | 調査の目的設定と計画 | 調査目的を設定し、どのような調査を行うのか(使用する道具、測定の時間間隔や継続時間、記録方法、具体的な手順など)を決めます。 | |
| 7 | 第7回 | 観測準備 | 必要な道具を揃え、手順を確認します。 また、本観測の時の、教室内の空調や開口部などを確認しておきます。 どのようなポイントに気をつけるべきか、シミュレーションします。 |
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| 8 | 第8回 | 本観測 | 観測を実施します。当日の手順などはレポートのため、記録を録っておきます。 | |
| 9 | 第9回 | 観測結果のデジタル化 | レポートの作成に入ります。 まずは、本観測時の手順について記したメモから、「研究方法」の章を仕上げます。 |
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| 10 | 第10回 | 結果の図(グラフ)化 | 観測したデータを記録用紙からExcelファイルに入力し、簡単な表やグラフにまとめます。 | |
| 11 | 第11回 | 地図の作成 | 観測結果に基づき、熱中症リスクマップを作成します。 | |
| 12 | 第12回 | 結果と考察の執筆 | 観測結果を文章にし、グラフ等を挿入して「結果と考察」の章を書きます。まずは調査目的に合致する結果が出たかどうか、検証します。また研究目的に応じた形で考察を執筆します。 | |
| 13 | 第13回 | 序論(研究の背景)の執筆 | 関連する文献等を調べ、なぜその調査が必要なのか、という視点で「序論」を執筆します。 | |
| 14 | 第14回 | レポートの仕上げと提出 | 「序論(研究の背景と研究目的)」、「研究方法」、「結果と分析」の各章を仕上げ、表紙(タイトル)と参考文献リストを整えてレポートを仕上げます。 | |
| 15 | 第15回 | 調査結果とレポート評価ポイントの解説 | 調査結果のまとめをして、レポートの評価ポイントについて解説します。 |