シラバス参照
| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
兵庫の文学/Literature in Hyogo District |
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授業コード /Class Code |
B504163001 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
HASd218 |
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開講キャンパス /Campus |
有瀬 |
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開講所属 /Course |
人文学部/Humanities and Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
水2(後期)/WED2(AUT.) |
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単位数 /Credits |
2.0 |
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主担当教員 /Main Instructor |
中村 健史/NAKAMURA TAKESHI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 中村 健史/NAKAMURA TAKESHI | 人文学科/Humanities |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義)。 |
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授業の目的 /Class Purpose |
この科目は、人文学部のディプロマポリシーのうち1、9を目指して実施される。 この科目は言語・文学科目群に属する専門教育科目である。 この科目では、神戸学院大学のある明石地域を舞台とした国文学作品を取りあげ、その内容と魅力、文学史的位置づけを学ぶとともに、明石が日本人のイメージのなかでどのように理解され、表現されてきたかを考察する。今年度は柿本人麻呂について取りあげる。 授業の目的は以下の通りである。 (1)柿本人麻呂に関する文学史的知識を習得する。 (2)明石に関連する文学作品の内容を原文または現代語訳によって精密に読解する。 (3)明石に関連する文学作品について、表現上の特色を適切に把握する。 (4)明石に関連する文学作品について、その主題を読み取る。 (5)1~4を基盤として文学における明石地域の位置づけを知る。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
(1)柿本人麻呂に関する文学史的知識や作者の思想的背景について、適切な工具書等を参照しながら文章で説明できる。 (2)明石に関連する文学作品の原文または現代語訳を基にして、文章のかたちで内容・あらすじを要約することができる。 (3)明石に関連する文学作品の全体的および部分的な表現上の特色を、文章によって説明することができる。 (4)明石に関連する文学作品の主題を、文章によって説明することができる。 (5)1~4を相互に関連させながら、「明石の文学」について論じる、二千字程度の文章を書くことができる。 |
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授業のキーワード /Keywords |
明石、兵庫、国文学 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
講義形式で行う。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
履修登録者はこのシラバスを読み、内容に同意したものと見なす。 授業計画は、実際の授業の進度に応じて順序を変更する場合がある。 授業中は私語を禁じる。 私語が見られた場合、課題を提出する権利を剥奪することがある。 提出物はフィードバックに利用する場合がある(全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する)。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業時間外に必要な学修の目安となる時間は、1回あたり3時間程度である。授業内で計5回程度、小レポートを課すので、それに向けて、前時までの流れを整理し、よく理解しておいてほしい。また、授業内で紹介した参考書を読むことが不可欠である。予習は必要ない。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業時課題及び期末レポート。授業時課題は、提出後、優秀作を提示してフィードバックとする。(したがって、この授業における提出物はフィードバックに利用する場合があることを、受講生はあらかじめ了承しておくこと。なお全体に配布・掲示する場合には、氏名・学籍番号等が分からないように加工する。) |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
授業時課題を30%、期末レポートを70%として評価する。ともに評価の基準(評価の観点)は、「到達目標」(1)~(5)が達成できているかどうかである。 |
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テキスト /Required Texts |
プリントを使用する。 |
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参考図書 /Reference Books |
中村健史ほか『明石八景―風景の詩学―』(和泉書院、2023年) 中村健史「播州明石浦柿本大夫祠堂碑銘訓釈」(「人文学部紀要」42、2022年3月) →https://researchmap.jp/nakamuratakeshi/misc/36616980 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | はじめに | 講義の趣旨、目的、前提となる知識について述べる。「授業の目的」(1)~(5)に対応(以下すべて同じ)。 | |
| 2 | 第2回 | 柿本人麻呂の伝記 | 人麻呂の伝記と『万葉集』について概説する。 | |
| 3 | 第3回 | 柿本人麻呂と『万葉集』 | 『万葉集』に収められた人麻呂歌のうち、特に明石とかかわる作品を精読する。 | |
| 4 | 第4回 | 柿本人麻呂と『古今集』 | 『古今集』に収められた人麻呂歌について精読する。 | |
| 5 | 第5回 | 中世の人麻呂信仰 | 人麻呂影供など中世における人麻呂信仰について概説する。 | |
| 6 | 第6回 | 歌学説と人麻呂 | 中世の歌学説における「ほのぼのと」歌の位置づけを論じる。 | |
| 7 | 第7回 | 月照寺の縁起 | 中世の明石における人麻呂信仰の状況と月照寺の起源について講義する。 | |
| 8 | 第8回 | 柿本神社の縁起 | 柿本神社の起源及び松平信之と西山宗因の交友について講義する。 | |
| 9 | 第9回 | 亀の碑読解(1) | 松平信之が柿本神社に建立させた「播州明石浦柿本大夫祠堂碑」の第一段を精読する。 | |
| 10 | 第10回 | 亀の碑読解(2) | 松平信之が柿本神社に建立させた「播州明石浦柿本大夫祠堂碑」の第二段を精読する。 | |
| 11 | 第11回 | 亀の碑読解(3) | 松平信之が柿本神社に建立させた「播州明石浦柿本大夫祠堂碑」の第三段を精読する。 | |
| 12 | 第12回 | 大和の柿本神社 | 松平信之が大和郡山藩に転封したのちも人麻呂に強い関心を抱きつづけたことを論ずる。 | |
| 13 | 第13回 | 千年忌と神位授与 | 人麻呂千年忌(1723年)前後の柿本神社の活動及び文事について講義する。 | |
| 14 | 第14回 | 人麻呂の大和島歌 | 『万葉集』に収められた人麻呂の大和島歌がその後どのように受容されたかを論ずる。 | |
| 15 | 第15回 | まとめ | 講義全体を振りかえり、あらためて問題点と課題を論じた上で、レポート執筆について説明する。 |