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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2025/07/08 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
英語表現Ⅱ/英語表現法/English Communication Skills II
授業コード
/Class Code
B504792001
ナンバリングコード
/Numbering Code
HASd240
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2025年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
火5(後期)/TUE5(AUT.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
出水 孝典/DEMIZU TAKANORI 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
この授業は、人文学部人文学科のDPに示す「1.複数の分野の基礎知識を教養として身につけている。」、「9.学部教育と融合した教職教育をとおして、学校教育の目的や目標、地域社会の課題を理解し、さまざまな要求や問題解決に取り組み、生徒の知識や技能、主体的・協働的に学習に取り組む態度の育成を図る教員として活躍できる。」と関係します。
英語で何かを表現する場合、英文法や英語学のさまざまな知識が必要です。この授業ではそうした知識を、最初は中学生レベルの英文、もう少し進むと高校の教科書レベル、大学入試やTOEICレベルの英文を取り上げながら整理していきます。その過程で辞書の引き方、文法書の参照の仕方等についても学んでいきます。
到 達 目 標
/Class Objectives
1. 英文を組み立てるのに必要な英文法について理解している。
2. 英文を理解するのに必要な言語学・英語学の知見について理解している。
3. 辞書や英文法書を参照しながら英文を組み立てることができる。
授業のキーワード
/Keywords
自律的学習者、英文法、英語学
授業の進め方
/Method of Instruction
毎回、音声を聞きながら少しずつ英文を読み、発音・文法・語彙について確認しながら、英文を作成・理解するのに必要な英文法・英語学の基本的な知識を学んでいきます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業外ではもちろん、授業内でも辞書を用いる場面が多くあります。毎授業必ず紙の辞書もしくは電子辞書(またはWebの辞書)を持参してください。
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
・英文の復習(40分/週):その日に取り上げた英文を毎回復習して下さい。目標は1つの英文について意味を再確認しながら10回音読することです。
・整序英作文課題(20分/週):毎回課題として出題します。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・毎回授業の終わりに出席カードへの整序英作文問題の解答
・まとめの回にそれまでの授業内容の確認テスト
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
・毎回の課題(60%)
・確認テスト(40%)
単語の意味がわかっているか、英文法・英語学について理解しているか、正しく英文を組み立てられるかといった点に関して、到達目標に基づく評価をおこないます。
テキスト
/Required Texts
なし
プリントで配布
参考図書
/Reference Books
出水孝典. (2018) 『動詞の意味を分解する―様態・結果・状態の語彙意味論―』(開拓社 言語・文化選書71) 東京:開拓社. ISBN 978-4-7589-2571-6 2,200円(税込)
出水孝典. (2019) 『続・動詞の意味を分解する―変化の尺度・目的動詞・他動性―』(開拓社 言語・文化選書82) 東京:開拓社. ISBN 978-4-7589-2582-2 2,200円(税込)
出水孝典. (2023) 『語彙アスペクトと事象構造(上)―時間特性を診る14章―』(開拓社叢書36) 東京:開拓社. ISBN 978-4-7589-1831-2 3,740円(税込)
出水孝典. (2023) 『語彙アスペクトと事象構造(下)―事象の枠を捉える14章―』(開拓社叢書37) 東京:開拓社. ISBN 978-4-7589-1832-9 3,740円(税込)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 導入 授業の概要(自己紹介、授業の進め方)、辞書・英文法書の活用方法について
2 第2回 日英語の語順の違い いずれの言語においても、動詞が文全体をまとめる要素となり、どのような目的語・修飾語などを取るのかなどを決めているが、この動詞が生じる位置が、日本語では文の最後、英語では基本的に文の2番目というのが、一番大きな違いであることを見ていく。
3 第3回 主語・目的語になる要素(1) 主語・目的語とは何か、名詞と動詞の違いがどのようなものかを日英語を対照しながら見ていく。その中でto不定詞の名詞的用法がどのような役割を果たすのかを見ていく。
4 第4回 主語・目的語になる要素(2) 英語の動名詞を取り上げ、to不定詞との共通点と差異を見ていく。また、日本語で英語のto不定詞・動名詞に対応すると考えられる形式名詞「こと」「の」についても考える。
5 第5回 現在分詞・過去分詞と「する」「なる」 現在分詞と過去分詞の違いが理解できずに、英語が苦手になる人は多い。また、ある程度分かっていても、なぜ長文の授業などで、先生の言った意訳が、現在分詞・過去分詞でどちらも「…する」になっていて、混乱した人もいると思う。これに関して、日英語における表現の好みが異なることに触れながら、考えていく。
6 第6回 現在分詞・過去分詞・後置修飾 名詞に対する修飾語の位置を日英対照的に考える。英語の後置修飾が日本語の母語話者にとってなぜ理解しにくいのかに着目する。
7 第7回 接触節による名詞の後置修飾 名詞にいきなり別の文が続いているように見える文構造が英語にはある。このような構造は「接触節」(contact clause)と呼ばれ、目的格の関係代名詞が省略されたものだと考えることもできる。これをどう見抜くのか、またそれに対応する日本語の連体節にはどのような特徴があるのかなども見ていく。
8 第8回 関係代名詞(主格・目的格)・関係副詞とその省略可能性 主格・目的格の関係代名詞、関係副詞について、その省略可能性にも触れながら見ていく。また日本語の連体節とどのように違うため、日本語の母語話者にとって理解が困難となるのかも考える。
9 第9回 多義性について(1) 多義性とは何か、多義性の存在をどのように明確にできるのかを見たあと、多義性を生成する仕組みの1つであるメタファーについて見ていく
10 第10回 多義性について(2) 多義性を生成する仕組みの1つであるシネクドキについて見ていく。
11 第11回 多義性について(3) 多義性を生成する仕組みの1つであるメトニミーについて見ていく。
12 第12回 2種類の自動詞 自動詞には「なる」的意味のものと、「する」的意味のものがあること、それらが他動詞の表す意味とどのように関連しているのかを見ていく。
13 第13回 強い動詞と弱い動詞 単語には、意味的に細かいところまで指定されている(=強い)ものと、意味的にあまり指定されていなくて漠然とした意味しかない(=弱い)ものがあることを見ていき、それがどれくらい多義になるのかと関係していることを見ていく
14 第14回 直接発話行為と間接発話行為 人間は言葉を使って自分の望むことをやろうとすることがしばしばある。例えば、筆記用具を忘れてきたとき、友達に「何か書く物貸して」と直接〈依頼〉する言い方をする場合もあれば、「何か書く物ある?」「何か書く物貸してくれない?」と本来は〈質問〉するのに使う疑問文を使って、間接的に〈依頼〉を行おうとすることもある。直接の言い方をする場合を直接発話行為、本来別のはたらきをもつ言い回しを使って間接的に行為を遂行する場合を間接発話行為ということを見ていく
15 第15回 まとめ 全体についてのまとめをした上で、確認テストをおこなう

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