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| 科目一覧へ戻る | 2025/07/08 現在 |
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開講科目名 /Class |
製剤学Ⅱ[19~24]/Physical Pharmaceutics Ⅱ |
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授業コード /Class Code |
B410492003 |
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ナンバリングコード /Numbering Code |
PHMd056 |
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開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
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開講所属 /Course |
薬学部/Pharmaceutical Sciences |
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年度 /Year |
2025年度/Academic Year |
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開講区分 /Semester |
後期/AUTUMN |
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曜日・時限 /Day, Period |
金1(後期)/FRI1(AUT.) |
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単位数 /Credits |
1.5 |
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主担当教員 /Main Instructor |
市川 秀喜/ICHIKAWA HIDEKI |
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遠隔授業 /Remote lecture |
No |
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教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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| 市川 秀喜/ICHIKAWA HIDEKI | 薬学部/Pharmaceutical Sciences |
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授業の方法 /Class Format |
対面授業(講義) |
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授業の目的 /Class Purpose |
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は選択必修科目であり3年次に配当している。 この科目は、薬学部のディプロマ・ポリシーの「3、4(2023年度以降入学生)」、「2、3(2022年度以前入学生)」を目指す。 ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針) 医薬品は原薬(有効成分の本体、主薬とも称する)そのままで⽤いられることは稀であり、通常、その作⽤を最も効果的に発揮させ、投与が確実になされる形態とするために顆粒剤,錠剤あるいは注射剤などの剤形に仕⽴てる⽬的で製剤化が施される。本科⽬では、こうした製剤の設計、製剤化過程において遭遇する諸問題、製剤の物性の解析に必要な知識と技術を各種剤形と関連付けて学ぶ。医薬品の剤形は、⽇本薬局⽅製剤総則に記載されている75種が基本である。これらのうち、「製剤学Ⅱ」では主に散剤、顆粒剤、錠剤などの固形製剤および坐剤や軟膏剤などに代表される半固形製剤について、それらの設計や評価の基礎となる粉体やレオロジーを学ぶ。さらに、各剤形の定義と特徴、用いられる添加剤、製造法・製造工程や製剤機械、包装・容器、製剤に関連する日局規定の一般試験法についても総合的に学ぶ。 |
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到 達 目 標 /Class Objectives |
薬学教育モデル・コア・カリキュラム(平成25年度改訂版)対応 以下の各SBOsを到達目標とする。 C2-(4)-④-2 粉末X線回折測定法の原理と利用法について概説できる。 C2-(4)-⑤-1 熱重量測定法の原理を説明できる。 C2-(4)-⑤-2 示差熱分析法および示差走査熱量測定法について説明できる。 E5-(1)-①-1 粉体の性質について説明できる。 E5-(1)-①-2 結晶(安定形や準安定形)や非晶質、無水物や水和物の性質について説明できる。 E5-(1)-①-3 固形材料の溶解現象(溶解度、溶解平衡など)や溶解した物質の拡散と溶解速度について説明できる。 E5-(1)-①-5 固形材料の溶解度や溶解速度を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 E5-(1)-②-1 流動と変形(レオロジー)について説明できる。 E5-(1)-④-1 製剤分野で汎用される高分子の構造を理解し、その物性について説明できる。 E5-(1)-④-3 薬物の安定性を高める代表的な製剤的手法を列挙し、説明できる。 E5-(2)-①-1 製剤化の概要と意義について説明できる。 E5-(2)-①-2 経口投与する製剤の種類とその特性について説明できる。 E5-(2)-①-3 粘膜に適用する製剤(点眼剤、吸入剤など)の種類とその特性について説明できる。 E5-(2)-①-5 皮膚に適用する製剤の種類とその特性について説明できる。 E5-(2)-②-1 代表的な医薬品添加物の種類・用途・性質について説明できる。 E5-(2)-②-2 製剤化の単位操作、汎用される製剤機械および代表的な製剤の具体的な製造工程について説明できる。 E5-(2)-②-3 汎用される容器、包装の種類や特徴について説明できる。 E5-(2)-②-4 製剤に関連する試験法を列挙し、説明できる。 |
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授業のキーワード /Keywords |
【粉体】固体粒子の性質(結晶、結晶多形、非晶質、溶媒和物、共結晶、固体分散体)、固体粒子の評価(粉末X線回折、熱分析)、粒子径分布、粒子形状、粒子径測定法(顕微鏡法、ふるい分け法、小孔通過法、沈降法、レーザー回折・散乱法、動的光散乱法、比表面積測定法(ガス吸着法、空気透過法))、かさ密度測定法、粉体の性質(充填性、流動性(安息角、オリフィスからの流出速度、内部摩擦係数、ハウスナー比)、圧縮性、ぬれ(Youngの式、Washburnの式)、吸湿性(臨界相対湿度、エルダーの仮説) 【レオロジー】弾性(フックの法則)、粘性(ニュートンの粘性法則、絶対粘度、動粘度、相対粘度、比粘度、還元粘度、アンドレードの式)、粘度測定法(毛細管粘度計、回転粘度計)、粘弾性(マックスウェルモデル、フォークトモデル、クリープ、応力緩和)、流動曲線、非ニュートン流動(ビンガム流動、擬塑性流動、準粘性流動、ダイラタント流動、チキソトロピー)、高分子の構造と性質(ゲル化、相分離、コアセルベーション、極限粘度) 【製剤工程】単位操作(粉砕、分級、混合、練合、溶融、造粒、乾燥、圧縮成形、コーティング、カプセル充填)、製剤機械、製剤工程 【製剤添加物】固形製剤用(賦形剤、結合剤、崩壊剤、滑沢剤、コーティング剤、着色剤、矯味剤・矯臭剤)、半固形製剤用(油脂性基剤、乳剤性基剤、水溶性基剤、ゲル基剤、貼付剤用基剤) 【容器・包装】製剤包装通則、包装適格性、PTP、SP、バラ包装、ピロー包装、チューブ、坐剤用コンテナ 【製剤試験法】 製剤均一性試験法、崩壊試験法、溶出試験法、製剤の粒度の試験法、制酸力試験法、粘着力試験法、皮膚に適用する製剤の放出試験法、眼軟膏剤の金属性異物試験法、半固形製剤の流動学的試験法 |
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授業の進め方 /Method of Instruction |
授業計画に従って12回にわたり、学修項目の解説を行います。また、小テストや授業時に行う予定の演習課題への取り組みを通じて、自身の知識のアウトプットの確認も行います。 学習支援(講義内容の補足、資料の配布、小テストなど)のため、本学の学習管理システム(LMS; Moodle等)を利用します。 |
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履修するにあたって /Instruction to Students |
本科目は、「物理化学Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」で修得した知識の実際的な応用に関わる内容です。また、「日本薬局方Ⅰ」の内容からより深く踏み込んだ知識の修得を目的としています。したがって、受講前にこれらの科目で学んだ内容を習熟しておくことが必須です。 オフィスアワー:随時(不在の時もありますので、事前に電子メール(ichikawa@pharm.kobegakuin.ac.jp)でアポイントメントを取ることを勧めます)。 |
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授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
毎授業で本学のLMSを利用して事前に授業動画を配信しますので、必ず視聴し、予習をしてください(目安として1.5時間)。また、毎授業で小テストを実施します。実施方法はLMSで説明しますので、見落としの無いようにしてください。 |
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提出課題など /Quiz,Report,etc |
授業時に指示します。 |
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成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
<成績評価方法> 毎授業で実施する小テスト〔20%〕および全講義終了後に実施する定期試験〔80%〕の成績に基づいて評価します。 <定期試験> 範囲:第1回〜第12回の講義内容全て 形式:①語群選択式問題(10問、マーク式解答)、②正誤選択式問題(20ー25問、マーク式解答)、③計算問題(5問程度、記述またはマーク式解答)、④論述またはデータ解析問題(1ー2問、記述式解答) 採点基準(記述式): 論述問題は、用語、事項について重要なキーワードを用いて説明を求める。 ・重要なキーワードを用いて、的確に説明できている(100%) ・重要なキーワードを記述しているが、説明に誤った記述や不十分な説明がある(50%) ・的確な説明はされているが、キーワードに漏れや軽微な誤記・脱字が含まれる(50%) ・キーワードが正しく列挙できていない、説明ができていない(0%) データ解析問題は提示されたデータに基づき作図や計算値算出等を求める。 ・データのグラフ化や計算値の算出を正しく行い、的確な解析ができている(100%) ・データのグラフ化は正しくできているが、計算値の算出に軽微な誤りが含まれる(50%) ・計算値は正しく算出できているが、作図方法に誤りがある(50%) ・データの作図方法に誤りがある、計算値の算出方法に誤りがある(0%) |
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テキスト /Required Texts |
講義はパワーポイントスライドを用いて行います。スライドのプリント冊子をテキストとして配布します。 副テキストとして、2年次で使用した平野裕之・市川秀喜・著『HANDY INTELLIGENCE 日本薬局方18局準拠版』京都廣川書店を使用します。 |
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参考図書 /Reference Books |
①尾関哲也・井上勝央・著『最新薬剤学第11版』廣川書店、②竹内洋文・有馬英俊・平山文俊・山本浩充・編『最新製剤学 第4版』廣川書店、③原島秀吉・伊藤智夫・寺田勝英・伊藤清美・編『パートナー薬剤學 改訂第4版』南江堂 |
| No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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| 1 | 第1回 | 固形製剤の基礎 — 粉体(その1) | 固体粒子の集合体である粉体は、多くの製剤に関わっており、中でも固形製剤には最も深いかかわりを持ち、その性質の正確な理解が固形製剤の製造の基本となる。ここでは、粉体を構成する個々の粒子の物理化学的な性質(結晶、非晶質、ガラスなど)とその測定法(粉末X線回折、熱分析など)、さらに固体粒子の分子集合状態と溶解性や安定性の関係について学ぶ。 E5-(1)-①-2 E5-(1)-①-3 E5-(1)-①-5 E5-(1)-④-3 C2-(4)-④-2 C2-(4)-⑤-1 C2-(4)-⑤-2 |
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| 2 | 第2回 | 固形製剤の基礎 — 粉体(その2) | 粉体を構成する個々の粒子の重要な性質である粒子径およびその測定法について学ぶ。 E5-(1)-①-1 |
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| 3 | 第3回 | 固形製剤の基礎 — 粉体(その3) | 粉体の集合体としての性質(粒子径分布、粒子密度、粒子形状、表面積、流動性、充填性、ぬれ、吸湿性、圧縮性)について学ぶ。 E5-(1)-①-1 |
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| 4 | 第4回 | 固形製剤とは — 代表的な剤形 | 代表的な固形製剤(経口投与する散剤、顆粒剤、錠剤、カプセル剤など、口腔内に適用するトローチ剤など)の特徴について学ぶ。 E5-(2)-①-1 E5-(2)-①-2 E5-(2)-①-3 |
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| 5 | 第5回 | 固形製剤をつくる — 製剤工程と製剤機械(その1) | 散剤、顆粒剤の製法(製造工程、単位操作、製剤機械)について学ぶ。 E5-(2)-②-2 |
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| 6 | 第6回 | 固形製剤をつくる — 製剤工程と製剤機械(その2) | 錠剤、カプセル剤の製法(製造工程、単位操作、製剤機械)について学ぶ。 E5-(2)-②-2 |
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| 7 | 第7回 | 固形製剤をつくる — 製剤添加物 | 固形製剤に用いられる製剤添加物について学ぶ。 E5-(1)-④-1 E5-(2)-②-1 |
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| 8 | 第8回 | 固形製剤をつくる — 品質の保証 | 固形製剤に関連する日本薬局方一般試験法および容器・包装について学ぶ。 E5-(2)-②-3 E5-(2)-②-4 |
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| 9 | 第9回 | 半固形製剤の基礎 — レオロジー | レオロジーは、物質の変形と流動を取り扱う学問であり、坐剤や軟膏剤などの半固形製剤の性質を理解するうえで重要になる。ここでは、その基本的な概念とそれに関わる弾性、粘性、粘弾性の代表的な力学モデルについて学ぶ。また、粘弾性は、高分子にみられる特有の力学的性質であり、製剤の目的に応じて広く利用されることから、高分子の構造とその物性についても学ぶ。 E5-(1)-②-1 E5-(1)-④-1 |
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| 10 | 第10回 | 半固形製剤とは — 代表的な剤形 | 代表的な半固形製剤(軟膏剤、クリーム剤、ゲル剤、貼付剤、坐剤、眼軟膏剤(無菌製剤)など)の特徴について学ぶ。 E5-(1)-②-1 E5-(2)-①-2 E5-(2)-①-3 E5-(2)-①-5 |
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| 11 | 第11回 | 半固形製剤をつくる — 製法と製剤添加物 | 代表的な半固形製剤に用いられる製剤添加物、および製剤の製法、製造工程について学ぶ。 E5-(1)-④-1 E5-(2)-②-1 E5-(2)-②-2 |
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| 12 | 第12回 | 半固形製剤をつくる — 品質の保証 | 代表的な半固形製剤の試験法および容器・包装について学ぶ。 E5-(2)-②-3 E5-(2)-②-4 |