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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
古典国文法/基礎国語Ⅱ/Classical Japanese Grammar
授業コード
/Class Code
B505222001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASd128
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水5(後期)/WED5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
小野 明日香/ONO ASUKA
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
小野 明日香/ONO ASUKA 人文学部/Humanities and Sciences
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
 この科目は、人文学部のディプロマポリシーのうちDP9と対応している。
この科目は言語・文学科目群の科目に属する専門教育科目であり、教職課程の教科に関する科目〔高一種免(国語)〕として位置づけられている。
ことばについて学び、理解することは、自ら思考を深め、また他者とのコミュニケーションを図るうえで重要である。そのことは、学ぶ対象が現代のことばでなく、古語や古文であっても変わらない。
また、古典文学を通して過去の人々の思想や文化を尋ねることは、現代を生きる我々を相対的に見つめ直すことにもつながる。そのような体験、学びを十分に得るためにも、まずは古文特有のきまり、古典文法をきちんと理解しておかなければならない。
この科目では、古典文法の基礎を理解し、日本古典文学作品を味読するため、および自ら教育現場で説明を行うための知識・技能を習得することを目的とする。
到 達 目 標
/Class Objectives
1.古文を正しく品詞分解し、適切な文法用語で説明できる。(知識)|2.用言の活用、助動詞の活用と意味・用法、助詞の意味・用法について正しく理解し、説明ができる。なお、この科目ではとりわけ助動詞に重点を置く。(知識)|3.正しい文法理解に基づき、古文を解釈できる。(知識・技能)
授業のキーワード
/Keywords
古文、文法、活用、用法、助動詞
授業の進め方
/Method of Instruction
講義形式で進める。なお、受講生の状況に応じて授業の進度・内容に変更を加えることがある。
履修するにあたって
/Instruction to Students
国語の教員を目指す学生や、古文をはじめ日本文学を味読するために、ことばへの理解を深めたい学生を対象とする。
知識の定着を図るため、講義の後には十分復習に取り組むこと。
また、不明な点が生じた際は、必要に応じて工具書(古語辞典、文法書等)を使用し、適切に調べ、自ら知識を獲得する習慣を身に付けるよう心がけること。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
授業時間外に必要な学修時間の目安は、1週あたり1時間以上である。講義で扱った内容を、レジュメ・辞書・参考書等を活用して振り返ること。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回の授業後に、その日の学修内容を振り返る小テストを行う。また、学期末にも授業の総まとめとして試験を行う。試験はいずれもWeb上で実施する予定である。
各回の小テストについては、次回授業時に問題の解説をする。学期末の試験は、受験期間終了後にWeb上に正答を公開する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の小テスト60%、期末テスト40%で総合的に評価する。
小テストの評価基準は、授業で学んだ文法事項を確実に説明できるかである(到達目標1・2・3)。
期末試験の評価基準は、それまでの授業で学んだ知識が定着しているか、およびそれを活かして実際の本文読解ができるかである(到達目標1・2・3)。
テキスト
/Required Texts
基本的に「教職を目指す人のための 古典国文法」(講義中に配布する)に準拠するが、ほかにレジュメを配布して講義を進める。
参考図書
/Reference Books
古語辞典(手元にあるものでかまわない)。また、高校や予備校等で購入した古典文法書や参考書、単語帳等があれば、適宜参照すること。
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス・古典文法の基礎 講義の目的や流れ、成績評価等についてのガイダンスを行う。その後、歴史的仮名遣いや品詞の分類、自立語・付属語の違い、活用の概念など、古典文法を学ぶうえでの基礎的事項を確認する。
2 第2回 用言(一) 用言とはなにかを確認し、動詞の活用を実際の文章に照らして確認する(テキストp.2)。
3 第3回 用言(二) 形容詞・形容動詞の活用、および語幹の用法など表現上・文法上の特性について、実際の文章に照らして確認する(テキストp.2)。
4 第4回 助動詞(一) ヴォイス(態)の助動詞「る・らる/す・さす・しむ」(テキストpp.3~4)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。
5 第5回 助動詞(二) 打消の助動詞「ず」/時制を表す助動詞「き・けり」(テキストpp.5~6)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。
6 第6回 助動詞(三) 時制を表す助動詞「つ・ぬ・たり・り」(テキストpp.7~8)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。
7 第7回 助動詞(四) 推量の助動詞「む・むず・けむ・らむ・べし・じ・まじ」(テキストpp.9~11・p.13)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。
8 第8回 助動詞(五) 推定の助動詞「らし・めり・なり」/反実仮想の助動詞「まし」/断定の助動詞「なり・たり」(テキストp.5・12・14)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。
9 第9回 助動詞(六)/用言・助動詞のまとめ 希望の助動詞「まほし・たし」/比況の助動詞「ごとし」(テキストp.15)について、文法上の特性や意味範囲を確認したうえで、実際の文章に照らして理解する。あわせて、これまで学習した用言の活用、および助動詞の種類と活用・意味・用法について、要点を振り返りつつ総括する。
10 第10回 助詞 助詞とはなにかを確認し、種類やはたらきについて概観する。そのなかで、特に注意し押さえておくべき助詞について確認する(テキストp.16)。
11 第11回 紛らわしい語の識別(一) 古文では、見た目には同じ形をしていても、実際には異なる語で異なる意味を表すものが多々ある。そのような注意すべき語について、語構成や意味、共起する語の傾向などから見分ける方法を押さえる。
12 第12回 紛らわしい語の識別(二) 古文では、見た目には同じ形をしていても、実際には異なる語で異なる意味を表すものが多々ある。そのような注意すべき語について、語構成や意味、共起する語の傾向などから見分ける方法を押さえる。
13 第13回 品詞分解(一) 『源氏物語』の一節を例として、文章を品詞に分け、それぞれの意味・活用を確認しながら読んでみる。
14 第14回 品詞分解(二) 『無名草子』の一節を例として、文章を品詞に分け、それぞれの意味・活用を確認しながら読んでみる。
15 第15回 品詞分解(三)・まとめ 『堤中納言物語』の一節を例として、文章を品詞に分け、それぞれの意味・活用を確認しながら読んでみる。あわせてこれまで学習したことの振り返りを行う。

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