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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
ファッションの文化(2021年度以前入学生)/Culture of Fashion and Costume |
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授業コード /Class Code |
B504841001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
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曜日・時限 /Day, Period |
金5(前期)/FRI5(SPR.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
北村 厚/KITAMURA ATSUSHI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 北村 厚/KITAMURA ATSUSHI | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
講義(対面) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業は、ドイツ史の基本的な流れと学説を学ぶことによって、現代世界に対する歴史的な視点を深めることを目的とする。この授業は、人文学部DP1、9と対応する。 世界の歴史においてドイツが果たした役割や問題性には、極めて重要なものがあります。とりわけナチ・ドイツによる第二次世界大戦とホロコーストの実行は人類史に深い傷を負わせましたが、そもそもヒトラーの人種主義政策は、極端なドイツ民族ナショナリズムに基づくものでした。現在でも移民や対ロシア政策をめぐってドイツ国内は分断されており、排外主義的な極右政党が台頭しています。現代世界を深く理解するためにドイツの歴史を全体的に学ぶことには大きな意味があります。そこでこの授業では、神聖ローマ帝国から現代にいたるドイツの歴史を大まかに学び、それぞれどのような論点が存在するのかを理解しながら学ぶこととします。 なお、この科目の担当者は、世界史を専門として高等学校での専任講師を3年間経験していた、実務経験のある教員です。従って、教職科目として必要な学科知識の習得ができます。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
1.ドイツ史の流れと学説を理解し、説明することができる。(知識・技能) 2.ドイツ近現代史の諸問題を現代世界を結びつけて論じることができる。(思考力・判断力) |
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授業のキーワード /Keywords |
複合国家 ドイツ・ナショナリズム 帝国主義 暴力 総力戦 ナチズム ホロコースト ヨーロッパ統合 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
プリントを配布して講義をします。積極的にノートをとってください。毎回最後にコメントシートを提出し、次回の最初に前回の内容に関する小テストを実施します。最終第15回ではレポートを作成し提出してもらいます。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
私語をせず集中して授業を受けてください。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業内容の復習に1時間ほどかかります。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
毎回(第1回~第14回)の授業の最後に小課題を出し、コメントシートに記入して提出してもらいます。次の回の最初に前回の内容に関する小テストを実施します(第2回~第14回)。最後の第15回目に最終レポートを書いて提出します。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
小課題28点(2点×14回)+小テスト52点(4点×13回)+最終レポート20点の100点満点で計算します。最終課題は日本語文章力、課題対応力×2、授業内容の理解度、論理構成力各4点によりルーブリック評価します。 |
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テキスト /Required Texts |
なし |
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参考図書 /Reference Books |
石田勇治編『図説 ドイツの歴史』河出書房新社、2010年 田野大輔・柳原伸洋編『教養のドイツ現代史』ミネルヴァ書房、2016年 ジェームズ・ホーズ『超約 ドイツの歴史』東京書籍、2024年 森井裕一編『ドイツの歴史を知るための50章』明石書店、2016年 他、授業内で適宜紹介します。 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | ドイツ史の考え方 | 授業で取り扱うドイツ史の大まかな流れを紹介し、「ドイツ」や「ドイツ人」の境界線の変動を中心に、ドイツ史の考え方を示します。 | |
| 2 | 第2回 | 神聖ローマ帝国をめぐって | 前近代のドイツには神聖ローマ帝国という存在がありました。それはどのような「国家」だったのか、最新の複合国家論などを踏まえて多角的に考えます。 | |
| 3 | 第3回 | ハプスブルク帝国 | オーストリアを中心として近世ヨーロッパ全土に広がったハプスブルク帝国の歴史を、カール5世からマリア・テレジアの時代にかけて学び、その複合国家的性や多民族性を考えます。 | |
| 4 | 第4回 | プロイセンの発展 | 近代ドイツの核となるプロイセンの歴史を、フリードリヒ大王からナポレオン戦争期にかけて学び、プロイセンとドイツが同一視されていく問題性を考えます。 | |
| 5 | 第5回 | ウィーン体制下のドイツ | 1815年以降に成立したドイツ連邦の構造と、1848年革命以後のドイツ統一論争について学び、ドイツ・ナショナリズムの諸類型について考えます。 | |
| 6 | 第6回 | ドイツ帝国の成立 | プロイセン宰相ビスマルクの政策を中心に、ドイツ統一がどのような考えのもとに進められ、それがその後の歴史にどのような影響を与えたのかを考えます。 | |
| 7 | 第7回 | ドイツ帝国主義と植民地 | ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世の時代に、なぜドイツは海外植民地を求めたのか。植民地でドイツ人は何をしたのか。ドイツにおける帝国主義と人種主義の興隆について考えます。 | |
| 8 | 第8回 | 第一次世界大戦 | 世界初の総力戦である第一次世界大戦とドイツの関係について、開戦責任と中欧思想を中心に考えます。 | |
| 9 | 第9回 | ドイツ革命と暴力 | 敗戦後のドイツを覆ったドイツ革命の展開と、それに伴う内外の暴力的状況とその意味を、最新の研究から考えます。 | |
| 10 | 第10回 | ヴァイマル共和国時代 | 二つの世界大戦の間の時期、ドイツの初の民主主義的共和国の時代をどう理解するかは、現代ドイツの立ち位置を左右する重要な問題です。憲法、外交、ナチ時代との連続性など様々な問題から考えます。 | |
| 11 | 第11回 | ナチ時代のドイツ | 1933年1月30日に成立したヒトラー政権は、ドイツをどのような国家につくりかえたのか。独裁、テロ(暴力)、民族共同体、人種主義国家という観点から考えます。 | |
| 12 | 第12回 | 第二次世界大戦とホロコースト | 世界史上最悪の犠牲者数を出した第二次世界大戦と史上最悪のジェノサイドであるホロコースト(ユダヤ人大虐殺)は、いずれもヒトラー率いるナチ・ドイツが引き起こしたものでした。なぜ悲劇は起きたのか、そのプロセスを学びます。 | |
| 13 | 第13回 | 東西ドイツの時代 | 敗戦後のドイツは連合国4か国分割占領期から冷戦下の東西ドイツ分断の時代を迎えます。西ドイツと東ドイツはそれぞれどのような国家だったのか、冷戦とヨーロッパ統合という国際情勢を踏まえて理解します。 | |
| 14 | 第14回 | ドイツ統一から現代へ | 1989年のベルリンの壁崩壊から翌年のドイツ統一へ。その統一は西ドイツへの吸収でした。その結果ドイツにどのような構造的変化が起こったのか、現代の極右の台頭なども踏まえて考えます。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ | 最後に全体に関する小レポートを対面で書いてもらい、まとめとします。 |